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JIS K8580:1992 pdfダウンロード

JIS 10-08
JIS K8580:1992 pdfダウンロード

JIS K8580:1992 pdfダウンロード。すず(試薬) Tin(Reagent)
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いるすずについて規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8400 塩化アンチモン(III)(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬) JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
3 種類 種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状 すずは,銀色の光沢ある金属で,棒状,粒状,花状又ははく(箔)状で,熱塩酸に溶けやすく,硝酸によってメタすず酸に変わる。
4.2 定性方法 定性方法は,次による
a) 試料1 gに塩酸20 mlを加えて加熱して溶かす(A液)。A液を,水を入れた試験管の外側底部に付着させ,これをブンゼンバーナーの無色炎中に入れると,試験管の底が青い炎で包まれる。 b) A液に粒状の亜鉛を浸すと,その表面に灰色の海綿状の物質が析出する。 5 品質 品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
6 試験方法 6.1 一般事項 試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 銅(Cu),鉛(Pb),アンチモン(Sb)及び鉄(Fe) 銅(Cu),鉛(Pb),アンチモン(Sb)及び鉄(Fe)の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 塩酸(2+1) JIS K 8180に規定する塩酸の体積2と水の体積1とを混合する。
2) 混酸(塩酸4,硝酸1) 塩酸の体積4にJIS K 8541に規定する硝酸(質量分率60〜61 %)の体積1を徐々に加えて混合する。 警告 この操作は,刺激性のある窒素酸化物が発生するので,局所排気装置を用いるなどして安全及び健康に留意した適切な措置をとらなければならない。
3) 硝酸(1+2) JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率60〜61 %)の体積1と水の体積2とを混合する。
4) 銅標準液,鉛標準液,アンチモン標準液及び鉄標準液
4.1) 銅標準液(Cu:1 mg/ml),鉛標準液(Pb:1 mg/ml),アンチモン標準液(Sb:1 mg/ml)及び鉄標準液(Fe:1 mg/ml) 次のいずれかのものを用いる。
4.1.1) 計量標準供給制度[JCSS1)]に基づく標準液で,酸濃度,安定剤の有無などが使用目的に一致した場合に用い,必要な場合は,適切な方法で希釈して使用する(以下,“JCSSに基づく標準液”という。)。
4.1.2) JCSS以外の認証標準液で酸濃度,安定剤の有無などが使用目的に一致した場合に用い,必要な場合は,適切な方法で希釈して使用する。ただし,JCSS以外の認証標準液がない場合は,市販の標準液を用いる(以下,JCSS以外の認証標準液及び市販の標準液を合わせて,“JCSS以外の認証標準液など”という。)。
4.1.3) 銅標準液(Cu:1 mg/ml),鉛標準液(Pb:1 mg/ml),アンチモン標準液(Sb:1 mg/ml)及び鉄標準液(Fe:1 mg/ml)を調製する場合

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