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JIS A4422:1992 pdfダウンロード

JIS 10-08
JIS A4422:1992 pdfダウンロード

JIS A4422:1992 pdfダウンロード。温水洗浄便座 Toilet seat with shower unit
1 適用範囲
この規格は,洗浄に使用する水道水又はこれと同等の水質のものを電気で加温し,主に家庭で使用する温水洗浄装置及び暖房便座をもつ温水洗浄便座(以下,洗浄便座という。)について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 5207 衛生器具−便器・洗面器類
JIS B 0100 バルブ用語
JIS B 2061 給水栓
JIS G 4313 ばね用ステンレス鋼帯 JIS G 4314 ばね用ステンレス鋼線
JIS K 6353 水道用ゴム
JIS S 3200-1 水道用器具−耐圧性能試験方法
JIS S 3200-3 水道用器具−水撃限界性能試験方法
JIS S 3200-4 水道用器具−逆流防止性能試験方法
JIS S 3200-5 水道用器具−負圧破壊性能試験方法
JIS T 0923 高齢者・障害者配慮設計指針−点字の表示原則及び点字表示方法−消費生活製品の操作部
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0100によるほか,次による。
3.1 温水洗浄装置 温水発生装置で得られた温水をノズルから吐き出し,おしり洗浄,又はおしり洗浄及びビデを行う装置。
3.2 暖房便座 電気発熱体をもつ便座。
3.3 温風乾燥装置 電気発熱体及び送風ファンによって洗浄部分の乾燥を行う装置(以下,温風装置という。)。
3.4 ビデ 吐出する温水によって女性の局部を洗うこと。
4 種類 洗浄便座の種類は,形態,給水方式及び洗浄用水加温方式によって,表1〜表3のとおり区分する。
5 定格電圧及び定格周波数 洗浄便座の定格電圧は,単相交流100 V又は単相交流200 Vとし,定格周波数は,50 Hz及び60 Hz共用とする。
6 性能
6.1 洗浄性能
6.1.1 洗浄水温度 おしり洗浄及びビデの洗浄水温度は,9.3.1によって試験を行ったとき,35 ℃〜45 ℃とする。
6.1.2 洗浄水量 おしり洗浄及びビデの洗浄水量は,9.3.2によって試験を行ったとき,200 mL/min以上とする。
6.1.3 おしり洗浄力 おしり洗浄力は,9.3.3によって試験を行ったとき,洗浄水による全受圧荷重の中心値が0.06 N以上であり,洗浄面積は,80 mm2以上とする。
6.2 温風乾燥性能
6.2.1 温風温度 温風装置の温風温度は,9.4.1によって試験を行ったとき,周囲温度に対して温度上昇が15 ℃〜40 ℃とする。
6.2.2 温風風量 温風装置の風量は,9.4.2によって試験を行ったとき,0.2 m3/min以上とする。
6.3 便座温度性能 便座温度は,9.5によって試験を行ったとき,35 ℃〜45 ℃とする。 6.4 耐圧性能 耐圧性能は,9.6によって試験を行ったとき,漏水,変形,破損,にじみ,その他の異常があってはならない。
6.5 水撃限界性能 水撃による圧力上昇値は,9.7によって試験を行ったとき,0.45 MPa以下とする。 なお,水撃限界性能は,水道直結給水方式だけに適用する。
6.6 逆流防止性能及び負圧破壊性能 逆流防止性能及び負圧破壊性能は,次による。 なお,逆流防止性能及び負圧破壊性能は,水道直結給水方式だけに適用する。
a) 逆止弁は,9.8によって試験を行ったとき,漏水,変形,破損などの異常があってはならない。
b) 負圧破壊装置が内蔵されている器具の場合,負圧破壊性能は,9.9によって試験を行ったとき,水位上昇が空気吸入シート面から便器のあふれ縁までの垂直距離の1/2を超えてはならない。
c) 吐水口空間内蔵形給水器具の場合,負圧破壊性能は,9.9によって試験を行ったとき,吐水口からの水の引込みがあってはならない。ただし,呼び径が13 mm以下で,吐水口中心からあふれ縁までの垂直距離が25 mm以上あり,かつ,吐水口中心から近接壁までの水平距離が25 mm以上ある場合,9.9の試験を満足するものとみなす。

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