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JIS Z8741:1997 pdfダウンロード

JIS 10-01
JIS Z8741:1997 pdfダウンロード

JIS Z8741:1997 pdfダウンロード。鏡面光沢度−測定方法 Specular glossiness−Methods of measurement
1. 適用範囲
この規格は,鉱工業製品の巨視的にみて平滑な表面の鏡面光沢度を測定する方法について規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS Z 8105 色に関する用語
JIS Z 8120 光学用語
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8701 色の表示方法−XYZ表色系及びX10Y10Z10表色系
JIS Z 8720 測色用の標準の光及び標準光源
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 2813 : 1994 Paints and varnishes−Determination of specular gloss of non-metallic paint films at 20°, 60° and 85° ISO 7668 : 1986 Anodized aluminium and aluminium alloys−Measurement of specular reflectance and specular gloss at angles of 20°, 45°, 60° or 85°
2. 用語の定義
この規格に用いる用語の定義は,JIS Z 8105及びJIS Z 8120によるほか,次による。
(1) 鏡面反射 鏡の面での反射のように反射の法則に従う光の反射。
(2) 拡散反射 鏡面反射を除いた拡散的な光の反射。
(3) 鏡面反射率 鏡面反射において反射放射束(又は,反射光束)の,入射放射束(又は,入射光束)に対する比。
(4) 鏡面光沢 主として鏡面反射光の強さによって定められる視知覚の属性。
(5) 鏡面光沢度 鏡面光沢の度合を測定して,数値で表したもの。
(6) 受光角 受光系の光軸と試料面の法線とがなす角。
3. 鏡面光沢度測定方法の種類
鏡面光沢度測定方法の種類は,表1による。
4. 測定方法
4.1 測定装置 鏡面光沢度は,図1に概念を示す装置によって試料面に規定された入射角で規定の開き角の光束を入射し,鏡面反射方向に反射する規定の開き角の光束を受光器で測る。 光源の開口S1はレンズL2の焦点位置にあるものとし,試料Tの位置に鏡面を置いたとき,S1の像が受光器の開口S2の中央に鮮明な像をつくるものとする。入射角θは,開口S1の中心とレンズL2の中心(レンズの主点)とを結ぶ線と,試料Tの法線とがなす角とする。
開き角α1,α2は,開口S1,S2をレンズL2,L3の位置で張る角,開き角α1’は開口S1の像S1’がレンズL3の位置で張る角とする。入射側及び受光側の光軸は,試料面で交わるものとする。ただし,開口S1は,その位置における光源フィラメントで代用してもよい。
4.2 測定条件 鏡面光沢度を測定する場合,光源には偏光性がないものを用い,光源と受光器には一般に標準の光D65(1)と,分光視感効率V (λ)(2)との組合せと等価のものを用いる。
注(1) JIS Z 8720の付表1(標準の光A,D65及びCの相対分光分布の値)参照。
(2) JIS Z 8701の付表1(XYZ系における等色関数)の等色関数y (λ) と同一である。 反射光束を測定する器具の指示値は,受光器に入射する光束に最大目盛値の1%以内の範囲で比例しなければならない。 また,光源による試料の照射面積の入射面に垂直方向の幅は,一般に10mm以上なければならない。測定装置の条件は,表2による。

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