JIS A6517:2010 pdfダウンロード
JIS A6517:2010 pdfダウンロード。建築用鋼製下地材(壁・天井) Steel furrings for wall and ceiling in buildings
1 適用範囲
この規格は,建築物の主として屋内に使用する鋼製下地材の壁用鋼製下地材(以下,壁下地材という。)及び天井用鋼製下地材(以下,天井下地材という。)について規定する。 なお,技術上重要な改正に関する新旧対照表を附属書Aに記載する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1414 建築用構成材(パネル)及びその構造部分の性能試験方法
JIS A 6901 せっこうボード製品
JIS B 1115 すりわり付きタッピンねじ
JIS B 1122 十字穴付きタッピンねじ
JIS B 1125 ドリリングタッピンねじ
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS G 3302 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JIS G 3321 溶融55 %アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板及び鋼帯
JIS G 3505 軟鋼線材
JIS H 8610 電気亜鉛めっき
JIS H 8625 電気亜鉛めっき及び電気カドミウムめっき上のクロメート皮膜 日本農林規格 普通合板
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1 スタッド 壁下地材の構成部材で,軸組を構成する鋼製の支柱材(図1参照)。
3.2 ランナ 壁下地材の構成部材で,スタッドを取り付けるための鋼製の横架材(図1参照)。
3.3 振れ止め 壁下地材の構成部材で,スタッドの中間に設けた貫通穴に通してスタッドの振れを防止する鋼製の横架材(図1参照)。
3.4 スペーサ 壁下地材の附属金物で,スタッドの剛性を確保するとともに,スタッドと振れ止めとを固定するために用いるもの(図1参照)。
3.5 つりボルト 天井下地材の附属金物で,天井下地材を上部床などからつ(吊)るためのもの(図2参照)。
3.6 ナット 天井下地材の附属金物で,つりボルトとハンガとを固定するもの(図2参照)。
3.7 ハンガ 天井下地材の附属金物で,つりボルトと天井下地材の構成部材とを固定するもの(図2参照)。
3.8 野縁 天井下地材の構成部材で,天井面材を取り付けるためのもの(図2参照)。形状によってダブル野縁及びシングル野縁がある。
3.9 野縁ジョイント 天井下地材の附属金物で,野縁と野縁とを接続するための継手(図2参照)。野縁と同様に,形状によってダブル及びシングルがある。
3.10 野縁受け 天井下地材の構成部材で,野縁を取り付けるためのもの(図2参照)。
3.11 野縁受けジョイント 天井下地材の附属金物で,野縁受けと野縁受けとを接続するための継手(図2参照)。
3.12 クリップ 天井下地材の附属金物で,野縁受けと野縁とを接続固定する緊結金物(図2参照)。野縁の形状によってダブルクリップ及びシングルクリップがある。
4 鋼製下地材の名称
4.1 壁下地材の構成部材及び附属金物の名称
壁下地材の構成部材及び附属金物の名称は,図1による
4.2 天井下地材の構成部材及び附属金物の名称
天井下地材の構成部材及び附属金物の名称は,図2による。
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