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JIS R1692:2012 pdfダウンロード

JIS 09-18
JIS R1692:2012 pdfダウンロード

JIS R1692:2012 pdfダウンロード。ファインセラミックス基板の 熱疲労試験方法 Testing method for thermal fatigue of fine ceramics substrate
4 装置及び器具
4.1 熱疲労試験装置 熱疲労試験装置は,低温及び高温の二つの槽を備え,規定の時間内に一つの槽から他の槽へ試験片を移すことができるものとする。ただし,一つの槽でその槽内の温度を低温及び高温に変化できる熱疲労試験装置の場合はこの限りではない。 熱疲労試験装置は試験片を置く槽内の温度を規定温度に維持できることとする。試験片の取付具又は支持具は熱伝導の小さいものを使用し,試験片が取付具又は支持具の熱から絶縁されるようにする。複数の試験片を同時に試験する場合は,試験片間及び試験片と槽内の間で空気の流れが妨げられないように試験片を配置する。また,槽内の温度を測定する温度計を備える。
4.2 4点曲げ強さ試験装置 クロスヘッド速度を一定に保つことができ,最大荷重の±1 %以下の精度で荷重を計測できるものとする。
4.3 4点曲げ強さ試験用支持具 試験片を支点で支える2対の丸棒の器具で,左右同一形状であり,丸棒の長さは試験片の幅を超えるものを用いる。支持具丸棒の直径は4.0 mm〜6.0 mm,表面粗さはJIS B 0601に規定する0.40 µmRa以下とする。 支持具丸棒の材質には,試験温度において弾性率1.47×1011 N/m2以上をもち,試験途中で塑性変形及び破壊しないものを用いる。また,支持具丸棒は,曲げ負荷による試験片の変形を妨げないように,測定中に回転可能な構造のものとする。 4.4 マイクロメータ マイクロメータは,JIS B 7502に規定する外側マイクロメータ又はこれと同等以上の精度をもつものを用いる。
4.5 ノギス ノギスは,JIS B 7507に規定する最小読取り長さ0.01 mm又はこれと同等以上の精度をもつものを用いる。
5 試験片
5.1 試験片の形状及び寸法
5.1.1 一般事項 試験片の形状は,ファインセラミックスの表裏にそれぞれ2個ずつ合計4個の金属板を図1に示すように接合したものとする。ファインセラミックスの標準寸法は,全長h=40.0 mm,幅w=10.0±0.5 mm,金属板の寸法は,全長hm=17.0 mm,幅wm=8.0±0.5 mmとする。金属板の間隔d=2 mmとする。金属板の四つのコーナー部は,図1に示すようにR=1.0 mmの面取り加工をする。寸法が標準寸法と異なる場合には,報告で記載する。
5.1.2 ファインセラミックスの板厚t及び金属板の板厚tm ファインセラミックスの板厚t及び金属板の板厚tmは,ファインセラミックス基板の仕様によって,次に示す板厚から選ぶ。次に示す板厚寸法と異なる場合には,報告で記載する。
a) ファインセラミックスの板厚t ファインセラミックスの板厚tは,次による。 厚さt=1.50 mm,1.00 mm,0.787 mm,0.635 mm,0.381 mm,0.32 mm,0.254 mm,0.20 mm
b) 金属板の板厚tm 金属板の板厚tmは,次による。 厚さtm=0.6 mm,0.4 mm,0.3 mm,0.25 mm,0.2 mm,0.125 mm

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