JIS A8507:1988 pdfダウンロード
JIS A8507:1988 pdfダウンロード。建設用回転圧縮機の仕様書様式 及び性能試験方法 Standard form of specifications and tests methods of rotary compressors for construction
1. 適用範囲
この規格は,建設用回転圧縮機(以下,回転圧縮機という。)の仕様書の様式及び仕様書記入要領並びにその性能試験方法について規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7505 ブルドン管圧力計 JIS B 8341 容積形圧縮機−試験及び検査方法 JIS C 1505 精密騒音計 JIS C 4210 一般用低圧三相かご形誘導電動機 JIS D 0006-1 土工機械−エンジン−第1部:ネット軸出力試験方法 備考 ISO 9249 : 1997, Earth-moving machinery−Engine test code−Net powerが,この規格と一致している。
JIS D 0006-2 土工機械−エンジン−第2部:ディーゼルエンジンの仕様書様式及び性能試験方法 JIS D 5301 始動用鉛蓄電池 JIS Z 8401 数値の丸め方 JIS Z 8704 温度測定方法−電気的方法 JIS Z 8705 ガラス製温度計による温度測定方法
JIS Z 8733 音響−音圧法による騒音源の音響パワーレベルの測定方法−反射面上の準自由音場における実用測定方法 JIS Z 8806 湿度−測定方法 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) 定格吐出し圧力 タンク内の圧力が上昇したとき,圧縮機が吐出しをやめ,又は吐出し量を減じるようにアンローダが作動する直前の圧力。アンローダ作動圧力と考えてよい。
b) 定格空気量
JIS B 8341に規定する方法によって測定した定格回転速度・定格吐出し圧力における吐出し空気量。ただし,吸込み状態(大気圧,吸込み空気温度)に換算して表す。
4. 仕様書の様式
4.1 仕様書は,付表1の様式による。
4.2 仕様書は,回転圧縮機の性能及び諸元の概略を示すもので,記入の際は,目的に応じて項目を選んでよい。
4.3 仕様書には,必要に応じて全体図などの図面を添付する。
5. 仕様書記入要領 5.1 形式名称 回転圧縮機の呼び方に用い,製造業者名略称,呼び名及び種類の順序に記入する。
5.2 製造業者名 製造業者名を記入する。
5.3 性能 性能は,次による。性能試験方法は,附属書1による。
a) 定格吐出し圧力
b) 定格空気量
c) エンジン出力又は電動機出力
d) 燃料消費量 エンジン駆動の場合は,附属書1の6.によって測定した定格負荷時の燃料消費量を記入する。
e) 騒音レベル 騒音レベルは,附属書2によって測定した値を記入する。
5.4 寸法 機体寸法は,次の項目について図1によって示す。
a) 全長(1) L, L’ 注(1) 折り畳み式けん引棒をもつ場合は,折り畳んだ状態で全長Lとする。 L’ は,けん引棒を折り畳まない状態の全長を示す。
b) 騒音測定用基準寸法(2) Ls 注(2) けん引棒をもつ場合は,けん引棒を除いた状態で騒音測定用基準寸法Lsとする。
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