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JIS M8121:1997 pdfダウンロード

JIS 10-01
JIS M8121:1997 pdfダウンロード

JIS M8121:1997 pdfダウンロード。鉱石中の銅定量方法 Methods for determination of copper in ores
1. 適用範囲
この規格は,鉱石中の銅定量方法について規定する。ただし,他の日本工業規格で銅定量方法が規定されている鉱石には適用しない。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0116 発光分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS M 8083 ばら積み非鉄金属浮選精鉱のサンプリング方法
JIS M 8101 非鉄金属鉱石のサンプリング,試料調製及び水分決定方法
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS Z 8401 数値の丸め方 JIS Z 8402 分析・試験の許容差通則
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 9599 : 1991 Copper, lead and zinc sulfide concentrates−Determination of hygroscopic moisture in the analysis sample−Gravimetric method ISO 10258 : 1994 Copper sulfide concentrates−Determination of copper content−Titrimetric methods
ISO 10469 : 1994 Copper sulfide concentrates−Determination of copper content−Electrogravimetric method
2. 一般事項
分析方法に共通な一般事項は,JIS K 0050,JIS K 0115,JIS K 0116及びJIS K 0121の規定による。
3. 分析試料の採り方及び取扱い方
3.1 試料の採取と調製 試料の採取と調製は,JIS M 8083又はJIS M 8101の規定による。
3.2 試料のはかり方 3.2.1 試料のはかり採り 試料のはかり採りは,化学はかりを用い,はかり方は,次のいずれかによる。
(1) 吸着水分補正法 吸着水分補正法は,附属書1又は附属書2による。
(2) 事前乾燥A法 事前乾燥A法は,次の手順によって行う。
(a) 平形はかり瓶(瓶及びふたの合計質量が20g以下のもの)をそのふたと共に,105±5℃に調節してある空気浴に入れて1時間乾燥しデシケーター中で常温まで放冷した後,平形はかり瓶とふたとの合計質量をはかる(1)。
(b) 各分析方法に規定された質量の分析試料を平形はかり瓶にはかり採り(1),平形はかり瓶のふたと共にあらかじめ105±5℃に調節してある空気浴に入れて2時間乾燥した後,平形はかり瓶にふたをしてデシケーター中で常温まで放冷する。平形はかり瓶のふたを少しずらし,直ちに元に戻して試料,平形はかり瓶及びそのふたの合計質量 (m1) を0.1mgのけたまではかる(2)。
(c) 乾燥した試料を各定量方法に規定されている容器に移しあけた後,直ちに空の平形はかり瓶及びそのふたの合計質量 (m2) を0.1mgのけたまではかる。 (d) 試料のはかり採り量は,次の式によって算出する。 m=m1−m2 ここに,
m: 試料のはかり採り量 (g)
m1: 乾燥した試料,平形はかり瓶及びふたの合計質量 (g)
m2: 空の平形はかり瓶及びふたの合計質量 (g)
注(1) ここでは正確にはかる必要はない。
(2) 規定の時間の乾燥で十分であることが確認されていない試料の場合には,試料,平形はかり瓶及びそのふたの合計質量をはかり,更に2時間乾燥しデシケーター中で放冷後,その質量をはかる。2時間の乾燥減量が0.5mg以下となるまで乾燥を繰り返す。
(3) 事前乾燥B法 事前乾燥B法は(3),次の手順によって行う。
(a) 分析試料5〜10gを平形はかり瓶(直径約50mmのもの)に移し入れ平らに広げた後,平形はかり瓶のふたとともにあらかじめ105±5℃に調節してある空気浴に入れて2時間乾燥する。空気浴から取り出し平形はかり瓶にふたをしてデシケーター中で常温まで放冷する(4)。
(b) デシケーターから平形はかり瓶を取り出し,直ちに各定量方法に規定された質量の試料を0.1mgのけたまではかり採る(5)。
注(3) この方法は吸湿性の激しい試料には適用できない。
(4) 規定の時間の乾燥で十分であることが確認されていない試料の場合には,試料,平形はかり瓶及びそのふたの合計質量をはかり,更に2時間乾燥しデシケーター中で放冷後,その質量をはかる。2時間の乾燥減量が1mg以下となるまで乾燥を繰り返す。
(5) ひょう量の都度,平形はかり瓶をデシケーターから取り出し,平形はかり瓶のふたを取り,速やかに試料をはかり採る。

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