JIS A5008:1995 pdfダウンロード
JIS A5008:1995 pdfダウンロード。舗装用石灰石粉 Limestone filler for bituminous paving mixtures
1. 適用範囲
この規格は,主として歴青舗装に用いる石灰石(1)の石粉について規定する。
注(1) ドロマイトを含む。
備考 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS A 1202 土粒子の密度試験方法 JIS R 5201 セメントの物理試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方 JIS Z 8801 試験用ふるい
2. 品質
2.1 石灰石粉は,石灰石を粉砕したもので,ごみ・どろ・有機物・微粒子の団粒などの有害量を含んでいてはならない。
2.2 水分は,1.0%以下でなければならない。
2.3 粒度は,表1の規定に適合しなければならない。
2.4 比重は,2.60以上とする。
3. 試験 3
.1 数値の丸め方 数値の丸め方は,JIS Z 8401による。
3.2 試料 試料は,その平均品質を表すように採取し,よく混合して,円すい四分法などによって約500gに縮分する。 採取した試料は,外気の影響を受けない気密の容器に保存する。
3.3 試験方法
3.3.1 水分 試料約100gを0.1gまで正しく量りとり,試料が均等の厚さになるように広げ,恒温乾燥器に入れ105〜110℃で恒量になるまで乾燥した後,デシケータ中で室温まで冷却後,質量を量る。 水分は,次の式によって算出し,小数点以下1けたに丸める。
3.3.2 粒度 ふるい分けは,JIS Z 8801に規定する標準網ふるい600μm,150μm及び75μmのふるいを用いる。 試料は,105〜110℃で恒量となるまで乾燥した後,デシケータ中で室温まで冷却後,約50gを0.1gまで正しく量りとる。 次に,静かにふるいを回しながら微粉末を通過させた後,片手で10秒間約25回の速さでふるい枠をたたく。25回たたくごとにふるいを約61回転させる。
粉末の凝集したものは,指,毛ばけなどで枠に軽くすりつけてつぶす。 このようにして1分間の各ふるい通過量が0.1g以下となったとき,ふるうのをやめて,ふるい上残分の質量を量る。 各ふるいの通過質量百分率は,次の式によって算出し整数に丸める。
- Previous:JIS A5003:1995 pdfダウンロード
- Next:JIS A5102:1995 pdfダウンロード