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JIS X5263:1993 pdfダウンロード

JIS 10-07
JIS X5263:1993 pdfダウンロード

JIS X5263:1993 pdfダウンロード。光ファイバ分散データ インタフェース (FDDI) −第3部 トークンリング 物理層の媒体依存部 (PMD) Information processing systems− Fibre Distributed Data Interface (FDDI) − Part 3:Physical Layer Medium Dependent (PMD)
1. 適用範囲 この規格は,FDDIの物理層の媒体依存部 (PMD) の要件を規定する。 FDDIは,光ファイバを伝送媒体としてリング状のネットワークを構成し,コンピュータ及び周辺装置の広帯域(100メガビット/秒)のはん(汎)用相互接続を提供する。FDDIは,約80メガビット/秒(10メガバイト/秒)の転送速度を維持するように構成できる。ただし,FDDIは,バッファをもたない高速装置の応答時間を満足しない場合がある。FDDIは,数キロメートルの範囲に分散する多くのFDDIのノード(局)を相互に接続する。
FDDIに関する省略時値は,物理リンクの数が1 000個以下(局数にして500局以下に相当する。)で,かつ光ファイバの総パス長が200km以下(2心光ファイバケーブルの総パス長にして100km以下に相当する。)の構成からなるリングが動作するように定めた。 FDDIは,次のとおり構成する。
(a) 物理層 (PL) は,次の二つの副層からなる。
(1) 物理層の媒体依存部 (PMD) は,FDDIネットワークにおけるノード間のディジタルベースバンドによるポイントツーポイント通信を規定する。PMDは,符号化されたビットストリームをノード間で転送するために必要なサービスを規定する。さらにPMDは,媒体インタフェースコネクタ (MIC) の両側の局及び光ファイバケーブル設備に対する相互接続性の要件を規定する。PMDは,次の要件を含む。 − 62.5/125マイクロメートル (μm) 光ファイバケーブル(50/125μmの光ファイバケーブルについても参考として示す。)及び光バイパススイッチを使った光ファイバケーブル設備に対する光パワー配分 参考 62.5/125μm及び50/125μmのように,光ファイバケーブルの径を“コア径/クラッド径”の形式で示す。
− MICレセプタクルのキー付与法を含む機械的かん合
− 62.5/125μmの光ファイバケーブル − PMDがPHY及びSMTに提供するサービス
(2) 物理層プロトコル (PHY) は,PMDとデータリンク層 (DLL) とを結合する。PHYは,上流局からのコードビットストリームに対してクロック同期を確立し,さらに,この入力コードビットストリームを上位層が利用できるシンボルストリームに復号する。PHYは,データシンボル及び制御指示子シンボルとコードビットとの間の符号化及び復号,媒体の調整及び初期化,入力コードビットと出力コードビットとのクロックの同期,並びに上位層との間の情報伝送に必要なオクテット境界の識別について規定する。PHYは,インタフェースの媒体上で送信する情報をグループ化伝送路符号に符号化する。
(b) データリンク層 (DLL) は,媒体のアクセスを制御し,上位層に有効なデータを正しく伝えるためにフレーム検査シーケンスを生成・検査する。さらにDLLは,装置アドレスの生成・認識及びFDDIネットワーク内の同位層間でのアソシエーション確立を行う。この規格でDLLを参照するときは,DLLの最下位副層である媒体アクセス制御 (MAC) エンティティの用語を使用する。
(c) 局管理 (SMT) は,リング上のノードがFDDIの各層の中の処理を管理するためにノード段階で必要な制御を行う。SMTは,構成管理,障害の局所化及び復旧,スケジューリング手順の制御などのサービスを規定する。
参考 ISO/IEC JTC1はSMTの規格をISO/IEC 9314規格群に追加する予定である。 この規格は,JIS X 5261とともに使用する。 SMTの規格は,FDDIのノード及びネットワークの構成に関する情報を規定する。 この規格を含む次の一連の規格(以下,規格群という。)は,FDDIの各実装方法の相互運用性を確保するために必要なインタフェース,機能及び操作を規定する。
JIS X 5261 光ファイバ分散データインタフェース (FDDI) −第1部 トークンリング物理層プロトコル (PHY)
JIS X 5262 光ファイバ分散データインタフェース (FDDI) −第2部 トークンリング媒体アクセス制御 (MAC) JIS X 5263 光ファイバ分散データインタフェース (FDDI) −第3部 トークンリング物理層の媒体依存部 (PMD) この規格は,FDDIの機能を規定する。実装方法としては,相互運用性を阻害しない限りどのような設計手法を用いてもよい。
2. 引用規格
この規格で引用する規格は,次のとおりとする。

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