JIS Z6001:2007 pdfダウンロード
JIS Z6001:2007 pdfダウンロード。A6判マイクロフィッシュ Micrographics−Transparent A6 microfiche−Image arrangements
1. 適用範囲
この規格は,国際間の情報交換,マイクロ出版などのために用いられる被写資料用及び計算機出力用のA6判マイクロフィッシュについて規定する。
1.1 この規格は,1こま,49こま,63こま,98こま,208こま,270こま及び420こまのフォーマットのマイクロフィッシュに適用する。
1.2 マイクロフィッシュは,ネガ状又はポジ状のどちらでもよい。 備考1. 30こま,60こま,84こま,210こま及び325こまのフォーマットのマイクロフィッシュ並びに可変分割形の2こま,4こま,8こま,16こま,32こま及び64こまのフォーマットのマイクロフィッシュについては附属書1(参考)に示す。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。 なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 9923:1994,Micrographics−Transparent A6 microfiche−Image arrangements (MOD)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7186 マイクロフィルムリーダ及びマイクロフィルムリーダプリンタ
JIS B 7187 16 mm及び35 mm銀−ゼラチンマイクロフィルム撮影方法
備考 ISO 6199:1991,Micrographics−Microfilming of documents on 16 mm and 35 mm silver-gelatin type microfilm−Operating proceduresからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS Z 6000 マイクログラフィックス用語
備考 ISO 6196-1:1993,Micrographics−Vocabulary−Part 1: General terms,ISO/DIS 6196-3,Micrographics−Vocabulary−Part 3: Film processing,ISO 6196-4:1987,Micrographics−Vocabulary−Part 4: Materials and packaging,ISO 6196-5:1987,Micrographics−Vocabulary−Part 5: Quality of images,legibility,inspection,ISO 6196-6:1992,Micrographics−Vocabulary−Part 6: Equipment及びISO 6196-7:1992,Micrographics−Vocabulary−Part 7: Computer micrographicsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS Z 6008 マイクロ写真用解像力試験図票とその用法
備考 ISO 3334,Micrographics−ISO resolution test chart No.2−Description and useからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS Z 6009 銀−ゼラチンマイクロフィルムの処理及び保存方法
JIS Z 8305 活字の基準寸法
ISO 446 Micrographics−ISO character and ISO test chart No.1−Description and use
ISO 6148 Photography−Micrographic films,spools and cores−Dimensions ISO 6200 Micrographics−First generation silver-gelatin microforms of source documents−Density specifications and method of measurement ISO 8126 Micrographics−Duplicating film,silver,diazo and vesicular−Visual density−Specifications and measurement
ISO 8514-1 Micrographics−Alphanumeric computer output microforms−Quality control−Part 1 : Characteristics of the test slide and test data ISO 8514-2 Micrographics−Alphanumeric computer output microforms−Quality control−Part 2 : Method ISO 9878 Micrographics−Graphical symbols for use in microfilming
ISO 10196 Document imaging applications−Recommendations for the creation of original documents
ISO 18906 Imaging materials−Photographic films−Specifications for safety film 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS Z 6000による。
4. マイクロフィッシュの基本的特性
4.1 物理的特性
4.1.1 使用フィルム 使用するフィルムは,ISO 6148及びISO 18906に適合したものであれば,ロール又はシートのいずれでもよい。
4.1.2 マイクロフィッシュの寸法 マイクロフィッシュの外形寸法は,105075.0− mm×14801− mmとする(図3〜8参照)。この寸法は,現像処理直後に,マイクロフィッシュを23 ℃±2 ℃の温度,45〜55 %の範囲の相対湿度の状態にして,平衡状態に達したときに測定する。ロールフィルムからA6サイズにカット後に現像処理する場合は,処理時の温度の影響で伸縮し,この寸法許容差を超える場合がある。
4.1.3 感光面の識別 マイクロフィッシュの感光面の識別を容易にするために,ノッチ又は隅切りを行ってもよい。マイクロフィッシュを縦長方向にもって,ノッチ又は隅切りが右上となるように保持した場合,感光面が手前になるものとする。ノッチを用いる場合,ノッチは,短辺上でコーナに近い位置に付ける。ノッチの形は,任意とする。ただし,ノッチの深さは,1.6 mm以内でなければならない。隅切りを用いるときは,見出し欄側だけとする。隅切りの寸法は,長辺側で4 mm,短辺側で4 mmとする。
4.1.4 直角度及び各辺の直角度 シートフィルムの直角度,各辺の直角度,形状及び寸法の適合性は,シートフィルムを二つの完全な長方形のシートと個々に重ね合わせて比較することによって検査する。この完全な長方形シートの一つは,この規格で規定する最小許容限界の下限の寸法とし,他の一つは最大許容限界の寸法とする。シートフィルムの各辺上にあるどの点も,小さい方の長方形シートの内側に入ってはならず,また,大きい長方形シートの外側に出てはならない。
備考 複製に熱現像フィルムを使用すると,この基準に適合しないことがある。この場合,自動機器に適さない。
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