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JIS K8109:1994 pdfダウンロード

JIS 10-07
JIS K8109:1994 pdfダウンロード

JIS K8109:1994 pdfダウンロード。2-アミノエタノール(試薬) 2-Aminoethanol (Reagent)
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる2-アミノエタノール1) について規定する。
注1) 別名:モノエタノールアミン 警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,SDS(安全データシート),MSDS(化学物質等安全データシート:JIS Z 7250‐2012年廃止,猶予期間2016年まで)などを参考にして各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。 なお,2-アミノエタノールは,引火性があるので火気に注意する。また,有害なので,蒸気の吸入,粘膜・皮膚への付着などを避ける。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0062 化学製品の屈折率測定方法
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0114 ガスクロマトグラフィー通則
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8101 エタノール(99.5)(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8392 サリチル酸(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
3 種類 種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状 2-アミノエタノールは,無色から薄い黄色の粘性のある液体で,吸湿性があり,二酸化炭素を吸収する。水及びエタノールに極めて溶けやすい。 密度は約1.01 g/ml,凝固点は約10 ℃,沸点は約171 ℃である。水溶液は,アルカリ性である。
4.2 定性方法 試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117に従って測定すると,波数3 354 cm-1,2 928 cm-1,2 861 cm-1,1 599 cm-1,1 458 cm-1,1 357 cm-1,1 079 cm-1,1 037 cm-1,956 cm-1及び868 cm-1付近に主な吸収ピークを認める。試料調製をJIS K 0117の5.4 a)(液膜法)によって行い,窓板に臭化カリウムを用いたときの赤外吸収スペクトルの例を図1に示す。

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