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JIS D1024:1989 pdfダウンロード

JIS 10-11
JIS D1024:1989 pdfダウンロード

JIS D1024:1989 pdfダウンロード。自動車の加速時車外騒音試験方法− 第1部:M及びNカテゴリ Measurement of noise emitted by accelerating road vehicles- Engineering method-Part 1: M and N categories
1 適用範囲
この規格は,通常の市街地走行でのカテゴリM及びNの自動車が発生する音の工学的測定方法について規定する。ただし,カテゴリLの車両は除く。 この規格は,市街地の通常走行時に主要騒音源から発生する音圧レベルを再現することを意図している(附属書A参照)。 測定方法は,車両の運転条件で発生する音の再現性に矛盾のない範囲で,簡便性の要求が満たされるように規定している。 この試験方法は,広い空間で得られる音響環境を必要とする。このような条件は,通常,次の場合に用いる。
− 車両の型式認証試験
− 製造段階での測定
− 公式試験場での測定
注記1 この試験方法によって得られた結果は,規定の試験条件で発生する騒音の客観的な測定値となる。ただし,自動車のうるささについての主観的評価は,騒音測定装置の指示値と単純に関連付けられるわけではないという事実を考慮する必要がある。うるささは,個人の感覚,生理的身体条件,文化及び環境条件に強く関係しているので,ばらつきが大きく,特定の車両条件を示すパラメータとして有効ではない。
注記2 任意に車両を選択する抜取検査が,理想的な音響環境の下で実施されることはまれであることに注意するのがよい。この規格に規定する要求事項を満たさない音響環境の道路で測定を実施しなくてはならない場合,得られた結果は,規定された条件の下で得られる結果から多少の偏差があることを承知しておいたほうがよい。
注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 362-1:2015,Measurement of noise emitted by accelerating road vehicles−Engineering method−Part 1: M and N categories(IDT)なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 1509-1 電気音響−サウンドレベルメータ(騒音計)−第1部:仕様 注記 対応国際規格:IEC 61672-1,Electroacoustics−Sound level meters−Part 1: Specifications(IDT)
JIS C 1515 電気音響−音響校正器
注記 対応国際規格:IEC 60942,Electroacoustics−Sound calibrators(IDT) JIS D 0050 乗用車−質量分布 注記 対応国際規格:ISO 2416:1992,Passenger cars−Mass distribution(IDT) JIS D 0102 自動車用語−自動車の寸法,質量,荷重及び性能
注記 対応国際規格:ISO 1176,Road vehicles−Masses−Vocabulary and codes(MOD) JIS D 8301:2013 自動車及びタイヤの車外騒音測定のための試験用路面 注記 対応国際規格:ISO 10844:2011,Acoustics−Specification of test tracks for measuring noise emitted by road vehicles and their tyres(IDT)
JIS Z 8402(規格群) 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)
注記 対応国際規格:ISO 5725(all parts),Accuracy (trueness and precision) of measurement methods and results(IDT)
ISO/IEC Guide 98-3,Uncertainty of measurement−Part 3: Guide to the expression of uncertainty in measurement (GUM:1995)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS D 0050及びJIS D 0102によるほか,次による。
3.1 車両質量
3.1.1 空車質量(kerb mass) M1,N1及び3 500 kgを超えない最大車両総質量のM2の車両で,運転に通常必要な全ての装置を取り付けた車両の完成出荷質量に,次の要素の質量を加えたもの。
− 潤滑油,冷却液(必要な場合)及び洗浄剤。
− 燃料(製造業者が指定する容量の少なくとも90 %以上タンクに満たす)。 − 車両の基本部品として含まれている場合は,次のその他の装置。 スペアタイヤ,車輪止め,消火器,スペア部品,工具一式。 注記 車両質量の定義は国によって異なる場合があるが,この規格では質量はJIS D 0102に含まれる定義を参照する。

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