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JIS K8514:1992 pdfダウンロード。臭化ナトリウム(試薬) Sodium bromide(Reagent) 1 適用範囲 この規格は,試薬として用いる臭化ナトリウムについて規定する。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法 JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則 JIS K 0115 吸光光度分析通則 JIS K 0116 発光分光分析通則 JIS K 0121 原子吸光分析通則 JIS K 0970 プッシュボタン式液体用微量体積計 JIS K 1107 窒素 JIS K 8001 試薬試験方法通則 JIS K 8005 容量分析用標準物質 JIS K 8034 アセトン(試薬) JIS K 8085 アンモニア水(試薬) JIS K 8102 エタノール(95)(試薬) JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬) JIS K 8121 塩化カリウム(試薬) JIS K 8142 塩化鉄(III)六水和物(試薬) JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬) JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬) JIS K 8180 塩酸(試薬) JIS K 8201 塩化ヒドロキシルアンモニウム(試薬) 3 種類 種類は,特級とする。 4 性質 4.1 性状 臭化ナトリウムは,白い結晶又は結晶性粉末で吸湿性があり,水に溶けやすく,エタノールにやや溶けやすい。 4.2...10-08 JIS K8514
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JIS K8580:1992 pdfダウンロード。すず(試薬) Tin(Reagent) 1 適用範囲 この規格は,試薬として用いるすずについて規定する。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0121 原子吸光分析通則 JIS K 8001 試薬試験方法通則 JIS K 8180 塩酸(試薬) JIS K 8400 塩化アンチモン(III)(試薬) JIS K 8541 硝酸(試薬) JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬) JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬) JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬) 3 種類 種類は,特級とする。 4 性質 4.1 性状 すずは,銀色の光沢ある金属で,棒状,粒状,花状又ははく(箔)状で,熱塩酸に溶けやすく,硝酸によってメタすず酸に変わる。 4.2 定性方法 定性方法は,次による a) 試料1 gに塩酸20 mlを加えて加熱して溶かす(A液)。A液を,水を入れた試験管の外側底部に付着させ,これをブンゼンバーナーの無色炎中に入れると,試験管の底が青い炎で包まれる。 b) A液に粒状の亜鉛を浸すと,その表面に灰色の海綿状の物質が析出する。 5 品質 品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。 6 試験方法 6.1 一般事項 試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。 6.2 銅(Cu),鉛(Pb),アンチモン(Sb)及び鉄(Fe) 銅(Cu),鉛(Pb),アンチモン(Sb)及び鉄(Fe)の試験方法は,次による。 a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。 1) 塩酸(2+1) JIS K 8180に規定する塩酸の体積2と水の体積1とを混合する。 2) 混酸(塩酸4,硝酸1) 塩酸の体積4にJIS K 8541に規定する硝酸(質量分率60〜61 %)の体積1を徐々に加えて混合する。 警告 この操作は,刺激性のある窒素酸化物が発生するので,局所排気装置を用いるなどして安全及び健康に留意した適切な措置をとらなければならない。 3) 硝酸(1+2) JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率60〜61 %)の体積1と水の体積2とを混合する。...10-08 JIS K8580
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JIS K8586:1992 pdfダウンロード。スルファニル酸(試薬) Sulfanilic acid(Reagent) 1 適用範囲 この規格は,試薬として用いるスルファニル酸1) について規定する。 注1) 別名 p-アミノベンゼンスルホン酸又は4-アミノベンゼンスルホン酸 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法 JIS K 0117 赤外分光分析方法通則 JIS K 1107 窒素 JIS K 8001 試薬試験方法通則 JIS K 8005 容量分析用標準物質 JIS K 8013 亜鉛粉末(試薬) JIS K 8019 亜硝酸ナトリウム(試薬) JIS K 8102 エタノール(95)(試薬) JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬) JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬) JIS K 8180 塩酸(試薬) JIS K 8197 N-1-ナフチルエチレンジアミン二塩酸塩(試薬) JIS K 8355 酢酸(試薬) 3 種類 種類は,特級とする。 4 性質 4.1 性状 スルファニル酸は,白からうすい紅色(又はうすい褐色)の結晶性粉末で,水に溶けにくく,エタノール及びジエチルエーテルにほとんど溶けない。 4.2 定性方法 試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117によって測定すると,波数2 881 cm−1,2 648 cm−1,1 601 cm−1,1 499 cm−1,1 246 cm−1,1 160 cm−1,1 124 cm−1,1 036 cm−1,1...10-08 JIS K8586
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JIS K8589:1992 pdfダウンロード。5-スルホサリチル酸二水和物(試薬) 5-Sulfosalicylic acid dihydrate 1 適用範囲 この規格は,試薬として用いる5-スルホサリチル酸二水和物について規定する。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法 JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則 JIS K 0115 吸光光度分析通則 JIS K 0117 赤外分光分析方法通則 JIS K 8001 試薬試験方法通則 JIS K 8102 エタノール(95)(試薬) JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬) JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬) JIS K 8180 塩酸(試薬) JIS K 8201 塩化ヒドロキシルアンモニウム(試薬) JIS K 8202 塩化1,10-フェナントロリニウム一水和物(試薬) JIS K 8295 グリセリン(試薬) JIS K 8359 酢酸アンモニウム(試薬) JIS K 8371 酢酸ナトリウム三水和物(試薬) JIS K 8392 サリチル酸(試薬) JIS K 8541 硝酸(試薬) JIS K 8550 硝酸銀(試薬) JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬) JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬) JIS K 8680 トルエン(試薬) JIS K 8799 フェノールフタレイン(試薬)...10-08 JIS K8589
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JIS K8629:1992 pdfダウンロード。タンニン酸(試薬)Tannic acid 1 適用範囲 この規格は,試薬の試験に関する共通事項について規定する。ただし,高純度試薬についてはJIS K 8007 を,また,生化学試薬についてはJIS K 8008を,それぞれ適用する。 なお,この規格と個別規格との間に相違がある場合には,個別規格によるものとする。 注記1 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 6353-1:1982,Reagents for chemical analysis−Part 1: General test methods(MOD)なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 注記2 平成30年2月19日までの間は,旧規格であるJIS K 8001:2015によることができる。旧規格を用いた場合は,その旨を試験成績書などに記載する。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS H 2104 ニッケル地金 JIS H 2105 鉛地金 JIS H 2107 亜鉛地金 JIS H 2113 カドミウム地金 JIS H 2150 マグネシウム地金 JIS H 6201 化学分析用白金るつぼ JIS H 6202 化学分析用白金皿 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0061 化学製品の密度及び比重測定方法 JIS K 0062 化学製品の屈折率測定方法 JIS K 0063 化学製品の旋光度測定方法 JIS K 0064 化学製品の融点及び溶融範囲測定方法 JIS K 0065 化学製品の凝固点測定方法 JIS K 0066 化学製品の蒸留試験方法 JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法 JIS K 0068 化学製品の水分測定方法 JIS K 0070...10-08 JIS K8629
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JIS K8642:1992 pdfダウンロード。チモールフタレイン(試薬) Thymolphthalein (Reagent) 1 適用範囲 この規格は,試薬として用いるチモールフタレイン1) について規定する。 注1) 化学名:3,3-ビス(4-ヒドロキシ-5-イソプロピル-2-メチルフェニル)-1(3H)-イソベンゾフラノン 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法 JIS K 0115 吸光光度分析通則 JIS K 0117 赤外分光分析方法通則 JIS K 1107 窒素 JIS K 8001 試薬試験方法通則 JIS K 8005 容量分析用標準物質 JIS K 8101 エタノール(99.5)(試薬) JIS K 8102 エタノール(95)(試薬) JIS K 8121 塩化カリウム(試薬) JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬) JIS K 8541 硝酸(試薬) JIS K 8550 硝酸銀(試薬) JIS K 8574 水酸化カリウム(試薬) JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬) JIS K 8603 ソーダ石灰(試薬) JIS K 8622 炭酸水素ナトリウム(試薬) JIS K 8842 ブロモチモールブルー(試薬) JIS K 8863 ほう酸(試薬) JIS K 8951 硫酸(試薬) JIS Z 8802 pH測定方法 3 種類...10-08 JIS K8642
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JIS K8739:1992 pdfダウンロード。発煙硝酸(試薬) Nitric acid, fuming 1 適用範囲 この規格は,試薬として用いる発煙硝酸について規定する。 警告1 発煙硝酸の蒸気を吸入した場合は,肺水腫を起こすことがある。粘膜,皮膚及び目に付着した場合は,激しい薬傷を起こし,その後に永久的な傷あとを残し,失明することがある。したがって,取扱いには必ず保護具を着用し,発煙したガスにばく(曝)露しないように局所排気施設内で試料の取扱いを行う。また,破損漏えいの危険があるため,容器への衝撃を避ける。気密容器の開栓,開封は,栓に布をかぶせて徐々に圧を抜きながら行う。必要ならば,冷却後に行う。 警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,SDS(安全データシート)などを参考にして各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法 JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則 JIS K 0115 吸光光度分析通則 JIS K 0121 原子吸光分析通則 JIS K 0133 高周波プラズマ質量分析通則 JIS K 0970 ピストン式ピペット JIS K 8001 試薬試験方法通則 JIS K 8012 亜鉛(試薬) JIS K 8044 三酸化二ひ素(試薬) JIS K 8085 アンモニア水(試薬) JIS K 8102 エタノール(95)(試薬) JIS K 8136 塩化すず(II)二水和物(試薬) JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬) JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬) 3 種類 種類は,特級とする。 4 性質 4.1 性状 発煙硝酸は,発煙性の透明なうすい黄から赤みの黄の液体で,黄みの褐色のガスを発生する。密度は,濃度が質量分率97 %では約1.52 g/mL,質量分率90 %では約1.50 g/mLである。 4.2 定性方法 試料10 mLに銅片0.1 gを入れて加熱すると,銅を溶かして赤みの褐色のガスを発生し,液の色は緑に変わる。 5 品質 品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。10-08 JIS K8739
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JIS K8798:1992 pdfダウンロード。フェノール(試薬) Phenol (Reagent) 1 適用範囲 この規格は,試薬として用いるフェノールについて規定する。 警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,MSDS(化学物質等安全データシート)などを参考にして各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0065 化学製品の凝固点測定方法 JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法 JIS K 0114 ガスクロマトグラフィー通則 JIS K 0117 赤外分光分析方法通則 JIS K 8001 試薬試験方法通則 JIS K 8101 エタノール(99.5)(試薬) JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬) JIS K 8541 硝酸(試薬) JIS K 8550 硝酸銀(試薬) JIS K 8576 水酸化ナトリウム10-08 JIS K8798
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JIS K8811:1992 pdfダウンロード。2-メチル-1-プロパノール(試薬) 2-Methyl-1-propanol (Reagent) 1 適用範囲 この規格は,試薬として用いる2-メチル-1-プロパノール1)について規定する。 注1) 別名 イソブチルアルコール 警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,MSDS(化学物質等安全データシート)などを参考にして各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0061 化学製品の密度及び比重測定方法 JIS K 0062 化学製品の屈折率測定方法 JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法 JIS K 0068 化学製品の水分測定方法 JIS K 0114 ガスクロマトグラフィー通則 JIS K 0117 赤外分光分析方法通則 JIS K 1107 窒素 JIS K 8001 試薬試験方法通則 JIS K 8005 容量分析用標準物質 JIS K 8102 エタノール(95)(試薬) JIS K 8129 塩化コバルト(II)六水和物(試薬) JIS K 8142 塩化鉄(III)六水和物(試薬) JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬) JIS K 8180 塩酸(試薬) 3 種類 種類は,特級とする。 4 性質 4.1 性状 2-メチル-1-プロパノールは,無色透明の揮発性の液体で特異なにおいがあり,エタノール及びジエチルエーテルに極めて溶けやすく,水にやや溶けやすい。沸点は,約108 ℃である。 4.2 定性方法 試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117に従って測定すると,波数3 342 cm-1,2 956 cm-1,2 873 cm-1,1 471 cm-1,1 388 cm-1,1...10-08 JIS K8811
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JIS K8817:1992 pdfダウンロード。ふっ化水素アンモニウム(試薬) Ammonium hydrogen fluoride (Reagent) 1 適用範囲 この規格は,試薬として用いるふっ化水素アンモニウム1)について規定する。 注1) 別名:酸性ふっ化アンモニウム 警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。 この規格の利用者は,SDS(安全データシート),MSDS(化学物質等安全データシート:JIS Z 7250−2012年廃止,猶予期間2016年まで)などを参考にして各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。 ふっ化水素アンモニウムの性質の確認及び品質の試験において,試料に組成として含まれているふっ化水素が発生する可能性があるため,試料の取扱いには注意する必要がある。 主な取扱い上の注意として,下記のものがある。 ・ 試験に用いる容器などは,ポリエチレンなどの樹脂製のものを用いる。 ・ 必要に応じて,防護具(保護めがね,樹脂製手袋など)を着用する。 ・ 試料を取り扱う際には,局所排気装置の下又はドラフト内で行う。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS H 6202 化学分析用白金皿 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法 JIS K 0115 吸光光度分析通則 JIS K 0116 発光分光分析通則 JIS K 0121 原子吸光分析通則 JIS K 0970 ピストン式ピペット JIS K 1107 窒素 3 種類 種類は,特級とする。 4 性質 4.1 性状 ふっ化水素アンモニウムは,白い結晶性粉末で,水に極めて溶けやすく,エタノールに溶けにくい。水溶液は酸性であり,ガラスを腐食する。 4.2 定性方法 定性方法は,次による。 a) 試料1 gを白金皿にとり,水10 mlを加えて溶かす(A液)。A液5 mlに塩化カルシウム溶液(100 g/l)5 mlを加えると,白い沈殿が生じる。これに酢酸1 mlを加えても生成した沈殿は溶けない。 b) A液5 mlに水酸化ナトリウム溶液(300 g/l)5 mlを加えて加熱すると,アンモニアが発生する。 5 品質 品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。10-08 JIS K8817
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