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JIS B8017:1987 pdfダウンロード

JIS 10-13
JIS B8017:1987 pdfダウンロード

JIS B8017:1987 pdfダウンロード。小形陸用空冷ガソリンエンジン 性能試験方法 Performance Test Method of Small Size Air Cooled Gasoline Engines for Land Use
1. 適用範囲
この規格は,主に農工用及び陸用一般動力用の小形空冷ガソリンエンジン(以下,エンジンという。)の性能試験方法について規定する。
備考 この規格の中で{ }を付けて示した単位及び数値は,従来単位系によるものであって,参考として併記したものである。
引用規格: JIS B 0108 往復動内燃機関用語(一般)
JIS B 0109 往復動内燃機関用語(主要部品)
JIS B 0110 往復動内燃機関用語(附属装置)
JIS Z 8806 湿度測定方法 関連規格:ISO 1585 Road vehicles−Engine test code−Net power
2. 用語の意味
この規格で用いる主な用語の意味は,JIS B 0108[往復動内燃機関用語(一般)],JIS B 0109[往復動内燃機関用語(主要部品)],JIS B 0110[往復動内燃機関用語(附属装置)]によるほか,次のとおりとする。
(1) グロス軸出力 エンジンの運転に必要な附属装置(表1の附属装置装着条件A)だけを装着してエンジン試験台で測定した軸出力。
(2) ネット軸出力 エンジンを通常の用途に使用するために必要な附属装置(表1の附属装置装着条件B)をすべて装着して測定した軸出力。
(3) 連続定格出力 連続して5時間以上運転できる軸出力としてエンジン製造業者(以下,製造業者という。)が指定する値。 なお,110%の負荷を許容することができる。
(4) 連続定格回転数 連続定格出力を指定するときの回転数をいい,製造業者が指定する値。
(5) 44負荷 標準大気条件の下での連続定格回転数(以下,定格回転数という。)で,連続定格出力を発生している場合をいう。
(6) 1011負荷,43負荷,42負荷,41負荷及び無負荷 標準大気条件の下での定格回転数で,出力が連続定格出の1011,43,42,41及び0の割合の場合をいう。
(7) 最大出力 標準大気条件の下で各回転数における絞り弁全開時の出力点を結んだ曲線上,推奨する上限回転数に対応する出力で,1分間安定して運転できる出力をいう。
3. 試験項目 ネット軸出力については,次の項目の試験を行う。グロス軸出力については,最大出力運転試験だけを行う。
(1) 負荷運転試験
(2) 連続運転試験
(3) 1011負荷運転試験
(4) 最大出力運転試験
(5) 調速性能試験(調速機があるものだけ)
4. 試験準備 供試エンジン,燃料,潤滑油及び試験用計器について,次の準備をする。
(1) 供試エンジン 供試エンジンは,製造されているエンジンの中から抜き取ったものでなければならない。
(a) エンジンの諸元 エンジンの諸元は,付表1に示す様式の小形陸用空冷ガソリンエンジン諸元表に記録する。
(b) エンジンの整備 試験開始前に製造業者が指定する整備要領に従って各部を調整し,付表2に示す様式の調整表に記録する。
(2) 附属装置 グロス軸出力及びネット軸出力を測定するときの附属装置は,表1のとおりとし,その状況を付表3に示す様式の運転試験成績表に記録する。 附属装置は,できるだけ実際に装着された状態と同一に取り付ける。 なお,エンジンに取り付けてあるが作業機などの作動にだけ必要な附属装置は,試験中には取り除く。取り除くことができない場合には無負荷状態で,それによって吸収される動力を決定し,7.に規定する標準大気条件の軸出力に加えてもよい。

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