JIS K7014:1997 pdfダウンロード
JIS K7014:1997 pdfダウンロード。繊維強化プラスチック管継手 Fittings and joints for fibre reinforced plastic pipes
1. 適用範囲
この規格は,流体を搬送するのに使用される標準的な繊維強化プラスチック管(以下,管という。)の継手(以下,管継手という。)について規定する。 なお,最高使用圧力は,液体の場合は2MPa,気体の場合は1MPaとする。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS B 0151 鉄鋼製管継手用語 JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7507 ノギス
JIS K 6900 プラスチック−用語
JIS K 6919 繊維強化プラスチック用液状不飽和ポリエステル樹脂
JIS K 7010 繊維強化プラスチック用語
JIS K 7012 ガラス繊維強化プラスチック製耐食貯槽
JIS K 7013 繊維強化プラスチック管
JIS K 7052 ガラス繊維強化プラスチックの繊維含有率測定方法
JIS K 7054 ガラス繊維強化プラスチックの引張試験方法
JIS K 7055 ガラス繊維強化プラスチックの曲げ試験方法
JIS K 7060 ガラス繊維強化プラスチックのバーコル硬さ試験方法
JIS K 7070 繊維強化プラスチックの耐薬品性試験方法
JIS K 7074 炭素繊維強化プラスチックの曲げ試験方法
JIS K 7075 炭素繊維強化プラスチックの繊維含有率及び空洞率試験方法
JIS R 3411 ガラスチョップドストランドマット
JIS R 3412 ガラスロービング
JIS R 3415 ガラステープ
JIS R 3416 処理ガラスクロス
JIS R 3417 ガラスロービングクロス JIS R 6252 研磨紙 JIS Z 8401 数値の丸め方 2. この規格の対応規格を,次に示す。
ISO/DIS 7370 : 1996 Glass-reinforced thermosetting plastics (GRP) pipes and fittings−Specifications for nominal sizes, diameter series, nominal pipe lengths and tolerances ISO/FDIS 8483 : 1997 Glass-reinforced thermosetting plastics (GRP) pipes and fittings−Test method to prove the design of bolted flange joints
参考 管継手は,その材料の積層構成によって,周方向内圧強さや軸方向引張強さなどの機械的特性を大きく変えることが可能であり,この規格に示す管継手以外にも各種の特性をもった管継手を製作することができる。用途に応じた特別の要求がある場合には,受渡当事者間で検討して決めて差し支えない。
2. 用語の定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0151, JIS K 6900, JIS K 7010及びJIS K 7012によるほか,次のとおりとする。
(1) チーズ 三つの管をT字状に接続するために用いるT形の管継手。 (2) 異径管継手 二つ以上の異なる径の呼びをもつ管継手。
(3) 接合方法 管を管,管継手又は機器と接続する方法。
(4) テーパリング 鋼製丸フランジを用いて,管を接合する場合に管端部に差込接合する強化プラスチック製テーパコア。
(5) コアーリング 鋼製丸フランジを用いて,管を接合する場合に管端部に差込接合する強化プラスチック製コア。
(6) ソケット付フランジ 管端部に差込接合し,フランジ接合する場合に用いる強化プラスチック製フランジ。
(7) 短管付フランジ 管端部に突合せ(バット)接合し,フランジ接合する場合に用いる強化プラスチック製フランジ。
(8) レジューサ 径の異なる管を直線的に接合するために用いる管継手。
(9) ソケット 管を直線的に接合するために用いる差込式の管継手。 (10) 一体継手 1個の型によって一体で成形した管継手。
(11) マイター継手 管を所定の形状に切断して二次加工し,突合せ接合した管継手。
3. 種類
3.1 耐食層厚さ及び試験内圧による種類 管継手の種類は,耐食層厚さ及び試験内圧によって表3.1のとおりに区分する。
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