JIS G5528:1984 pdfダウンロード
JIS G5528:1984 pdfダウンロード。ダクタイル鋳鉄管内面エポキシ樹脂粉体塗装 Epoxy-powder coating for interior of ductile iron pipes and fittings
1 適用範囲
この規格は,JIS G 5526に規定するダクタイル鋳鉄管及びJIS G 5527に規定するダクタイル鋳鉄異形管(以下,併せて管という。)の内面に形成するエポキシ樹脂粉体塗膜(以下,塗膜という。)及びその塗装方法について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 5526 ダクタイル鋳鉄管
JIS G 5527 ダクタイル鋳鉄異形管
JIS K 5101-11-1 顔料試験方法−第11部:密度−第1節:ピクノメータ法
JIS K 5500 塗料用語
JIS K 5600-1-1 塗料一般試験方法−第1部:通則−第1節:試験一般(条件及び方法)
JIS K 5600-1-2 塗料一般試験方法−第1部:通則−第2節:サンプリング
JIS K 5600-5-2 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第2節:耐カッピング性
JIS K 5600-5-3 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第3節:耐おもり落下性
JIS K 5600-5-4 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第4節:引っかき硬度(鉛筆法)
JIS K 5600-5-6 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第6節:付着性(クロスカット法)
JIS K 5600-7-1 塗料一般試験方法−第7部:塗膜の長期耐久性−第1節:耐中性塩水噴霧性
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 5500による。 4 塗料 4.1 一般 塗料は,使用上有害な成分を含まないものとし,4.2及び4.3に適合しなければならない。
4.2 塗料の組成 塗料の組成は,エポキシ樹脂,硬化剤及び顔料を主とする原料を用いた熱硬化性の粉体塗料とする。
4.3 塗料の品質 塗料の品質は,4.4.4によって試験を行い,表1に適合しなければならない。また,管を水道施設に使用する場合は,水質に有害な影響を与えないことを確認しなければならない。
4.4 塗料の試験
4.4.1 試験の一般条件 試験の一般条件は,JIS K 5600-1-1の3.(試験の一般条件)による。
4.4.2 サンプリング サンプリングは,JIS K 5600-1-2によって,試験の必要量以上を採取する。
4.4.3 試験片の作り方
4.4.3.1 試験片の材料,大きさ及び枚数
項目別の試験片の材料,大きさ及び枚数は,表2による。
4.4.3.2 試験片の塗装 試験片の塗装は,表2の鋼板を用いて,塗膜厚さが0.1
02.0+ mmになるように塗装し,十分に硬化させた後,常温(20±15 ℃)まで冷却する。
4.4.4 試験方法
4.4.4.1 塗膜の比重試験 塗膜の比重試験は,JIS K 5101-11-1による。
4.4.4.2 付着性試験(クロスカット法)
付着性試験(クロスカット法)は,JIS K 5600-5-6による。ただし,カットの間隔は,3 mmとする。
4.4.4.3 耐おもり落下性試験 耐おもり落下性試験は,JIS K 5600-5-3の6.(デュポン式)による。ただし,おもりの高さは,500 mmとする。
4.4.4.4 耐カッピング性試験 耐カッピング性試験は,JIS K 5600-5-2による。ただし,押し込み深さは,3 mmとする。
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