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JIS K2436:1990 pdfダウンロード

JIS 10-10
JIS K2436:1990 pdfダウンロード

JIS K2436:1990 pdfダウンロード。工業用ナフタレン Naphthalene for industrial use
1 適用範囲
この規格は,工業用ナフタレンについて規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 3105 硬銅より線
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0114 ガスクロマトグラフ分析通則
JIS K 2435-1 ベンゼン・トルエン・キシレン−第1部:ベンゼン
JIS K 8040 アセトン(残留農薬・PCB試験用)(試薬)
JIS K 8125 塩化カルシウム(水分測定用)(試薬)
JIS K 8279 キノリン(試薬)
JIS K 8305 m-クレゾール(試薬)
JIS K 8552 硝酸コバルト(Ⅱ)六水和物(試薬)
JIS K 8798 フェノール(試薬)
JIS K 8949 硫化ナトリウム九水和物(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS M 8100 粉塊混合物−サンプリング方法通則
JIS Z 8401 数値の丸め方
3 種類
工業用ナフタレンの種類は,精製ナフタレン及び95 %ナフタレンとする。
4 品質 品質は,種類によって区分し,箇条5によって試験したとき,表1による。
5 試験方法
5.1 一般事項 一般事項は,JIS K 0050による。ただし,次を追加する。
a) 単に溶液と記し,特に溶媒を示さないものは,水溶液を指す。
b) 液面で目盛を読むときは,表面張力によって上昇した液面の下縁で読む。
c) 温度計は,あらかじめ標準温度計によって,校正したものを用いる。
5.2 試料の採取及び調製
5.2.1 試料の採取 試料の採取方法は,附属書Aによる。
5.2.2 試料の調製 試料の調製は,次による。
a) 代表試料約100 gを取り,乳鉢で粉砕し,よく混ぜ合わせて均一にしたものを試験に用いる。
b) a) の50 gをビーカー100 mLに取り,温度約85 ℃に加熱して融解する。JIS K 8125に規定する塩化カルシウム10 gを入れ,温度約85 ℃に保ちながらしばらくの間かき混ぜる。5〜10分間静置した後,上澄み液を取り,脱水試料とする。
5.3 凝固点 5.3.1 要旨 試料を試験管に取り,試料の予想される凝固点より低い温度の水浴中で静かにかき混ぜながら冷却し,試料が凝固したときの最高温度を測定する。
5.3.2 精製ナフタレンの凝固点
5.3.2.1 装置及び器具 装置及び器具は,次による。
a) 装置 図1による。
b) 試験管 ほうけい酸ガラス製。形状及び寸法は,図1による。
c) 温度計 温度計は,JIS K 2435-1の5.10.2 b) の表9による。
d) かき混ぜ棒 直径約1 mmの針金で,その先端の一方を円形にしたもの。

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