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JIS B4051:1988 pdfダウンロード

JIS 10-12
JIS B4051:1988 pdfダウンロード

JIS B4051:1988 pdfダウンロード。機械構造用炭素鋼鋼材 Carbon steels for machine structural use
1 適用範囲
この規格は,熱間圧延,熱間鍛造及び熱間押出によって製造する機械構造用炭素鋼鋼材(以下,鋼材という。)について規定する。この規格は,同一断面形状の鋼材に適用し,通常,更に鍛造,切削などの加工及び熱処理を施して使用される。ただし,鋼管にはこの規格を適用しない1)。 なお,熱間押出形鋼については,製造方法及び品質規定の項目を,附属書JAに規定している。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 683-1:2012,Heat-treatable steels, alloy steels and free-cutting steels−Part 1: Non-alloy steels for quenching and tempering ISO 683-3:2014,Heat-treatable steels, alloy steels and free-cutting steels−Part 3: Case-hardening steels(全体評価:MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
注1) 鋼管については,JIS G 3478(一般機械構造用炭素鋼鋼管)に規定している。
2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0321 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 3191 熱間圧延棒鋼及びバーインコイルの形状,寸法,質量及びその許容差
JIS G 3192 熱間圧延形鋼の形状,寸法,質量及びその許容差 JIS G 3193 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
JIS G 3194 熱間圧延平鋼の形状,寸法,質量及びその許容差
3 種類及び記号 鋼材の種類は27種類とし,その記号は表1による。
4 製造方法 製造方法は,次による。ただし,熱間押出形鋼の製造方法は,JA.1による。
a) 鋼材は,キルド鋼から製造する。
b) 鋼材は,鍛錬成形比4S以上に圧延,鍛造などの熱間加工を実施する。ただし,注文者が更にこの鋼材を用いて圧延,鍛造などの熱間加工を行う場合,鍛錬成形比は,4S未満でもよいが,あらかじめ受渡当事者間で協定しなければならない。
c) 鋼材は,熱間圧延まま又は熱間鍛造ままとするが,注文者の指定によって熱処理を実施2) してもよい。
注2) 熱処理を実施した場合,受渡当事者間で,機械的性質の値を協定することがある。
d) 鋼板及び鋼帯の場合は,厚さによって熱間圧延製造できないときは,受渡当事者間の協定によって冷間圧延で製造してもよい。冷間圧延を行う鋼板及び鋼帯については,通常,圧延後に焼なましを行う。
5 化学成分 鋼材は,箇条7によって試験を行い,その溶鋼分析値は,表2による。受渡当事者間の協定によって鋼材の製品分析を行う場合,箇条7によって試験を行い,表2に対する許容変動値は,JIS G 0321の表3[炭素鋼鋼材の製品分析の許容変動値(2)]による。 なお,鋼板及び鋼帯のS60C,S65C,S70C及びS75Cの化学成分は,附属書JBによる。

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