Location: Home > JIS
JIS
  • JIS A5105:1988 pdfダウンロード。コンクリート用砕石及び砕砂 Crushed stone and manufactured sand for concrete 1 適用範囲 この規格は,工場で岩石を破砕して製造するコンクリート用の砕石及び砕砂(以下,砕石及び砕砂という。)について規定する。 注記 技術上重要な改正に関する旧規格との対照表を,附属書Aに示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 0203 コンクリート用語 JIS A 1102 骨材のふるい分け試験方法 JIS A 1103 骨材の微粒分量試験方法 JIS A 1104 骨材の単位容積質量及び実積率試験方法 JIS A 1109 細骨材の密度及び吸水率試験方法 JIS A 1110 粗骨材の密度及び吸水率試験方法 JIS A 1121 ロサンゼルス試験機による粗骨材のすりへり試験方法 JIS A 1122 硫酸ナトリウムによる骨材の安定性試験方法 JIS A 1145 骨材のアルカリシリカ反応性試験方法(化学法) JIS A 1146 骨材のアルカリシリカ反応性試験方法(モルタルバー法) JIS A 1158 試験に用いる骨材の縮分方法 JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部:金属製網ふるい 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0203による。 4 種類,区分及び呼び方 4.1 種類及び粒の大きさによる区分 砕石及び砕砂の,種類及び粒の大きさによる区分は,表1による。 4.2 アルカリシリカ反応性による区分 砕石及び砕砂のアルカリシリカ反応性による区分は,表2による。
    10-13
  • JIS A5414:1988 pdfダウンロード。パルプセメント板 Pulp cement boards 1 適用範囲 この規格は,主として建築物の内装,軒天井及び外壁下地に用いるパルプセメント板について規定する。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 1129-1 モルタル及びコンクリートの長さ変化測定方法−第1部:コンパレータ方法 JIS A 1321 建築物の内装材料及び工法の難燃性試験方法 JIS A 1408 建築用ボード類の曲げ及び衝撃試験方法 JIS A 1415 高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法 JIS B 7503 ダイヤルゲージ JIS B 7507 ノギス JIS B 7512 鋼製巻尺 JIS B 7516 金属製直尺 JIS B 7526 直角定規 JIS K 1464 工業用乾燥剤 JIS K 3370 台所用合成洗剤 JIS K 8123 塩化カルシウム(試薬) JIS K 8594 石油ベンジン(試薬) JIS L 0804 変退色用グレースケール JIS L 0805 汚染用グレースケール JIS S 6026 クレヨン及びパス JIS Z 8703 試験場所の標準状態 3 種類及び記号 3.1 種類 パルプセメント板の種類は,かさ密度,化粧加工の有無及び用途によって,次のとおり区分する。 a) かさ密度による区分 0.9板:かさ密度が0.7 g/cm3以上,1.0 g/cm3未満のもの。 1.1板:かさ密度が1.0 g/cm3以上,1.3 g/cm3未満のもの。 b) 化粧加工の有無による区分 普通板:化粧加工を施さないもので,素板若しくは現場塗装又は防水のための下塗り塗装を施したもの。 化粧板:工場で表面に印刷・塗装・吹付け・焼付け・化粧材の張付けなどの化粧加工まで施したもの。 c) 用途による区分 内装用:内壁,天井など,内装用途に用いるもの。...
    10-13
  • JIS A5506:1987 pdfダウンロード。下水道用マンホール蓋 Manhole covers for sewerage works 1 適用範囲 この規格は,下水道に使用する枠内径600 mmマンホールの蓋及び枠(以下,マンホール蓋という。)について規定する。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 0403 鋳造品−寸法公差方式及び削り代方式 JIS B 0405 普通公差−第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差 JIS B 7502 マイクロメータ JIS B 7503 ダイヤルゲージ JIS B 7507 ノギス JIS B 7518 デプスゲージ JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品 JIS G 5502 球状黒鉛鋳鉄品 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 3.1 マンホール蓋 下水道用マンホールに使用する蓋と枠との総称。 3.2 勾配受け構造 蓋外周と枠内周との接触面を勾配に機械加工した構造で,車両通行などによって蓋にかかる荷重を枠勾配面で受け,蓋を枠に食い込ませることで長期の蓋のがたつき防止性を確保させるかん合構造。 3.3 平受け構造 蓋下面と枠棚部上面とを機械加工した構造で,車両通行などによって蓋にかかる荷重を枠棚部上面で受け,蓋のがたつき防止性を確保させるかん合構造。 注記 蓋の開けやすさのために,蓋外周と枠内周との間に隙間を設けている。 4 種類 マンホール蓋の種類は,材料によって表1のとおり区分する。
    10-13
  • JIS A5548:1987 pdfダウンロード。セラミックタイル張り内装用有機系接着剤 Interior organic adhesives for ceramic tiles 1 適用範囲 この規格は,建築物の内壁面にJIS A 5209に規定するセラミックタイルを施工する場合に使用する有機系接着剤(以下,接着剤という。)について規定する。 なお,技術的に重要な改正に関する新旧対照表を附属書Aに記載する。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 5209 セラミックタイル JIS A 5430 繊維強化セメント板 JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材 JIS K 6800 接着剤・接着用語 JIS K 7100 プラスチック−状態調節及び試験のための標準雰囲気 JIS R 3202 フロート板ガラス及び磨き板ガラス JIS R 5201 セメントの物理試験方法 JIS R 6252 研磨紙 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 6800によるほか,次による。 3.1 合成樹脂系エマルション 合成樹脂を水に分散させたもの。 3.2 張付け可能時間 接着剤塗布後タイルを接着するまでの時間のうち,所定の接着強さを満足する時間。 4 種類・区分 4.1 用途による区分 接着剤は,その用途によって,表1のとおり区分する。 4.2 主成分の種類 接着剤は,その主成分の種類によって,表2のとおりとする。 5 品質 5.1 外観 接着剤の外観は,均質で,有害と認められる異物の混入があってはならない。 5.2 侵食性 接着剤は,これに接するタイル,下地などを侵すものであってはならない。 5.3 有機溶剤の使用の有無 接着剤は,トリフェニルスズ化合物及びトリブチルスズ化合物,炭素数3以下の塩素化合物,並びに二硫化炭素を使用してはならない。 5.4 性能 接着剤は,箇条6の試験に従って表4に○印で示す試験項目の試験を行ったとき,表5及び5.5の規定に適合しなければならない。 5.5 可使時間及び張付け可能時間 接着剤は,6.3.5及び6.3.6の試験を行ったとき,製品の容器に表示した時間に適合しなければならない。
    10-13
  • JIS A8110:1988 pdfダウンロード。機械振動−不釣合い変化の 起きやすさ及び不釣合い感度 Earth-moving machinery—Service instrumentation 1. 適用範囲 1.1 この規格は,不釣合いに対する機械の振動の感度を求める方法を定め,運転速度に対する危険速度の近接の度合いの関数として感度の評価の指針を提供する。 不釣合いの変化の起きやすさに対して,幾つかの機械をグループ分けすることもこの規格に含まれている。また,幾つかの特定の機械についてどのような感度の数値を適用するかについての推奨案を示す。 1.2 機械を4.に示す三つのタイプに分類し,それぞれのグループの感度の値を5.に示す。この感度の値は単純な系の機械で,できれば全運転速度範囲内に一つだけ危険速度をもつような機械に適用すべきものである。複数の危険速度が互いに十分に(例えば,20%以上)離れていれば,運転速度範囲内に多くの危険速度をもつ機械にも適用できるであろう。 ここに提案した感度の数値は,特定の機械グループの受取り基準を提供することを意図したのではなく,むしろ重大な配慮不足や過度又は実現不可能な要求を避けるための指針を与えることを意図した。例えば,感度のより正確な測定が必要となるような特別な場合には,詳細な検討を行ううえでこの数値が役立つ。推奨する数値を参考として適切な対策をすれば,ほとんどの場合,満足な運転状態が期待できる。 これらの感度の数値に対して考慮するだけでは,必ずしも運転中の規定された振動値を超えないことを保証できない。振動の原因は,この規格のテーマ以外に数多くあることを認識しなければならない。 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによってこの規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。 ISO 1925 : 1990 Mechanical vibration−Balancing−Vocabulary ISO 2041 : 1990 Vibration and shock−Vocabulary 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,ISO 1925及びISO 2041によるほか,次による。 3.1 不釣合い変化の起きやすさの指標 (Susceptibility to unbalance) 機械がある運転期間中に顕著な不釣合い変化を発生する程度を示す指標。 3.2 不釣合い感度 (Sensitivity to unbalance) 不釣合い変化に対する振動応答の尺度。 備考 これは,次の3.2.1,3.2.2に示す二つの方法で数値的に表現される。 3.2.1 局所感度 (Local sensitivity) 特定の速度で回転するロータ上の特定の軸方向位置の不釣合い変化の大きさに対する,ある特定の測定位置での変位又は速度のベクトル変化の大きさの比。 局所感度は,次のように表される。
    10-13
  • JIS A8304:1987 pdfダウンロード。土工機械− 運転員の座席の振動評価試験 Earth-moving machinery− Laboratory evaluation of operator seat vibration 序文 この規格は,2000年に第3版として発行されたISO 7096, Earth moving machinery−Laboratory evaluation of operator seat vibrationを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。 なお,この規格で点線の下線を施してある参考は,原国際規格にはない事項である。 1. 適用範囲 1.1 この規格は,運転員の座席の懸架装置が,土工機械の運転員に伝わる1〜20Hzの周波数範囲の垂直方向の全身振動を減衰させる効果を測定及び評価するための室内試験方法について,ISO 10326-1に従い,規定するものである。 この規格は,運転員の座席を土工機械以外に適用する際の許容基準についても規定する。 1.2 この規格は,JIS A 8308に規定する土工機械の運転員の座席に適用する。 1.3 この規格は,次の土工機械に適用する入力スペクトルのクラスを規定する。このクラスは,それぞれ同じような振動特性をもつ機械のグループとして定義される。 − 固定フレーム式ダンパ(ダンプトラック)>運転質量4 500kg (1) 参考 クローラ式ダンパ(クローラ式不整地運搬車) − アーティキュレートフレーム式ダンパ − スクレーパで,車軸にサスペンション,又はフレームに振動吸収機構(クッションヒッチ)をもたないもの (2) − ホイールローダ>運転質量4 500kg (1) − グレーダ − ホイール式トラクタドーザ − ソイルコンパクタ(土工用) − バックホウローダ − クローラローダ − クローラ式トラクタドーザ≦運転質量50 000kg(1) (3) − コンパクトダンパ(ダンプトラック)≦運転質量4 500kg(1) − コンパクトローダ≦運転質量4 500kg (1) − スキッドステアローダ≦運転質量4 500kg(1) 注 (1) JIS A 8320参照 (2) サスペンション機構をもつスクレーパには,サスペンション機構をもたない座席か,減衰特性の高いサスペンションをもつものが使用される。 (3) 50 000kg以上のクローラ式トラクタドーザでは,クッションタイプの座席でも,適度に必要性能が得られる。 1.4 次の機械は,運転時の運転員の座席に伝わる振動が1〜20Hzの範囲では十分に低いことが知られているので,これらの機械の運転員の座席は振動伝達を低減するためのサスペンションを必要としない。 − エキスカベータ,脚移動式エキスカベータ及び機械式ショベルを含む(4) − トレンチャ − ランドフィルコンパクタ(廃棄物処理用) − ロードローラ,タイヤローラ − せん孔機械 − パイプレーヤ −...
    10-13
  • JIS A8505:1988 pdfダウンロード。ガラス製体積計 Volumetric glassware 1. 適用範囲 この規格は,体積計に受け入れられた液体(受用)又は体積から排出した液体(出用)の体積を測定するガラス製の体積計のうち,ビュレット,メスピペット,全量ピペット,全量フラスコ,首太全量フラスコ,メスシリンダー及び乳脂計(以下,体積計という。)について規定する。 備考 この規格の対応国際規格を,付表9に示す。 2. 等級 等級は,乳脂計を除き体積の許容誤差によって区分し,クラスA及びクラスBの2等級とする。 3. 計量単位 体積計の体積の計量単位及びその記号は,リットル(l又はL),デシリットル(dl又はdL)又はミリリットル(ml又はmL)とする。 4. 呼び容量 呼び容量は,次のとおりとする。 (1) ビュレット(単位ml) 1, 2, 5, 10, 25, 50, 100 (2) メスピペット(単位ml) 0.1, 0.2, 0.3, 0.5, 1, 2, 3, 5, 10, 20, 25, 50 (3) 全量ピペット(単位ml) 0.1, 0.2, 0.3, 0.4, 0.5, 1, 1.5, 2, 2.5, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 15, 17.5, 17.6, 20, 25, 30, 40, 50, 100, 200 (4) 全量フラスコ(単位ml) 5, 10, 20, 25, 50, 100, 200, 250, 300, 500, 1 000, 2 000, 2 500, 3 000, 5 000, 10 000 (5) 首太全量フラスコ(単位ml) 50, 100,...
    10-13
  • JIS A8507:1988 pdfダウンロード。建設用回転圧縮機の仕様書様式 及び性能試験方法 Standard form of specifications and tests methods of rotary compressors for construction 1. 適用範囲 この規格は,建設用回転圧縮機(以下,回転圧縮機という。)の仕様書の様式及び仕様書記入要領並びにその性能試験方法について規定する。 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 7505 ブルドン管圧力計 JIS B 8341 容積形圧縮機−試験及び検査方法 JIS C 1505 精密騒音計 JIS C 4210 一般用低圧三相かご形誘導電動機 JIS D 0006-1 土工機械−エンジン−第1部:ネット軸出力試験方法 備考 ISO 9249 : 1997, Earth-moving machinery−Engine test code−Net powerが,この規格と一致している。 JIS D 0006-2 土工機械−エンジン−第2部:ディーゼルエンジンの仕様書様式及び性能試験方法 JIS D 5301 始動用鉛蓄電池 JIS Z 8401 数値の丸め方 JIS Z 8704 温度測定方法−電気的方法 JIS Z 8705 ガラス製温度計による温度測定方法 JIS Z 8733 音響−音圧法による騒音源の音響パワーレベルの測定方法−反射面上の準自由音場における実用測定方法 JIS Z 8806 湿度−測定方法 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。 a) 定格吐出し圧力 タンク内の圧力が上昇したとき,圧縮機が吐出しをやめ,又は吐出し量を減じるようにアンローダが作動する直前の圧力。アンローダ作動圧力と考えてよい。 b) 定格空気量 JIS B 8341に規定する方法によって測定した定格回転速度・定格吐出し圧力における吐出し空気量。ただし,吸込み状態(大気圧,吸込み空気温度)に換算して表す。 4. 仕様書の様式 4.1 仕様書は,付表1の様式による。 4.2 仕様書は,回転圧縮機の性能及び諸元の概略を示すもので,記入の際は,目的に応じて項目を選んでよい。 4.3 仕様書には,必要に応じて全体図などの図面を添付する。 5....
    10-13
  • JIS A8902:1988 pdfダウンロード。ショベル及びスコップ Shovels and Scoops 1. 適用範囲 この規格は,土木用,農事用及び家庭用のショベル及びスコップについて規定する。 引用規格: JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法 JIS Z 9003 計量規準型一回抜取検査(標準偏差既知でロットの平均値を保証する場合及び標準偏差既知でロットの不良率を保証する場合) JIS Z 9006 計数選別型一回抜取検査 2. 種類 ショベル及びスコップの種類は,その種類によって区分し,表1のとおりとする。 3. 品質 品質は,次のとおりとする。 (1) さじ部は,適当な熱処理を行い,刃先から25〜50mmの箇所における硬さは,8.1に規定する試験を行ったとき,ショベル丸形ではHRC 37〜49,その他の種類では,HRC 30〜45でなければならない。ただし,その他の種類においては板厚が1.4mm未満の場合には,HRA 65.5〜73でなければならない。 (2) ショベル丸形1番,ショベル丸形2番,ショベル角形1番,ショベル角形2番,スコップ2番及びスコップ3番については,8.2の負荷試験を行い,破損,緩み又は著しい変形がなく,かつ,試験の前後において握り部の位置の差が25mmを超えてはならない。 4. 構造 軸部は,木製においては,リベットを用いてさじ部と十分に緊結しなければならない。また,パイプ製では,溶接,はめあい,リベットなどの結合を用いて,さじ部と十分に緊結しなければならない。 5. 形状及び寸法 形状及び寸法は,付図1〜8及び付表に示すとおりとする。 なお,軸部は,その断面形状によって,円形軸又は異形軸とする。また,握り部の形状はY形とする。 6. 外観 外観は,次のとおりとする。 (1) さじ部の表面には,使用上有害なきず,割れその他の欠点があってはならない。 (2) 柄部は,木製では表面が滑らかで,使用上有害なふし,目切,くされ,虫くい,曲がりなどの欠点があってはならない。パイプ製では,使用上有害な突起,くぼみ,曲がりなどの欠点があってはならない。 7. 材料 材料は,次のとおりとする。 (1) さじ部の材料は,表2に示す化学成分の鋼板又はこれと同等以上の品質をもつ鋼板とする。 (2) 軸部の材料は,木又はパイプとし,木製については,かし又はこれに準じる品質を有する堅木で,含水率18%以下のものとする。パイプ製については,構造用鋼,ステンレス鋼,アルミニウム,樹脂などのパイプ又はこれらの材料を組み合わせたものとする。 (3) 握り部の材料は,木,構造用鋼,ステンレス鋼,アルミニウム,樹脂又はこれらの材料を組み合わせたものとする。 8. 試験 8.1 硬さ試験 さじ部の硬さは,刃先から25〜50mmの任意の3か所においてJIS Z 2245(ロックウェル硬さ試験方法)によって測定し,その平均値とする。 8.2 負荷試験 図に示すように押さえ金具Pの縦の中心線 (A−A) が,刃先先端から50mmの位置にあるように,また横の中心線 (B−B) が柄部の中心線に直角になるようにさじ部を締め付け,握り部に質量Mのおもりを1分間かけた後これを取り除き,さじ部及び柄部の破損,緩み,変形などの異状及びおもりをかける前と取り除いた後との握り部の位置の差 (mm) を調べる。ただし,おもりの質量Mの値は,表3のとおりとする。
    10-13
  • JIS B0614:1987 pdfダウンロード。円すい公差方式System of Cone Tolerances 1.適用範囲 この規格は,テーパ比が31〜5001,円すい長さが 6mm を超え,630mm 以下の剛性のある円すい部品に適用する円すい公差方式について規定する。ただし,転がり軸受の円すい公差には適用しない。なお,この規格に定めるテーパ角度公差は,プリズム部品にも適用することができる。備考この規格は,ISO 1947-1973 (System of cone tolerances for conical workpieces from C=1 : 3to 1 : 500 and lengths from 6 to 630mm)に規定されている円すい公差方式によっている。 引用規格:JIS B 0021 幾何公差の図示方法JIS B 0154 円すい用語JIS B 0401 寸法公差及びはめあい対応国際規格:ISO 1947 System of cone tolerances for conical workpieces from C=1 : 3 to 1 : 500 and lengths from6 to 630mm関連規格:JIS B 0612 円すいテーパJIS B 0615 機械用のプリズム角度及びプリズムこう配 JIS B 0616 円すいはめあいJIS Z 8601 標準数ISO 3040 Technical drawings−Dimensioning and tolerancing cones2.用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,JIS B 0154(円すい用語)及び JIS B 0021(幾何公差の図示方法)による。 3.量記号 この規格で用いる主な量記号の意味は,次による。 AT:テーパ角度公差備考 記号 AT はテーパ角度公差の等級を表す場合にも用いる。この場合は,記号 AT のあとに等級を表す数字を付ける。ATD:長さ単位で表したテーパ角度公差ATα:角度単位で表したテーパ角度公差C:基準テーパ比D:基準大端径Dmax:最大許容大端径 4.円すい公差方式 4.1円すい公差方式の基礎 円すい公差方式は,円すい直径公差,テーパ角度公差,円すい形状公差及び円すい断面直径公差を基礎とする。 4.2円すい直径公差...
    10-13