JIS R2553:1992 pdfダウンロード
JIS R2553:1992 pdfダウンロード。キャスタブル耐火物の強さ試験方法 Testing method for crushing strength and modulus of rupture of castable refractories
1. 適用範囲
この規格は,キャスタブル耐火物及び軽量キャスタブル耐火物(以下,キャスタブル耐火物という。)の養生後,乾燥後及び焼成後の曲げ強さ並びに圧縮強さの試験方法について規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS R 2551 キャスタブル耐火物の試験試料採取方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8801 標準ふるい
2. この規格の中で { } を付けて示してある単位及び数値は従来単位によるものであって,参考として併記したものである。
2. 試料 試料は,JIS R 2551によって所要量をとり,湿気を吸わないように注意して試料の温度が室温に達した後 試験に供する。
3. 装置及び器具
3.1 質量計 質量計は,原則として質量に対し,感量0.05%のものを用いる。
3.2 温度計 温度計は,棒状水銀温度計で,目盛が0〜150℃のものを用いる。
3.3 高温度計 高温度計は,熱電対温度計又は放射温度計若しくは光高温度計を用いる。
3.4 混練器具
3.4.1 手練りの場合
(1) はね,こて,さじ及び鉢の材質は,キャスタブル耐火物の特性に影響のないものとし,はね,こて及びさじ並びに鉢の内面は,キャスタブル耐火物が付着しない程度に仕上げる。
(2) 鉢及びさじの形状及び寸法は,原則として図1による。
(3) こての形状及び寸法を,一例として図2に示す。
3.4.2 機械練りの場合
(1) 万能ミキサーのはねの形状及び寸法を,一例として図3に示す。 なお,その回転装置の回転数は,毎分140〜220回を標準とする。
(2) モルタルミキサーのはねの形状及び寸法を,一例として図4に示す。 なお,その回転装置の回転数は,毎分25〜40回を標準とする。
(3) 混練装置は,受渡当事者間の協定によって,万能ミキサー又はモルタルミキサーを使用することができる。
- Previous:JIS M8816:1992 pdfダウンロード
- Next:JIS R2575:1992 pdfダウンロード