JIS S7008:1991 pdfダウンロード
JIS S7008:1991 pdfダウンロード。卓球台 Table tennis tables
1. 適用範囲
この規格は,木質などの天板をもつ卓球台について規定する。ただし,競技用のものは除く。
備考 この規格の引用規格を次に示す。
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7516 金属製直尺
JIS K 6701 セルロイド生地
JIS Z 8401 数値の丸め方
2. 各部の名称
卓球台の各部の名称は,図1のとおりとする。
3. 品質 卓球台の品質は,次の項目を満足しなければならない。
(1) 天板上面は平滑で,使用上支障のあるねじれ,きずなどの欠点がなく,天板の反りは6.4によって試験したとき,8mm以下であること。
(2) 塗装は,均等に塗布され,著しいピンホール,きず,塗りむらなどの,使用上支障のある欠点がないこと。
(3) 各部は使用上十分な強さをもち,水平荷重強さは6.5によって試験したとき,15mm以上のずれが生じないこと
(4) 卓球台の安定性は,6.6によって試験したとき,卓球台が動かないこと。
(5) 天板の耐荷重強さは,6.7によって試験したとき,使用上支障のある異常が生じないこと。
(6) 天板のバウンド性能は,6.8によって試験したとき,バウンドの高さは220〜250mmであること。
4. 構造 卓球台の構造は,次のとおりとする。
(1) 卓球台は,長さ方向に二等分割(セパレート)の構造でもよい。 なお,二つを組み合わせたときには,天板面は平たんであること。
(2) 脚と天板との結合は,固定式,組立式又は折りたたみ式とすること。
(3) 折りたたみ式は,折りたたんだときに容易に倒れないこと。
(4) 脚は,図2に示すように,卓球台の端(エンドラインの外側)から150mm以上内側に取り付けなければならない。 また,横木は,床から300mm以上離れていなければならない。
(5) 天板の上面は,均一の濃色,無光沢とすること。
(6) 天板上面には,つや消しの白色の塗料で,図3に示すようにエンドライン,サイドライン及びセンターラインを施すこと。
(7) ネット用サポートの取付部は,図4に示すように,ネット用サポートを固定できる構造及び寸法をもつこと。
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