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JIS H2151:1994 pdfダウンロード。チタン及びチタン合金−スポンジチタン Titanium and titanium alloys-Titanium sponge 1 適用範囲 この規格は,展伸材及び鋳造品の溶解原料として用いるスポンジチタンについて規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 13092:2012,Titanium and titanium alloys−Titanium sponge(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS H 0511 チタン及びチタン合金−スポンジチタンのブリネル硬さ試験方法 JIS H 1610 チタン及びチタン合金−サンプリング方法 JIS H 1612 チタン及びチタン合金中の窒素定量方法 JIS H 1613 チタン及びチタン合金中のマンガン定量方法 JIS H 1614 チタン及びチタン合金中の鉄定量方法 JIS H 1615 チタン中の塩素定量方法 JIS H 1616 チタン及びチタン合金中のマグネシウム定量方法 JIS H 1617 チタン及びチタン合金中の炭素定量方法 JIS H 1618 チタン及びチタン合金−けい素定量方法 JIS H 1619 チタン及びチタン合金−水素定量方法 JIS H 1620 チタン及びチタン合金中の酸素定量方法 JIS H 1623 チタン中のナトリウム定量方法 JIS H 1630 チタンの発光分光分析方法 JIS H 1632-2 チタン−ICP発光分光分析方法−第2部:パラジウム,マンガン,鉄,マグネシウム,けい素,アルミニウム,バナジウム,ニッケル,クロム,すず,銅,モリブデン,ジルコニウム,ニオブ,タンタル,コバルト及びイットリウム定量方法 JIS K 0069 化学製品のふるい分け試験方法 JIS K 1105 アルゴン 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 3.1 スポンジチタン(titanium sponge) 多孔質でスポンジの形状をした金属チタン。 注記 金属チタンの溶解原料として使用される。酸化チタン(IV)を主成分とする原料を塩化して塩化チタン(IV)とし,この塩化チタン(IV)を還元して製造される。 3.2 マグネシウム還元法(magnesium...10-11 JIS H2151
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JIS H7002:1989 pdfダウンロード。制振材料用語 Glossary of Terms used in Damping Materials 1. 適用範囲 この規格は,主として金属系の制振材料に関する主な用語及び意味について規定する。 引用規格: JIS C 1502 普通騒音計 JIS C 1505 精密騒音計 JIS C 1510 振動レベル計 関連規格 JIS B 0153 機械振動・衝撃用語 JIS G 0201 鉄鋼用語(熱処理) JIS Z 8106 音響用語(一般) 2. 分類 用語は,次のとおり分類する。 (1) 材料及び材料特性 (2) 性能 (3) 試験方法 (4) 現象一般 3. 用語及び意味 用語及び意味は,次のとおりとする。 なお,参考のために対応英語を示す。 備考 1. 二つ以上の用語を並べてある場合は,その順位に従って優先的に使用する。 2. 用語及び意味のなかで一部に [ ] を付けてある場合は,括弧の中の用字を省略してもよい。 3. 用語及び意味のなかで一部に ( ) を付けてある場合は, ( ) の中の用語に代えてもよい。 4. 意味に(1),(2)とあるのは,(1)及び(2)の二通りの意味があることを示す。10-11 JIS H7002
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JIS K0302:1989 pdfダウンロード。排ガス中のダスト粒径分布の測定方法 Measuring Method for Particle−Size Distribution of Dusts in Flue Gas 1. 適用範囲 この規格は,排ガス中のダストの粒径分布を煙突,煙道,ダクトなど(以下,ダクトという。)において,質量基準によって測定する方法について規定する。 備考 この規格のなかで,{ }を付けて示してある数値及び単位は,従来単位によるものであって,参考として併記したものである。 引用規格: JIS B 9909 集じん装置の仕様の表し方 JIS K 0901 気体中のダスト試料捕集用ろ過材 JIS Z 8808 排ガス中のダスト濃度の測定方法 JIS Z 8901 試験用ダスト 2. 共通事項 共通事項は,JIS Z 8808(排ガス中のダスト濃度の測定方法)による。 3. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,JIS B 9909(集じん装置の仕様の表し方),JIS Z 8808及びJIS Z 8901(試験用ダスト)によるほか,次による。 (1) ダスト 気体中に含まれる固体の粒子。乾燥によって付着水分を除いたもの。 (2) 粒径 空気力学的挙動が比重1の球状粒子と等価となるような粒子の直径。 (3) 粒径分布 各粒径区分の粒子の質量が全体の粒子群の質量に対して存在する割合。 (4) 慣性衝突法 粒子が運動に際してもっている慣性力を利用し,物体に衝突させて粒子を気流から分離捕集する方法。 (5) インパクタ 慣性衝突法を用いて粒子を捕集板に衝突させて気流から分離するもの。 (6) カスケードインパクタ 捕集板に対する気流の衝突速度が次第に大きくなるようにインパクタを数段重ねることによって,ダストの粒径分布を求めることのできるもの。分級捕集器ともいう。 (7) ジェットノズル カスケードインパクタで,捕集板に対して粒子を衝突させるために作り出す気流の噴出孔。 (8) 単孔ノズル カスケードインパクタにおいて,各段ごとに1個のジェットノズルがあるもの。 (9) 多孔ノズル カスケードインパクタにおいて,各段ごとに多数個のジェットノズルがあるもの。 (10) 円形ノズル ジェットノズルの断面が円形のもの。 (11) スリット形ノズル ジェットノズルの断面が長方形状のもの。 (12) バックアップフィルタ カスケードインパクタにおいて,慣性衝突によって捕集できなかった微粒子を完全に捕集するために,最終段の捕集板の後に設けられたろ紙。 (13) 再飛散 慣性力によって捕集板に衝突した粒子が,再び気流中にもち去られる現象。 (14) ウォールロス カスケードインパクタにおいて,再飛散などのために捕集板表面以外のジェットノズル背面などの周壁に付着した粒子の量。段間ロスともいう。 (15) 慣性パラメータ 粒子の運動に際して生じる慣性力の大きさを表す無次元のパラメータで,次の式によって表されるもの。10-11 JIS K0302
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JIS K5911:1994 pdfダウンロード。白ラック Bleached lac 1. 適用範囲 この規格は,ラック貝がら虫の分泌物から得たラック樹脂を漂白した白ラック(以下,白ラックという。)について規定する。 備考1. この規格の引用規格を,次に示す。 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 5909 セラック JIS K 8001 試薬試験方法通則 JIS K 8102 エタノール (95) [エチルアルコール (95)](試薬) JIS K 8541 硝酸(試薬) JIS K 8550 硝酸銀(試薬) JIS P 3801 ろ紙(化学分析用) JIS R 3503 化学分析用ガラス器具 JIS Z 8801 標準ふるい 2. この規格の対応国際規格を,次に示す。 ISO 57 Bleached lac−Specification 2. 種類 次の4種類とする。 1種 ワックスを除かないもの。 2種 ワックスを除かないで乾燥したもの。 3種 ワックスを除いたもの。 4種 ワックスを除いて精製度を高くしたもの。 3. 品質 品質は 6.によって試験したとき,表1のとおりとする。 4. 一般事項 試料は,速やかに採取し直ちに試験を行わなければならない。 試験において共通する一般事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。 5. 試料採取方法及び調整方法 (1) 要旨 試料はロットを代表するように採取し,採取した試料の量が多い場合は必要な量まで縮分し,必要な粒度まで粉砕する。 (2) 器具 器具は,次のとおりとする。 (a) ふるい JIS Z 8801に規定する網ふるい850μm及び500μm。 (b) はかり 化学はかり又は電子はかり。 (3) 操作 操作は,次のとおり行う。 (3.1) 試料採取 (a)...10-11 JIS K5911
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JIS K6373:1989 pdfダウンロード。軽負荷用歯付ベルトSynchronous belts for light duty power transmission 1.適用範囲 この規格は,軽負荷の伝動に用いる継ぎ目のない輪形の歯付ベルト(以下,ベルトという。)について規定する。 備考1. この規格の引用規格を,次に示す。JIS B 7507 ノギス2.この規格の対応国際規格を,次に示す。 ISO 5296-2 : 1989 Synchronous belt drives−Belts−Part 2:Pitch codes MXL and XXL−Metricdimensions 2.種類 ベルトの種類は,図 1 に示す歯形寸法によって分け,MXL 及び XXL の 2 種類とする。 3.品質 3.1外観 ベルトの外観は,平形ベルトに等間隔で左右対称の台形状の歯をもち,ねじれ,傷,その他使用上有害な欠点がないものでなければならない。 3.2性能 ベルトの性能は,7.3 によって試験し,表 1 に適合しなければならない。 4.構造 ベルトの構造は,6.の材料を用い,ピッチ線(2)の位置に心線を置き,ゴムを塗布した布で歯を覆った構造のもの,又は歯がゴムだけからなるものとする。 注(2)ピッチ線とは,ベルトが曲げられたとき,伸縮しない面(ピッチ面)が,ベルトの側面と交わってできる線である(図2参照)。 5.寸法 5.1歯形の形状及び基準寸法 ベルトの歯形の形状及び基準寸法は,図 1 によるものとし,7.1 に規定する歯付プーリ(以下,プーリという。)に適合しなければならない。 5.2ベルトの長さ及び歯数 ベルトの長さは,ピッチ線に沿うベルトの長さ(以下,長さという。)で表し,7.1 によって測定する。ベルトの長さとその許容差及び歯数は,表 2 による10-11 JIS K6373
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JIS K7011:1989 pdfダウンロード。構造用ガラス繊維強化プラスチック Glass Fiber Reinforced Plastics for Structural Use 1. 適用範囲 この規格は,構造用材料として使用するガラス繊維強化プラスチック(以下,GFRPという。)について規定する。 2. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,JIS K 6900(プラスチック用語)によるほか,次のとおりとする。 (1) 引張強さの限界値 GFRPの区分の基礎となる引張強さの値で,測定された引張強さから標準偏差を求め,その3倍の値を引張強さの平均値から引いた値。 (2) 面内方向 GFRPの板厚に対して直角方向の面内におけるガラス繊維の配列の方向。 (3) プリフォーム ガラス繊維を約50mmの長さに切断し,樹脂系結合剤(バインダー)を用いて最終成形品に近い形状に予備成形したもの。 (4) シートモールディングコンパウンド 一般に,ガラス繊維を10〜50mmに切断し,分散したストランドに硬化剤,充てん材,増粘剤などを配合した樹脂を含浸し,樹脂を増粘させた後,常温で安定な状態にしたシート状の成形材料。 (5) バルクモールディングコンパウンド 一般に,3〜15mmの長さに切断したガラスチョップドストランドと硬化剤,充てん材,増粘剤などを配合した熱硬化性樹脂を混合し,樹脂をそのまま又は増粘させた後,常温で安定な状態にした塊状の成形材料。 (6) コールドプレス成形法 熱伝導率の小さい樹脂型又は金属型を用い,不飽和ポリエステル樹脂の硬化時に発生する反応熱を利用して,常温から100℃以下の温度でプレスする成形方法。 (7) レジンインジェクション成形法 型の中にガラス繊維などをあらかじめ封入し,型に設けられた注入孔から樹脂などを圧入して成形する方法。 (8) 引抜き成形法 連続したガラス繊維(マット材及びクロス材の併用もある。)に樹脂などを含浸させたものを,加熱した型内に引き込み又は型内で含浸させて,型内又は型を出たところで硬化させて,型から連続的に引き出す成形方法。 (9) 遠心成形法 高速で回転する円筒型内にガラス繊維,樹脂などを供給し,遠心力を利用して成形する方法。 (10) テープラッピング成形法 回転するマンドレル上に,シート状のガラス繊維に樹脂などを含浸させながら巻き付けて積層し,成形する方法。 (11) ローリング成形法 シート状のプリプレグをローリング成形機を用いて,マンドレル上に巻き付けて積層し,加熱硬化して筒状に成形する方法。 引用規格:4ページに示す。10-11 JIS K7011
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JIS K7641:1994 pdfダウンロード。写真−現像処理済み安全写真フィルム−保存方法 Imaging materials-Processed safety photographic films- Storage practices 1 適用範囲 この規格は,大きさには関係なく,ロール状,ストリップ状,シート状又はアパーチュアカードの形態の現像処理済み安全写真フィルム(以下,“写真フィルム”という。)について,その望ましい保存条件,保存設備,取扱方法及び検査方法について規定する。 この規格は,箇条3に定義する写真フィルムの長期保存条件及び中期保存条件について規定する。 この規格は,使用頻度の少ない保存用写真フィルムに適用する。使用を目的とした写真フィルム(附属書A参照)には適用しない。 この規格は,安全写真フィルム(ISO 18906参照)だけに適用する。硝酸セルロースベースの写真フィルムは不安定で危険であるため(参考文献[8]参照),この規格の対象としない。硝酸セルロースべースの写真フィルムの保存には特別の条件(参考文献[4]参照)を必要とするが,環境条件については,この規格の規定を適用する。 注記1 この規格は,適切に処理された写真フィルムに適用するために作成されたものであるが,処理条件が不明確な写真フィルム,調色又はレタッチを施した写真フィルム,及び安定性が不明な筆記具による書込みをした写真フィルムに適用しても,その寿命を延ばす効果がある。 写真印画及び写真乾板の保存には別の配慮が必要なので,この規格では取り扱わず,JIS K 7642及びJIS K 7644に,それぞれ規定する。 注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 18911:2000,Imaging materials−Processed safety photographic films−Storage practices (MOD) なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)には適用しない。 JIS K 7645:2003 写真−現像処理済み写真フィルム,乾板及び印画紙−包材,アルバム及び保存容器 注記 対応国際規格:ISO 18902:2001 Imaging materials−Processed photographic films, plates and papers−Filing enclosures and storage containers (MOD) ISO 18901:2002,Imaging materials−Processed silver-gelatin type black-and-white films−Specifications for stability ISO 18905:2002,Imaging materials−Ammonia-processed diazo photographic film−Specifications for stability ISO 18906:2000,Imaging materials−Photographic films−Specifications for safety film ISO 18912:2002,Imaging materials−Processed vesicular photographic film−Specifications for stability ISO 18916:2007,Imaging materials−Processed imaging materials−Photographic activity test for enclosure...10-11 JIS K7641
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JIS K8142:1994 pdfダウンロード。塩化鉄(III)六水和物(試薬) Iron (III) chloride hexahydrate (Reagent) FeCl3・6H2O FW:270.30 1 適用範囲 この規格は,試薬として用いる塩化鉄(III)六水和物について規定する。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則 JIS K 0115 吸光光度分析通則 JIS K 0116 発光分光分析通則 JIS K 0121 原子吸光分析通則 JIS K 0970 ピストン式ピペット JIS K 8001 試薬試験方法通則 JIS K 8012 亜鉛(試薬) JIS K 8034 アセトン(試薬) JIS K 8044 三酸化二ひ素(試薬) JIS K 8051 3-メチル-1-ブタノール(試薬) JIS K 8085 アンモニア水(試薬) JIS K 8102 エタノール(95)(試薬) JIS K 8103 ジエチルエーテル(試薬) JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬) JIS K 8121 塩化カリウム(試薬) JIS K 8136 塩化すず(II)二水和物(試薬) JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬) JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬) JIS K 8160 塩化マンガン(II)四水和物(試薬) JIS K 8180 塩酸(試薬)...10-11 JIS K8142
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JIS K8392:1994 pdfダウンロード。サリチル酸(試薬) Salicylic acid C7H6O3 FW : 138.12 1. 適用範囲 この規格は,試薬として用いるサリチル酸について規定する。 備考 この規格の引用規格を,次に示す。 JIS K 0064 化学製品の融点測定方法 JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法 JIS K 0117 赤外分光分析方法通則 JIS K 8001 試薬試験方法通則 2. 共通事項 この規格に共通する事項は,JIS K 8001による。 3. 種類 特級 4. 性質 サリチル酸は,次の性質を示す。 (1) 性状 サリチル酸は,白い針状結晶又は結晶性粉末で,エタノール及びジエチルエーテルに溶けやすく,水に溶けにくい。 (2) 定性方法 試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117によって測定すると,波数3 240cm−1,3 070cm−1,1 660cm−1,1 480cm−1,1 250cm−1,1 160cm−1,760cm−1及び700cm−1付近に主な吸収を認める。この場合,試料調製はJIS K 0117の6.2(1)(錠剤法)による。赤外吸収スペクトルの一例を,図1に示す。 5. 品質 品質は,6.によって試験し,表1に適合しなければならない。 6. 試験方法 試験方法は,次のとおりとする。 (1) 純度 99.5%以上 試料0.5g(0.1mgのけたまではかる)+エタノール (95) 5ml+二酸化炭素を含まない水30ml→0.1mol/l水酸化ナトリウム溶液で滴定[指示薬:フェノールフタレイン溶液]。 別に,同一条件で空試験を行って滴定量を補正する。 0.1mol/l水酸化ナトリウム溶液1mlは,0.013 812gC7H6O3に相当する。 (2) エタノール溶状 試料3g+エタノール (95) (→20ml) ……澄明。 (3) 融点 158〜161℃ JIS K 0064の3.1(目視による方法)による。 (4) 強熱残分(硫酸塩) 0.01%以下10-11 JIS K8392
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JIS K8400:1994 pdfダウンロード。塩化アンチモン (III) (試薬) Antimony (III) chloride 1. 適用範囲 この規格は,試薬として用いる塩化アンチモン (III) (1)について規定する。 注(1) 別名:三塩化アンチモン 備考 この規格の引用規格を,次に示す。 JIS K 8001 試薬試験方法通則 2. 共通事項 この規格に共通する事項は,JIS K 8001による。 3. 種類 特級 4. 性質 塩化アンチモン (III) は,次の性質を示す。 (1) 性状 塩化アンチモン (III) は,白〜うすい黄色の結晶又は結晶塊で,潮解性が強く,湿気を吸収してバター状に変化する。塩酸及びエタノールに極めて溶けやすい。少量の水には溶けるが,多量の水によって不溶性の塩化酸化物が生じる。この塩化酸化物は酒石酸溶液に溶ける。融点は約75 ℃,沸点は約230 ℃である。 (2) 定性反応 (a) 試料1 gに塩酸 (1+3) 10 mlを加えて溶かす(A液)。A液5 mlに硫化ナトリウム溶液2 mlを加えると黄みの褐色の沈殿が生じる。 (b) A液5 mlに硝酸銀溶液2 mlを加えると白い沈殿が生じる。 5. 品質 品質は6.によって試験し,表1に適合しなければならない。 6. 試験方法 試験方法は,次のとおりとする。 (1) 純度 98.0 %以上 試料0.3 g(0.1 mgのけたまではかる)+酒石酸ナトリウムカリウム溶液 (150 g/l) 30 ml+炭酸水素ナトリウム2 g→溶かす→0.05 mol/lよう素溶液で滴定(指示薬:でんぷん溶液)。 別に同一条件で空試験を行い,滴定量を補正する。 0.05 mol/lよう素溶液1 mlは,0.011 405 g SbCl3に相当する。 [参考]SbCl3+2I+2NaHCO3=SbCl3O+2NaI+2CO2+H2O (2) 希塩酸溶状 試料4 g+塩酸 (1+3) (→20 ml) →加熱して溶かす……ほとんど澄明以内。 (3) 硫黄化合物(SO4として) 0.01 %以下 試料側溶液:試料1.0 g+塩酸 (2+1) 30 ml+硝酸 (1+1)...10-11 JIS K8400
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