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JIS K2256:1985 pdfダウンロード

JIS 10-16
JIS K2256:1985 pdfダウンロード

JIS K2256:1985 pdfダウンロード。石油製品−アニリン点及び混合アニリン点の求め方 Petroleum products-Determination of aniline point and mixed aniline point
1 適用範囲
この規格は,石油製品のアニリン点及び混合アニリン点を求める方法について規定する。試料のアニリン点がアニリン−試料混合液の凝固点よりも低い場合(アニリン点測定操作において室温で透明なアニリン−試料混合液を冷却したとき,それが白濁する前にアニリンの結晶が現れる場合)には,混合アニリン点を適用する。ただし,アニリン点及び混合アニリン点の測定操作において,室温で白濁しているアニリン−試料混合液を加熱したとき,それが透明になる前に沸騰又は泡立ちが起こる場合には,この規格は,適用できない。 なお,アニリン点及び混合アニリン点を求める方法は,表0Aに示す3種類の試験方法とする。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 2977:1997,Petroleum products and hydrocarbon solvents−Determination of aniline point and mixed aniline point(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
警告 この規格は,危険な試薬,操作及び試験器を用いることがあるが,安全な使用方法を全てに規定しているわけではないので,この試験方法の使用者は,試験に先立って,適切な安全上及び健康上の禁止事項を決めておかなければならない。
2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。
これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7410 石油類試験用ガラス製温度計
JIS K 2251 原油及び石油製品−試料採取方法
JIS K 2254 石油製品−蒸留試験方法
JIS K 2580 石油製品−色試験方法
注記 対応国際規格:ISO 2049,Petroleum products−Determination of colour (ASTM scale)(MOD)
JIS K 8042 アニリン(試薬)
JIS K 8574 水酸化カリウム(試薬)
JIS K 8987 硫酸ナトリウム(試薬)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製体積計
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8402-6 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)−第6部:精確さに関する値の実用的な使い方
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1 アニリン点(aniline point) アニリンと試料との混合液(体積比1:1)が均一な溶液として存在する最低温度(アニリン及び試料が完全に溶け合っている状態から,温度を下げて両者が分離して濁りを生じる温度)。
3.2 混合アニリン点(mixed aniline point) アニリン,試料及びヘプタンの混合液(体積比2:1:1)が均一な溶液として存在する最低温度(アニリン,試料及びヘプタンが完全に溶け合っている状態から温度を下げて両者が分離して濁りを生じる温度)。
3.3 泡立ち温度(bubble point) 標準条件下で加熱したときに,混合液自体に最初に泡が生じる瞬間の温度。
4 試験の原理 規定量のアニリン及び試料,又はアニリン,試料及びヘプタンを試験管に入れ,かき混ぜながら2層が混合して透明になるまで,規定の昇温速度で加熱する。次いで,混合液を1分間に0.5〜1 ℃の割合で冷却し,混合液の全体が急に白濁するときの温度を読み取り,アニリン点又は混合アニリン点とする。
5 試薬 試薬は,次による。
5.1 アニリン この規格で用いるアニリンは,次による。

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