JIS K7245:2000 pdfダウンロード
JIS K7245:2000 pdfダウンロード。プラスチック −エポキシ樹脂用アミン系硬化剤− 第一,第二,第三アミノ基 窒素含有量の求め方 Plastics−Amine epoxide hardeners−Determination of primary, secondary and tertiary amine group nitrogen content
1. 適用範囲
この規格は,エポキシ樹脂用の脂肪族又は芳香族アミン系硬化剤中の第一,第二及び第三アミノ基窒素含有量の求め方について規定する。
2. 原理
2.1 脂肪族アミン化合物
2.1.1 全アミノ基窒素含有量 (XT) の測定 酢酸中で臭化水素酸又は過塩素酸による全アミノ基窒素の塩基性の電位差滴定法は,次の反応式による。
RNH2+H+→RN+H3 (RR’) NH+H+→ (RR’) N+H2 (RR’R”) N+H+→ (RR’R”) N+H ここに,R,R’,R”は,アミノ基窒素に直接結合する芳香環を含まない基を意味する。以下同じ。 結果は窒素の質量百分率で示す。
2.1.2 第三アミノ基窒素含有量 (X3) の測定 第三アミノ基窒素含有量の測定は,まず,無水酢酸を用いて第一及び第二アミノ基をアミド基に変える。アミド化反応は,次の反応式による。
RNH2+ (CH3CO) 2O→RNHCOCH3+CH3COOH (RR’) NH+ (CH3CO) 2O→ (RR’) NCOCH3+CH3COOH 酢酸と無水酢酸中とで臭化水素酸又は過塩素酸による第三アミノ基窒素の塩基性の電位差滴定法は,次の反応式による。 (RR’R”) N+H+→ (RR’R”) N+H
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