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JIS B8006:1986 pdfダウンロード

JIS 10-13
JIS B8006:1986 pdfダウンロード

JIS B8006:1986 pdfダウンロード。往復動内燃機関の性能に関する圧力計測方法Pressure Measurements of Performance forReciprocating Internal Combustion Engines
1.適用範囲
この規格は,往復動内燃機関の性能に関する受渡し試験及び形式試験において圧力を計測する場合の一般的方法について規定する。
備考 この規格の中で{ }を付けて示してある単位及び数値は従来単位によるものであって,参考として併記したものである。
参考 圧力の単位は,国際単位系 (SI) では,パスカル (Pa) であって,1 Pa=1 N/m2である。なお,参考のため従来単位系も含めた圧力単位換算表を表 1 に示す。
引用規格: JIS B 7505 ブルドン管圧力計
JIS B 8002 往復動内燃機関の性能試験方法通則
2.用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,次による。
(1)差圧 関連ある二点の圧力差。
(2)変動圧力 短時間に変化する圧力。
3.測定項目
及び 使用測定器 往復動内燃機関の性能を確かめる試験において圧力計測の対象となる項目 及び 使用測定器は表 2 による。なお,その項目は,JIS B 8002(往復動内燃機関の性能試験方法通則)の表 8 に規定する測定項目である。
4.使用計測器の種類と原理
圧力の計測方法として,圧力の測定に用いる計測器の種類は,原理によって次の
5 種類に分類できる。
(1)液柱形圧力計(マノメータ) 測定する圧力によって生じる力と,液柱によって生じる力とを釣り合わせる方式で,液面の高さの差から圧力を求めるものである。
(2)アネロイド形気圧計 内部を真空にした容器の受圧部の変位を内機によって拡大し,指針の回転に変えて指度を読む方式のものである。
(3)ブルドン管圧力計 ブルドン管の内外の圧力差によって,その自由端が圧力に比例した弾性変位をする。この変位を内機によって拡大し,指針の回転にかえて指度を読むものである。なお,被測定流体を直接ブルドン管の中に入れる場合と,ダイヤフラムによって被測定流体と封入液とを分離する場合(隔膜式圧力計)の二つの方式がある。一般にはブルドン管圧力計が使用され,粘度の高い被測定流体の場合には隔膜式が使用される。
(4)ピストン式指圧計 ばねによって支えられたピストンの圧力による変位をリンクで拡大記録する形式のものである。
(5)圧力変換器 圧力の変化を,圧電変化,電気抵抗変化,磁わい(歪),固有振動数の変化,静電容量,電磁誘導の変化などを介して電気信号に変換するもので,圧力を電気出力に変える変換器だけを対象とするが,電気的出力を表示するものが必要である。

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