JIS B9221:1987 pdfダウンロード
JIS B9221:1987 pdfダウンロード。刈払機の仕様書様式 Standard Form of Specifications for Bush Cutters
1. 適用範囲 この規格は,エンジン付きの刈払機(1)(以下,刈払機という。)の仕様書の様式及びその記入要領について規定する。
注(1) この規格でいう刈払機とは,回転刈刃を装備した手作業用の刈払機であり,主として農林業で,雑草などの刈払作業に用いるものをいう。
備考 この規格で{ }を付けて示してある単位は,従来単位によるものであって,参考として併記したものである。
引用規格: JIS B 8031 内燃機関用スパークプラグ
JIS B 9212 刈払機用刈刃
2. 仕様書の様式 仕様書の様式は,次による。
(1) 仕様書の様式は,付表による。この付表は,刈払機の諸元及び性能の概要を示す。
(2) 記入項目は,目的に応じて適当に選ぶことができ,必要に応じて各部の構造,材料などを付記する。
(3) 全体図などの図面を添付し,刈払機の外形,エンジン,ハンドル,刈刃取付部などの概要及び主要寸法を示す。
3. 仕様書の記入要領 仕様書の記入要領は,次による。
(1) 銘柄・型式及び種類 刈払機に表示してある銘柄,刈払機の型式記号及び種類(肩掛け,背負など)を記入する。
(2) 通称名 製造業者が称する通称名を記入する。
(3) 製造業者名 刈払機の製造業者名又は製造工場を記入する。
(4) 主要寸法 刈払機の標準の整備状態から刈刃を外し,主管を水平にしたときの寸法(設計値)について略図を添付して次によって記入する。ただし,背負式については,組立時に挿入される部分の寸法を除く。
(a) 全長 最大長を記入し,その部位を併記する。
(b) 全幅 最大幅を記入し,その部位を併記する。
(c) 全高 最大高を記入し,その部位を併記する。
(5) 質量 燃料を規定量とし,標準的な刈刃を装着した全装備質量並びに乾燥質量,燃料,刈刃,バンド及び腰当の内訳を記入する。ただし,背負式の乾燥質量には,バンドを含める。
(6) 支持ハンドルの種類 主管,片手・両手ハンドルの別を略図を添付して記入する。
(7) 主管 主管の外径を記入する。
、(8) クラッチ クラッチの有無,これがある場合にはその種類を記入する。
(9) バンド 片肩掛,両肩掛などの別を記入する。
(10) 刈刃防護装置 標準品として装備されているものについて,形状,構造,材料などを記入する。
(11) 刈刃の回転方向 作業者から見た刈刃の回転方向を記入する。
(12) 刈刃の種類 標準品として装備されている刈刃の外径,刃数及び厚さを記入し,ナイロンコードなど特殊なものについては,その旨を記入する。ただし,JIS B 9212(刈払機用刈刃)に規定する刈刃を使用するものでは,その呼び寸法を記入する。
(13) 防振装置 防振装置の有無,ある場合にはその装着部位を記入する。
(14) 動力伝達機構 駆動軸(直軸,たわみ軸),プーリ,スプロケットホイール・歯車の別及び軸径,プーリの有効径,スプロケットホイール・歯車の歯数を記入する。
(15) 常用回転数 通常の使用時におけるエンジンの推奨回転数の範囲を記入する。
(16) エンジン
(a) 銘柄・型式 エンジンに表示してある銘柄及び型式記号を記入する。
(b) 形式 冷却方式,シリンダ数,2サイクル・4サイクルの別,その他,必要な項目があれば記入する。
(c) 総行程容積 次の式で算出した値を記入する。
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