JIS R0305:1991 pdfダウンロード
JIS R0305:1991 pdfダウンロード。石灰焼成用窯炉の熱勘定方式 Heat balancing of kiln and furnace for lime
1. 適用範囲
この規格は,石灰石の仮焼に使用する窯炉の熱勘定方式について規定する。 備考1. この規格の引用規格を,付表1に示す。
2. この規格の中で { } を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,参考として併記したものである。
2. 基準
2.1 熱勘定は,窯炉の正常運転時における連続24時間以上の運転実績によって行う。
2.2 熱勘定は,焼成された生石灰(以下,石灰という。)1t当たりについて行う。
2.3 熱勘定の基準温度は,外気温度とする。
2.4 燃料の発熱量は,使用時における低発熱量(1)を用いる。
注(1) 高発熱量から低発熱量への換算は,附属書1に示す方法による。
3. 設備に関する記録及び測定事項
3.1 設備に関する記録 設備に関する記録は,次のとおりとする。
(1) 工場名及び所在地 (2) 窯炉の形式,名称及び番号など
(3) 石灰の用途(2)
(4) 窯炉の内径及び全長(高さ)
(5) 窯炉の断面積及び有効容積
(6) 窯壁の構成様式
(7) 使用燃料の種類(名称)
(4) (8) 通風形式及び設備(5)
(9) 原料の装入及び石灰の排出設備
(10) 付帯設備の種類,形式容量など
(6) (11) 履歴
(7) 注(2) 例えば,製鋼用,化学工業用,排煙脱硫用などの工業用,農業用,建設用などの石灰。
(3) 外径,内径(焼成帯部分の内径),有効長さ(原石又は石灰を充てんし,予熱帯,焼成帯,冷却帯となし得る高さを示し,通常,排出口上端から窯頂排気口下端までの高さに当たる)。
(4) 液体,気体及び固体燃料。
(5) 送・排風機の用途,形式,容量,圧力,電力及び回転数。
(6) 付帯設備は,排ガス処理設備,ボイラー,オイルヒーターなど
- Previous:JIS R0304:1991 pdfダウンロード
- Next:JIS R1528:1991 pdfダウンロード