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JIS K5960:2003 pdfダウンロード。

JIS 09-27
JIS K5960:2003 pdfダウンロード。

JIS K5960:2003 pdfダウンロード。家庭用屋内壁塗料 Household paint for interior wall
1. 適用範囲
この規格は,家庭用屋内壁塗料について規定する。
備考 家庭用屋内壁塗料には,ホルムアルデヒド系防腐剤,ユリア系樹脂,フェノール系樹脂及びメラミン系樹脂を含まないものとする。 参考1. 家庭用屋内壁塗料は,合成樹脂エマルションと顔料とを主な原料とし,家庭で屋内の壁を塗るのに適するように作ったものである。 2. 家庭用屋内壁は,しっくい,石こう(膏)ボード,モルタル,コンクリート,フレキシブル板,セメントモルタル板,木材単板,木材合板などでできている新しい壁及び既に塗装してある同様の壁を対象とし,ユニットバスのようなプラスチック材質,タイルなどは除く。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 5430 繊維強化セメント板
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 2235 石油ワックス
JIS K 3302 固形洗濯石けん
JIS K 5500 塗料用語
JIS K 5600-1-1 塗料一般試験方法−第1部:通則−第1節:試験一般(条件及び方法)
JIS K 5600-1-2 塗料一般試験方法−第1部:通則−第2節:サンプリング
JIS K 5600-1-3 塗料一般試験方法−第1部:通則−第3節:試験用試料の検分及び調整
JIS K 5600-1-4 塗料一般試験方法−第1部:通則−第4節:試験用標準試験板
JIS K 5600-1-5 塗料一般試験方法−第1部:通則−第5節:試験板の塗装(はけ塗り)
JIS K 5600-1-6 塗料一般試験方法−第1部:通則−第6節:養生並びに試験の温度及び湿度
JIS K 5600-1-7 塗料一般試験方法−第1部:通則−第7節:膜厚
JIS K 5600-1-8 塗料一般試験方法−第1部:通則−第8節:見本品
JIS K 5600-2-7 塗料一般試験方法−第2部:塗料の性状・安定性−第7節:貯蔵安定性
JIS K 5600-3-1 塗料一般試験方法−第3部:塗膜の形成機能−第1節:塗り面積(はけ塗り)
JIS K 5600-3-2 塗料一般試験方法−第3部:塗膜の形成機能−第2節:表面乾燥性(バロチニ法)
JIS K 5600-4-1 塗料一般試験方法−第4部:塗膜の視覚特性−第1節:隠ぺい力(淡彩色塗料用)
JIS K 5600-4-3 塗料一般試験方法−第4部:塗膜の視覚特性−第3節:色の目視比較
JIS K 5600-5-11 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第11節:耐洗浄性
JIS K 5600-6-1 塗料一般試験方法−第6部:塗膜の化学的性質−第1節:耐液体性(一般的方法)
JIS K 5600-7-2 塗料一般試験方法−第7部:塗膜の長期耐久性−第2節:耐湿性(連続結露法)
JIS K 5601-1-1 塗料成分試験方法−第1部:通則−第1節:試験一般(条件及び方法)
JIS K 5601-4-1 塗料成分試験方法−第4部:塗膜からの放散成分分析−第1節:ホルムアルデヒド
JIS K 6734 プラスチック−硬質ポリ塩化ビニルシート−タイプ,寸法及び特性−第2部:厚さ 1mm未満のシート
JIS K 8575 水酸化カルシウム(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 3202 フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JIS Z 2911 かび抵抗性試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 5500による。
4. 種類 種類は,用途によって次の2種類に分ける。
a) 1種 浴室・台所用
b) 2種 内部一般用
5. 品質
5.1 品質 品質は,7.によって試験し,表1を満足しなければならない。
5.2 ホルムアルデヒド放散等級 ホルムアルデヒドの放散量は,7.18によって試験し,0.12 mg/L以下とし,ホルムアルデヒドの放散等級を表す分類記号は,F☆☆☆☆とする。
6. 見本品 見本品は,JIS K 5600-1-8に規定する区分によって,表2による。
7. 試験方法 参考 この規格の品質の規定に示した項目の試験に必要な試験板の材質,寸法及び枚数並びに試験日数は,参考表1による。また,この試験には,試料が約2L必要である。
7.1 サンプリング サンプリングは,JIS K 5600-1-2による。
7.2 試験用試料の検分及び調整 試験用試料の検分及び調整は,JIS K 5600-1-3による。
7.3 試験の一般条件 試験の一般条件は,JIS K 5600-1-1,JIS K 5600-1-6及びJIS K 5601-1-1によるほか,次による。
7.3.1 試験の場所
a) 養生及び試験を行う場所は,この規格の中で特に規定する以外は,JIS K 5600-1-6の4.1(標準条件)で,直射日光を受けず,養生及び試験に影響を与えるガス,蒸気及びほこりなどがなく,通風の少ない室内とする。
b) 拡散昼光は,JIS K 5600-4-3の5.2(自然昼光照明)による。ただし,JIS K 5600-4-3の5.3(色観察ブースの人工照明)に規定するブースを用いても差し支えない。
7.3.2 試験片の作製 7.3.2.1 試験板 試験板は,JIS K 5600-1-4による。ただし,この規格の中で特に規定する以外は,表面調整(3)を行った繊維強化セメント板 (150×70×3 mm) とする。 注(3) 試験板は,周辺をやすりで削って平らにし,角を丸め,全面を流水で洗ってから互いに重なり合わないように立て掛けて,7日間以上乾燥する。乾燥した試験板は,乾いたガーゼで表面をふき試験に用いる。このとき,モルタル水分計で測定した含水率の指標が10 %(質量割合)以下であることを確認する。

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