JIS T5905:1993 pdfダウンロード
JIS T5905:1993 pdfダウンロード。歯科用ハンドピース− ホースコネクタ−形状及び寸法 Dentistry-Hose connectors for air driven dental handpieces
1 適用範囲
この規格は,空気駆動の歯科用ハンドピース及びモータと,水,空気及び光を供給し排気を行う歯科用ユニットとの間の4種類のホースコネクタについて規定する。 この規格は,歯科用ユニットからのホースと空気駆動の歯科用ハンドピースとの間の,信頼性のある互換性を得るために適用する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 9168:2009,Dentistry−Hose connectors for air driven dental handpieces(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0205-2 一般用メートルねじ−第2部:全体系
注記 対応国際規格:ISO 261,ISO general purpose metric screw threads−General plan(IDT)
JIS T 5701 歯科用ユニット−一般要求事項及び試験方法
注記 対応国際規格:ISO 7494-1,Dentistry−Dental units−Part 1: General requirements and test methods(MOD)
JIS T 5912 歯科−ハンドピース及びモータ
ISO 1942,Dentistry−Vocabulary 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,ISO 1942によるほか,次による。
3.1 ホースコネクタ(hose connector)
ホースをハンドピース及びモータとつな(繋)げられるようにする接続部。
4 分類
この規格では,空気駆動の歯科用ハンドピースのホースコネクタを,次の4種類に分類する。 − タイプ1:二つ又は三つのホールをもち,接続ねじ部が9/16-40UNSであるコネクタ − タイプ2:四つ又は五つのホールをもち,接続ねじ部が0.555-36UNSであるコネクタ − タイプ3:四つのホール及び電気接点をもち,接続ねじ部が0.555-36UNSであるコネクタ − タイプ4:三つのホールをもち,接続ねじ部がJIS B 0205-2に適合したM12×0.5であるコネクタ
5 要求事項
5.1 一般 空気駆動の歯科用ハンドピースのホースコネクタは,歯科用ハンドピースの特定部分である。
歯科用ハンドピースに対する要求事項は,関係する製品規格に規定されている。 なお,クイックジョイント方式のコネクタ(カプラ)は,5.3を除き,JIS T 5912の5.15.2(空気駆動のハンドピース及びモータのホースへの接続)などの個別規格による。
注記 歯科用ハンドピースが関係する製品規格は,例えば,JIS T 5912である。
5.2 寸法 寸法,ホールの配置及び各ホールの用途は,図1〜図4による。 タイプ1,タイプ2,タイプ3のねじ部特性は,表1による。 タイプ4(M12×0.5)のねじ部特性は,JIS B 0205-2に従う。 試験は,7.1による。
5.3 再処理に対する耐久性 ホースコネクタは,製造販売業者が取扱説明書に定める再処理サイクルに,最低250回,外見及び性能が劣化することなく,耐えなければならない。 器具に永久固定されていない,光を供給する又は供給しないクイックジョイント方式のコネクタ(カプラ)は,製造販売業者が取扱説明書に示す再処理手順に耐えなければならない。この場合,JIS T 5701の該当箇条による。
注記1 再処理とは,洗浄,消毒,滅菌などをいう。
注記2 JIS T 5701:2014では5.1.5で規定している。 試験は,7.2による。
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