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JIS B8310:1985 pdfダウンロード

JIS 10-16
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JIS B8310:1985 pdfダウンロード。ポンプの騒音レベル測定方法 Methods of A-weighted Sound Pressure Level Measurement for Pumps
1. 適用範囲
この規格は,ターボポンプ(水中モーターポンプを除く。),ロータリ形ポンプ,往復ポンプ(油圧ポンプを除く。)の各ポンプに適用し,ポンプ本体から放射する定常的な騒音の騒音レベル(1)を測定する方法について規定する。
注(1) 定常的な騒音の騒音レベルとは,8dB以内の変動で5分間以上継続し,その平均値が計測中ほぼ一定とみなすことができるものをいう。
引用規格: JIS B 8301 遠心ポンプ,斜流ポンプ及び軸流ポンプの試験及び検査方法
JIS B 8311 往復ポンプの試験及び検査方法
JIS B 8312 歯車ポンプ及びねじポンプの試験及び検査方法
JIS C 1502 普通騒音計
JIS C 1505 精密騒音計
JIS Z 8106 音響用語(一般)
JIS Z 8731 騒音レベル測定方法
2. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,JIS Z 8106[音響用語(一般)]によるほか,次による。
(1) 騒音レベル JIS C 1502(普通騒音計),JIS C 1505(精密騒音計)に規定のもの,又はこれらと同等以上の性能をもつ測定器で測定した値 [dB (A) ] (2)。
注(2) 騒音レベルLAは10log10 (pA2/po2) で定義された値。ここで,pAはJIS C 1502又はJIS C 1505に規定してあるA特性で重みを付けた音圧の実効値,poは基準音圧20μPa (2×10−5N/m2) とする。騒音レベルLAの単位はデシベル,単位記号はdB。ただし,この規格ではA特性で重みを付けた値であることを明示するためにdB (A) と記す。
(2) 騒音のバンド音圧レベル ある周波数範囲における騒音の成分を音圧レベル(3)で表したもの。
注(3) 音圧レベルLpは10log10 (p2/po2) で定義された値。単位はデシベル,単位記号はdB。ここでpは,その音の音圧の実効値,poは基準音圧20μPa (2×10−5N/m2) とする。
(3) 暗騒音 測定対象音がないときの,その測定点における騒音。
(4) 音源 ケーシング,吸込口,吐出し口など,騒音を放射する源。
(5) 基準音源 測定周波数範囲で,十分かつ安定な出力と良好な全指向性をもつ小形の音源で,音場の確認に使用するもの。
(6) 測定値 読取値に暗騒音の補正を行った値。 、
3. 測定項目 規定の運転条件において,ポンプの周囲の騒音レベル [dB (A) ] を測定する。
参考 騒音のバンド音圧レベルの測定が必要な場合には,後記の参考1による。
4. 測定条件
4.1 測定環境
4.1.1 測定場所 測定場所は,できるだけ床面以外のものからの音の反射がなく,また,次のいずれかの条件を満足するものでなければならない。
(1) 反電動機側の一方向で,ポンプ本体表面から1mと2mの距離における騒音レベルの差,又は0.5mと1mの距離における騒音レベルの差が5dB以上あること。
(2) 基準音源を供試ポンプ据え付け場所又はその近傍に置き,基準音源から1mと2mの距離における騒音レベルの差,又は0.5mと1mの距離における騒音レベルの差が5dB以上あること。 このような条件を満足しない場合は,測定場所の状態(室内寸法,装置寸法,配置,配管,音場測定結果など)を特記する。
4.1.2 暗騒音 暗騒音は,対象騒音の読取値より10dB以上低いことが望ましいが,やむを得ず指示の差が4〜9dBのときは,表1によって補正する。

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