JIS A5003:1995 pdfダウンロード
JIS A5003:1995 pdfダウンロード。石材 Stones
1. 適用範囲
この規格は,主として土木,建築に使用する天然産の石材について規定する。 なお,天然スレート,割ぐり石,軌道用敷石及び道路用石材を除く。 備考 この規格の中で { } を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるもので,参考値である。
2. 欠点及び等級
2.1 欠点に関する用語の意義 そり 石材の表面及び側面における曲がりをいう。
き裂 石材の表面及び側面におけるひび割れをいう。 むら 石材の表面の部分的な色調の不ぞろいをいう。
くされ 石材中の簡単に削り取れる程度の異質部分をいう。
欠け 石材のみえがかり面のりょう角部の小さい破砕をいう。 へこみ 石材の表面のくぼみをいう。
はん点 石材の表面の部分的に生じたはん点状の色むらをいう。
穴 石材の表面及び側面に現れた穴をいう。 しみ 石材の表面に他の材料の色の付いたものをいう。
2.2 石材の欠点は,次のとおりとする。 寸法の不正確,そり,き裂,むら,くされ,欠け,へこみ 軟石では,上記のほかはん点及び穴 化粧用では,更に色調又は組織の不ぞろい及びしみ
2.3 石材の品質は産地及び岩石の種類ごとに,それぞれ,1等品,2等品及び3等品とし,その区分は表1のとおりとする。
3. 石材の分類
3.1 石材は,次の項目によって分類する。
(1) 岩石の種類
(2) 形状
(3) 物理的性質
3.2 岩石の種類による分類 石材は,その岩石の種類によって次のとおり区分する。
(1) 花こう岩類
(2) 安山岩類
(3) 砂岩類
(4) 粘板岩類
(5) 凝灰岩類
(6) 大理石類及びじゃ紋岩類
3.3 形状による分類 石材はその形状によって次のとおり区分する。
(1) 角石
(2) 板石
(3) 間知石
(4) 割石
3.4 物理的性質による分類 石材は,その圧縮強さによって表2のとおり硬石,準硬石及び軟石に区分する。
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