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JIS R7231:1995 pdfダウンロード

JIS 10-02
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JIS R7231:1995 pdfダウンロード自焼式電極用ペーストの試験方法 Testing method for solderberg paste
1. 適用範囲
この規格は,自焼式電極用ペースト(以下,ペーストという。)の試験方法について規定する。ただし,アルミニウム電気分解に用いるペーストは除く。 備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS K 2275 原油及び石油製品水分試験方法
JIS K 2437 フェノール類(フェノール・クレゾール及びクレゾール酸・キシレノール酸)
JIS M 8812 石炭類及びコークス類−工業分析法
2. この規格の中で{ }を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,参考として併記したものである。
2. 試験項目
2.1 化学試験方法 灰分,水分,揮発分
2.2 物理試験方法 軟化度
3. 試料採取方法
3.1 ロットの大きさ 1ロットの大きさは,10〜15tとする。ただし,全量が10t未満の場合は,その全量を1ロットとする。
3.2 ロットからのサンプリング 1ロットからランダムに4インクリメントを採取する。1インクリメントの大きさは,約1kgとする。
4. 試料調製方法 3.によって採取したインクリメントは,ロットごとにまとめて二分し,それぞれ次の化学試験用及び物理試験用の試料とする。
4.1 化学試験用試料調製方法
4.1.1 破砕・縮分 化学試験用試料を15mm以下に破砕し,次にすり板上で5mm以下に粉砕する。粉砕した試料は,二分器により約1kgに縮分し,更に2mm以下に粉砕した後,約500gの二つの試料に分ける。
4.1.2 分析試料
4.1.1で得た試料の一つを2 000μmふるいを通過するように粉砕し,十分に混ぜ合わせて水分測定試料に当て,他の一つは,二分器で約125gに縮分した後0.5mm以下に粉砕し,更に二分器で約60gに縮分し,よく混合して揮発分及び灰分の分析試料とする。
4.2 物理試験用試料調製方法
4.2.1 破砕・縮分 物理試験用試料をできるだけ配合粒子を破壊しないように注意して25mm程度に破砕し,これを円すい四分法によって約500gに縮分する。
4.2.2 試料の成形 試料の成形は,次のとおりとする。
4.2.1によって採取した試料を長さ160mm,幅125mm及び深さ50mmの薄鉄板容器に入れる。
(2) JIS M 8812の
4.2.2(装置及び器具)に規定する乾燥装置をあらかじめ100〜140℃の範囲内の成形に適した温度に設定しておき,試料を入れた
(1)の容器をこの中に入れ,試料を加熱して軟化させる。 なお,加熱温度は,報告に明記する。
(3) 試料が軟化した後,試料を入れた容器を取り出し,十分に混ぜ合わせた後手早く約65gを量りとり,90〜100℃に予熱した金型に挿入し,押し棒で約490N {50kgf} の荷重をかけ,径25mm及び長さ約80mmになるように成形する。冷却後これを金型から取り出し,軟化度試験の試料とする。試料は,3個成形する(付図1)。
5. 化学試験方法
5.1 灰分定量方法
5.1.1 要旨 試料を空気中で800℃に加熱灰化し,残留する灰の量の試料に対する百分率をもって灰分とする。
5.1.2 装置 装置は,JIS M 8812の5.2(装置及び器具)による。
5.1.3 操作 操作は,次の方法による。
(1) あらかじめ恒量にしてある灰化容器に試料約1gを正確に量りとり,薄く広げる。
(2) 室温にした電気炉の,あらかじめ測定してある等温帯に灰化容器を入れる。
(3) 炉の扉を少し開けて電気炉に通電し,約60分間で500℃に昇温し,その後30〜60分間で800℃に昇温し,800±10℃に保持する。保持時間は,通常1時間でよいが,灰化が困難と思われるものの場合には,2〜3時間とする。
(4) 灰化が終了したら灰化容器を取り出し,最初は,冷たい金属板上で10分間,次いでデシケーター内で15〜20分間冷却する。
(5) 冷却後直ちに質量を量って灰の量を求める。
5.1.4 計算 灰分は,次の式によって算出し,小数点以下2けたに丸める。

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