JIS G3109:1994 pdfダウンロード
JIS G3109:1994 pdfダウンロード。PC鋼棒 Steel bars for prestressed concrete
1 適用範囲 この規格は,主としてポストテンション方式によるプレストレストコンクリートに用いるPC鋼棒(以下,鋼棒という。)について規定する。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法 JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件 JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書 JIS Z 2241 金属材料引張試験方法 JIS Z 2276 金属材料の引張リラクセーション試験方法 JIS Z 8401 数値の丸め方 3 種類,種類の記号及び呼び名 3.1 種類及び種類の記号 鋼棒は,丸鋼と異形棒鋼とに区分する。鋼棒の種類は,6種類とし,その種類の記号は,表1による。
3.2 呼び名 鋼棒の呼び名は,表2及び表3による。
4 製造方法 鋼棒は,キルド鋼を熱間圧延した材料を用いて,引抜き,ホットストレッチング1),熱処理又はこれらの組合せによって製造する。
注1) 熱処理及び引張応力の付与を個別又は同時に行う処理
5 化学成分 鋼棒は,9.2の試験を行い,その溶鋼分析値は,表4による。ただし,必要に応じて表4にない元素を添加してもよい。
6 機械的性質 鋼棒の機械的性質は,9.3の試験を行い,その値は,表5による。
7 形状,寸法及び単位質量
7.1 形状 鋼棒の形状は,次による。
a) 鋼棒は,棒状又はコイル状とする。
b) 異形棒鋼は,ねじ状の節(突起)をもつ形状とする。また,ねじ状の節は,緊張後の定着及び機械継手のときに適用できる形状とする。参考として,附属書Aに異形棒鋼の形状の例を示す。
7.2 寸法及び単位質量 鋼棒の寸法及び単位質量は,次による。
a) 丸鋼の径,径の許容差及び公称断面積は,表6による。丸鋼の寸法測定は,9.4による。
b) 異形棒鋼の公称直径,公称断面積,単位質量,節高さ及び節間隔の最大値は,表7による。異形棒鋼の単位質量,節高さ及び節間隔の測定は,9.4による。 なお,節高さ及び節間隔の測定部位の例を,附属書Aに示す。
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