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JIS B7411:1997 pdfダウンロード

JIS 10-01
JIS B7411:1997 pdfダウンロード

JIS B7411:1997 pdfダウンロード。一般用ガラス製温度計−第 1 部:一般計量器Glass thermometers for general-Part 1: General measuring instruments
1 適用範囲
この規格は,目盛範囲が−100 ℃〜+500 ℃の棒状又は二重管の液体封入ガラス製温度計(以下,温度計という。)で,かつ,棒状については全浸没用又は部分浸没用,二重管については全浸没用に目盛られた一般用の温度計について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。ISO 1770:1981,Solid-stem general purpose thermometersISO 1771:1981,Enclosed-scale general purpose thermometers(全体評価:MOD)なお,対応の程度を表す記号MODは,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき, 修正していることを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。JIS Z 8103 計測用語
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8103 によるほか,次による。
3.1温度目盛国際度量衡総会(CGPM)によって採択された国際温度目盛の定義で定めたセルシウス度目盛。
3.2浸没
3.2.1完全浸没
温度計全体を測定対象(媒体)に浸すこと。
3.2.2全浸没温度計の球部下端から感温液柱頂部までを,測定対象(媒体)に浸すこと。温度計の液柱頂部が測定しようとする温度媒体の表面と同一面,又は 2 目盛以上上方にならないように浸せきされている状態。
3.2.3部分浸没温度計の球部下端から指定された位置までを,測定対象(媒体)に浸すこと。
3.3浸没線測定する温度に保つ部分の境界を表示する線。3.4毛細管封入された感温液が上昇又は下降する細い管。
3.5感温液温度に対応する膨張の度合いによって,毛細管中で温度を指示する温度計の球部に封入された液体。
3.6経年変化同じ温度に対する温度計の計量値が,年月の経過とともに変化する現象。
3.7器差計量値から真実の値を減じた値。
3.8補正値真実の値から計量値を差し引いた値。
4 種類
4.1 形式による区分 温度計は,型式・形状によって次の二つに区分する。
a)棒状温度計 棒状温度計は,下端に球部を溶着し,上端を溶封した管状の厚い壁の毛細管から構成する。表面に,適切な方法で,恒久的に目盛線などが消えないように印を付ける。
b)二重管温度計 二重管温度計は,目盛板に固定された毛細管をもつガラス細管及びそれらを封入して保護するガラス被覆管(以下,外管という。)によって構成する。ガラス細管の下端は球部に溶着し,上端は溶封する。外管の上端は,溶封,金属などの適切な材料のスリーブを取り付けて仕上げる。
4.2 浸没による区分 温度計は,浸没の状態によって次の三つに区分する。
a)完全浸没の温度計 完全浸没の状態で正しい示度を示すよう目盛られた温度計
b)全浸没の温度計 全浸没の状態で正しい示度を示すよう目盛られた温度計

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