JIS R3204:1994 pdfダウンロード
JIS R3204:1994 pdfダウンロード。網入板ガラス及び線入板ガラス Wired glass
1 適用範囲
この規格は,建築物の窓などに使用する網入板ガラス及び線入板ガラス(以下,網入,線入板ガラスという。)について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7516 金属製直尺
JIS C 1605 シース熱電対
JIS G 0203 鉄鋼用語(製品及び品質)
JIS Z 8401 数値の丸め方
ISO 834-1,Fire-resistance tests−Elements of building construction−Part 1: General requirements 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1 網入板ガラス 線径0.4 mm以上のJIS G 0203に規定される金属製の網が,ガラス内部に挿入されている板ガラス。金属製の網は品質向上のため,めっきを施す場合もある。主たる機能に防火性があり,箇条8の防火性をもつもの。 3.2 線入板ガラス 金属製の線が,製品の1辺と平行にガラス内部に挿入されている板ガラス[図1 c)参照]。箇条8の防火性は要求されていない。
3.3 網入磨き板ガラス及び線入磨き板ガラス 圧延ロールによる成形の後,両面を磨き,ガラス表面が平滑にされている網入,線入板ガラス。総称して,網入,線入磨き板ガラスという。
3.4 網入型板ガラス及び線入型板ガラス 圧延ロールによる成形によって,ガラス表面に型模様がある網入,線入板ガラス。総称して,網入,線入型板ガラスという。
3.5 かく(角)網入板ガラス 網入板ガラスの一種であり,四角形網目の金属製の網の辺が,製品の辺と平行にガラス内部に挿入されている板ガラス[図1 a)参照]。
3.6 ひし(菱)網入板ガラス 網入板ガラスの一種であり,四角形網目の金属製の網の対角線が,製品の辺と平行にガラス内部に挿入されている板ガラス[図1 b)参照]。
3.7 点状欠点 泡及び異物。
3.8 球状又は半球状点状欠点 長径と短径との比率が2倍以内の点状欠点。
3.9 だ(楕)円状点状欠点 長径と短径との比率が2倍を超える点状欠点。
3.10 線状・帯状欠点 筋,きじむら,きずなどガラスの内部又は面上に存在する線状又は帯状の欠点。
3.11 核 明確な境界をもつ泡本体及び異物本体。
3.12 ひび 割れ目。
3.13 模様不良 網入,線入型板ガラスの表面の型模様の不良。
3.14 厚さ 網入,線入型板ガラスの表面の型模様の最も高い部分から反対面までの距離。
3.15 押縁 ガラスの四周を押え,ガラスを周壁に取り付けるための部材。
3.16 かかり代 ガラスを押縁にはめ込んだ状態において,押縁にのみ込まれるガラスの寸法。
3.17 はめ込み材 ガラスと押縁との隙間に納め,ガラスを固定する部材。
3.18 セッティングブロック ガラスの下辺に配置して周壁とガラスとが接触することを防止し,かつ,かかり代を確保するために使用される部材。
4 種類 種類は,網又は線の形状,板の表面の状態及び厚さの呼びによって表1のとおり区分する(図1参照)。
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