JIS R5214:2019 pdfダウンロード
JIS R5214:2019 pdfダウンロード。エコセメント Ecocement
1 適用範囲
この規格は,エコセメントについて規定する。 なお,技術上重要な改正に関する新旧対照表を,附属書Cに示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1144 フレッシュコンクリート中の水の塩化物イオン濃度試験方法
JIS A 1203 土の含水比試験方法
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS M 8850 石灰石分析方法
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 5201 セメントの物理試験方法
JIS R 5202 セメントの化学分析方法
JIS R 5204 セメントの蛍光X線分析方法 JIS R 9151 セメント用天然せっこう
JIS Z 1505 クラフト紙袋−セメント用
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1 エコセメント 都市部などで発生する廃棄物のうち主たる廃棄物である都市ごみを焼却したときに発生する灰を主とし,必要に応じて下水汚泥などの廃棄物を従としてエコセメントクリンカーの主原料に用い,製品1 tにつきこれらの廃棄物をJIS A 1203に規定される乾燥ベースで500 kg以上用いてつくられるセメント。エコセメントは,その特徴によって普通エコセメント及び速硬エコセメントの2種類に分類される。
3.2 普通エコセメント エコセメントの製造過程で脱塩素化させ,塩化物イオン量がセメント質量の0.1 %以下のもの。普通ポルトランドセメントに類似する性質をもつセメントである。
3.3 速硬エコセメント 塩化物イオン量が,セメント質量の0.5 %以上1.5 %以下のもの。塩素成分をクリンカー鉱物として固定した速硬性をもつセメントである。 4 種類及び構成並びに用途 4.1 種類及び構成 エコセメントの種類は次の2種類とし,エコセメントの構成は表1による。また,粉砕助剤の使用量はエコセメントに対し,質量で1 %未満とする。 a) 普通エコセメント b) 速硬エコセメント
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