JIS B7132:1986 pdfダウンロード
JIS B7132:1986 pdfダウンロード。顕微鏡の機械筒長関連寸法− 第1部:機械筒長 160 mm Microscopes−Imaging distances related to mechanical reference planes−Part 1: Tube length 160 mm
1 適用範囲
この規格は,機械筒長が160 mm又は同等の顕微鏡における対物レンズ及び接眼レンズの像までの距離について規定する。
注記1 対物レンズと接眼レンズとの特定の組合せによって,収差を補正することがしばしばある。このため,ある製造業者の対物レンズと他の製造業者の接眼レンズとの組合せは,この規定を満たしていても像の性能が劣化することがある。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 9345-1:1996,Optics and optical instruments−Microscopes−Imaging distances related to mechanical reference planes−Part 1: Tube length 160 mm (MOD) なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,修正していることを示す。
2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 8120 光学用語 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8120によるほか,次による。
3.1 対物レンズの同焦点距離 (parfocalizing distance of the objective) l1 対物レンズの取付基準面からカバーガラスのない状態の物体面までの距離[表1の注a),図1及び図2参照]。
3.2 対物レンズの像距離 (image distance of the objective) l2 対物レンズの取付基準面から対物レンズの一次像面までの距離(図1参照)。
3.3 接眼レンズの同焦点距離 (parfocalizing distance of the eyepiece) l3 接眼レンズの取付基準面から接眼レンズの物体面(対物レンズの一次像面)までの距離(図1参照)。
3.4 機械筒長 (mechanical tube length) l4 レボルバの対物レンズ取付基準面から観察鏡筒の接眼レンズ取付基準面までの距離(図1及び図1の注記参照)。
4 呼び寸法及び許容差 呼び寸法(l1〜l4)及び許容差は,表1による(図1参照)。
5 表示 光学系が組み込まれることによって,一次像の倍率が変化する場合は,その構成部分(顕微鏡本体,鏡筒など)に,鏡筒倍率係数を表示する。 例 1.25×(JIS B 7254参照)
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