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JIS A1135:1989 pdfダウンロード

JIS 10-12
JIS A1135:1989 pdfダウンロード

JIS A1135:1989 pdfダウンロード。構造用軽量粗骨材の密度及び吸水率試験方法 Methods of test for particle density and water absorption of lightweight coarse aggregates for structural concrete
1. 適用範囲
この規格は,構造用軽量粗骨材(以下,粗骨材という。)の密度及び吸水率の試験方法について規定する(1) (2)。
注(1) この規格は,構造用軽量粗骨材自体の品質を試験するため,絶対乾燥状態から24時間吸水させた構造用軽量粗骨材を試料として密度及び吸水率の試験を行う方法を規定するものである。 (2) ピクノメータを用いて構造用軽量粗骨材の密度及び吸水率を試験する場合は,この規格の4. を除き,JIS A 1109によることができる。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1109 細骨材の密度及び吸水率試験方法
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部:金属製網ふるい
3. 器具 試験に用いる器具は,次による。
3.1 はかり はかりは,試料質量の0.02 %以下の目量をもつものとする。はかりは,皿の中心から,直径3 mm以下の金属線でかごをつるし,これを水中に浸すことができる構造とする。
3.2 金網かご 粗骨材を入れるかごは,目開き3 mm以下の金網でこれを作り,直径約200 mm,高さ約200 mmとし,必要がある場合はふたを付ける。
3.3 吸水性の布 粗骨材の粒子の表面の水膜をぬぐうのに用いる吸水性の布は,乾燥した柔らかいものとする。 3.4 乾燥機 乾燥機は,排気口のあるもので105±5 ℃に保持できるものとする。
4. 試料 試料の採取及び調整方法は,次による。
a) 試料は,代表的なものを気乾状態で採取し,JIS Z 8801-1に規定する公称目開き4.75 mmの金属製網ふるいにとどまる粗骨材を,四分法又は試料分取器によって,ほぼ所定量となるまで縮分する。
b) 1回の試験に使用する試料の最小質量は,おおよそ次の式によって定める。
c) 公称目開き4.75 mmの網ふるいの上で,試料を水で十分に洗い,粒の表面についているごみ,その他を取り除く。
d) 洗浄した試料を,105±5 ℃で一定質量となるまで乾燥し,室温まで冷却する。
e) d) で乾燥した試料を20±5 ℃の水中で24時間吸水させる。
f) 試料を水中から取り出し,水切り後,吸水性の布の上にあける。試料を吸水性の布の上で転がして,目で見える水膜をぬぐい去り,表面乾燥状態とする(3)。
注(3) 表面乾燥状態では表面はなお湿っているように見えるものである。粒を一つずつぬぐう場合には,一部で極端に乾燥するおそれがあるので注意を要する。
5. 試験方法
試験手順は,次による。 なお,それぞれの質量は,試料質量の0.02 %まではかる。
a) 4. f) の試料の質量(m1)をはかる。
b) 試料を金網かごの中に入れ,水中(4)で振動を与え,粒子表面と粒子間の付着空気を排除する。水に浮く粒子がある場合には金網かごにふたをする。
注(4) 水は上水道水など清浄な水とする。
c) 20±5 ℃の水中で試料と金網かごの見掛けの質量(m2)をはかり,また水温をはかる。このとき金網かごの上端から水面までの距離は,少なくとも50 mmとする(5)。
d) 金網かごの水中における見掛けの質量(m3)をはかる。
注(5) 金網かごが水中に没している高さは,金網かごだけの場合と金網かごと試料の場合において,一定になるように調整する。
e) 水中から取り出した試料を105±5 ℃で一定質量となるまで乾燥し,室温まで冷やし,その乾燥質量(m4)をはかる。
f) 密度及び吸水率の試験は,4. 及び5. の手順に従って2回行う。

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