Location: Home > JIS
JIS
  • JIS K8140:1994 pdfダウンロード。塩化コバルト(II)六水和物(試薬) Cobalt (II) chloride hexahydrate (Reagent) 1 適用範囲 この規格は,試薬として用いる塩化コバルト(II)六水和物について規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 6353-3:1987,Reagents for chemical analysis−Part 3: Specifications−Second series R55 Cobalt (II) chloride hexahydrate(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0115 吸光光度分析通則 JIS K 0116 発光分光分析通則 JIS K 0121 原子吸光分析通則 JIS K 0127 イオンクロマトグラフィー通則 JIS K 0970 ピストン式ピペット JIS K 1107 窒素 JIS K 8001 試薬試験方法通則 JIS K 8085 アンモニア水(試薬) JIS K 8102 エタノール(95)(試薬) JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬) JIS K 8121 塩化カリウム(試薬) JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬) 3 種類 種類は,特級とする。 4 性質 4.1 性状 塩化コバルト(II)六水和物は,紫みの赤の結晶で潮解性があり,水に極めて溶けやすく,エタノール(99.5)に溶けやすい。 4.2 定性 定性方法は,次による。 a) 試料0.5 gに水50 mLを加えて溶かす(A液)。A液10 mLに硝酸銀溶液(20...
    10-07
  • JIS K8403:1994 pdfダウンロード。三塩化よう素(試薬) Iodine trichloride (Reagent) 1 適用範囲 この規格は,試薬として用いる三塩化よう素について規定する。 警告1 三塩化よう素は,皮膚及び粘膜を腐食するため排気に注意して,皮膚に付着しないようにする。 警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,SDS(安全データシート)などを参考にして各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法 JIS K 8001 試薬試験方法通則 JIS K 8051 3-メチル-1-ブタノール(試薬) JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬) JIS K 8180 塩酸(試薬) JIS K 8541 硝酸(試薬) JIS K 8550 硝酸銀(試薬) JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬) JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬) JIS K 8659 でんぷん(溶性)(試薬) JIS K 8913 よう化カリウム(試薬) 3 種類 種類は,特級とする。 4 性質 4.1 性状 三塩化よう素は,だいだい又は褐色の結晶で,吸湿性がある。強い刺激臭があり,湿った空気中で分解する。三塩化よう素は,水に溶けやすく,エタノール(99.5)に溶けにくい。 4.2 定性方法 定性方法は,排気に注意して次による。 a) 試料0.5 gにしゅう酸0.5 gを加えて加熱すると紫の蒸気が発生する。 b) 試料0.5 gに粉末にした二クロム酸カリウム0.5 gを加えて混ぜ合わせ,硫酸0.5 mLを加えて加熱すると赤褐色の蒸気が発生する。 5 品質 品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
    10-07
  • JIS K8410:1994 pdfダウンロード。酸化カルシウム(試薬) Calcium oxide (Reagent) 1 適用範囲 この規格は,試薬として用いる酸化カルシウム1) について規定する。 注1) 別名 生石灰 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法 JIS K 0121 原子吸光分析通則 JIS K 8001 試薬試験方法通則 JIS K 8005 容量分析用標準物質 JIS K 8085 アンモニア水(試薬) JIS K 8102 エタノール(95)(試薬) JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬) JIS K 8116 塩化アンモニウム(試薬) JIS K 8121 塩化カリウム(試薬) JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬) JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬) JIS K 8180 塩酸(試薬) JIS K 8201 塩化ヒドロキシルアンモニウム(試薬) JIS K 8202 塩化1,10-フェナントロリニウム一水和物(試薬) JIS K 8295 グリセリン(試薬) JIS K 8359 酢酸アンモニウム(試薬) JIS K 8371 酢酸ナトリウム三水和物(試薬) JIS K 8541 硝酸(試薬) 3 種類 種類は,特級とする。 4 性質 4.1 性状 酸化カルシウムは,白から薄い灰色の塊又は粉末で,水を加えると発熱し水酸化カルシウムになる。空気中で二酸化炭素及び水分を吸収する。...
    10-07
  • JIS K8422:1993 pdfダウンロード。酸化铜()(试藁) Copper (ll) oxide 1.遍用箍二D规格法,武藁匕Lて用v石酸化() →l\て规定寸石。 慵考二o规格D引用规格窑,次记示寸。 JS K 8001试藁武骏方法通则 2共通事项二o规格亿共通寸石事项注,JIS K8001亿上石。 3.颊特级 4。性贾酸化铜()法,次D性赁G示言。 (1)性状酸化铜(II) l士,黑v 粉末又社粒て,希硝酸匕溶时中寸干 二了水(2+3) 5ml在加之为上,二八青o现九石。 (b)A液5ml 闷酢酸(1+2) 5ml及U入丰梦沙了)铁(II)酸力少口么溶液(50g/l) 1ml左加之石匕褐色 沈殿苏生t石。 5.品置品赁法,6.上○て献唳L,表1亿遛合匕な过礼な○なv’。
    10-07
  • JIS K8447:1993 pdfダウンロード。シアン化ナトリウム(試薬) Sodium cyanide (Reagent) 1 適用範囲 この規格は,試薬として用いるシアン化ナトリウムについて規定する。 警告1 シアン化ナトリウムは毒物で,酸との接触によって猛毒で引火性のシアン化水素が発生するので,取扱いはドラフト内で行わなければならない。 警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,SDS(安全データシート)などを参考にして,各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則 JIS K 0121 原子吸光分析通則 JIS K 8001 試薬試験方法通則 JIS K 8085 アンモニア水(試薬) JIS K 8102 エタノール(95)(試薬) JIS K 8121 塩化カリウム(試薬) JIS K 8142 塩化鉄(III)六水和物(試薬) JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬) JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬) JIS K 8180 塩酸(試薬) JIS K 8230 過酸化水素(試薬) JIS K 8374 酢酸鉛(II)三水和物(試薬) JIS K 8533 ビス[(+)-タルトラト]二アンチモン(III)酸二カリウム三水和物(試薬) JIS K 8541 硝酸(試薬) JIS K 8550 硝酸銀(試薬) JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬) JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬) JIS K 8588 アミド硫酸アンモニウム(試薬) 3 種類 種類は,特級とする。 4 性質 4.1 性状 シアン化ナトリウムは,白又は黄みの白の結晶又は結晶性粉末で,潮解性があり,水に極めて溶けやすく,エタノール(99.5)に溶けにくい。酸及び光によって分解する。水溶液は,塩基性である。...
    10-07
  • JIS K8535:1994 pdfダウンロード。(+)-酒石酸カリウム-水 (2/1)(試薬) Potassium (+)-tartrate-water (2/1) (Reagent) 1 適用範囲 この規格は,試薬として用いる(+)-酒石酸カリウム-水 (2/1)について規定する。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS H 6202 化学分析用白金皿 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0068 化学製品の水分測定方法 JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則 JIS K 0115 吸光光度分析通則 JIS K 0117 赤外分光分析方法通則 JIS K 0121 原子吸光分析通則 JIS K 1107 窒素 JIS K 8001 試薬試験方法通則 JIS K 8005 容量分析用標準物質 JIS K 8034 アセトン(試薬) JIS K 8042 アニリン(試薬) JIS K 8085 アンモニア水(試薬) JIS K 8102 エタノール(95)(試薬) 3 種類 種類は,特級とする。 4 性質 4.1 性状 (+)-酒石酸カリウム-水 (2/1)は,白い結晶又は結晶性粉末で,水に溶けやすく,エタノール及びジエチルエーテルにほとんど溶けない。その水溶液(100 g/l)の比旋光度[]20Dαは,約+27°である。 4.2 定性方法 定性方法は,次による。 a) 炎色試験は,直径約0.8 mmの白金線の先端から約30 mmまでを塩酸(1+1)に浸し,炎の長さ約120 mm,内炎の長さ約30 mm程度としたブンゼンバーナーの無色炎中に,内炎の最上部から約10 mmの位置に水平に入れた後,放冷する。この操作を炎に色が現れなくなるまで繰り返す。次に,白金線の先端約5 mmを水で浸し,少量の試料を付着させたものをブンゼンバーナーの無色炎中に入れ,コバルトガラスで透かして見るとき紫が現れる。 b) 試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117に従って測定すると,波数3 398 cm-1,2 973 cm-1,1...
    10-07
  • JIS K8775:1994 pdfダウンロード。8-キノリノール(試薬) 8-Quinolinol (Reagent) 1 適用範囲 この規格は,試薬として用いる8-キノリノールについて規定する。 注記 別名:8-ヒドロキシキノリン, オキシン 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS H 6201 化学分析用白金るつぼ JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0064 化学製品の融点及び溶融範囲測定方法 JIS K 0068 化学製品の水分測定方法 JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則 JIS K 0117 赤外分光分析通則 JIS K 8001 試薬試験方法通則 JIS K 8042 アニリン(試薬) JIS K 8085 アンモニア水(試薬) JIS K 8102 エタノール(95)(試薬) JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬) JIS K 8180 塩酸(試薬) JIS K 8223 過塩素酸(試薬) JIS K 8355 酢酸(試薬) JIS K 8541 硝酸(試薬) JIS K 8550 硝酸銀(試薬) JIS K 8886 無水酢酸(試薬) JIS K 8951 硫酸(試薬) JIS K 8995 硫酸マグネシウム七水和物(試薬) 3 種類 種類は,特級とする。 4 性質 4.1 性状 8-キノリノールは,白からうすい黄又は明るい灰みの赤みを帯びた黄の結晶,結晶性粉末又はフレークで,エタノール(99.5)及びジエチルエーテルに溶けやすく,水に極めて溶けにくい。うすい酸,うすいアルカリ溶液にも溶ける。 4.2 定性方法...
    10-07
  • JIS K8780:1994 pdfダウンロード。ピロガロール(試薬) Pyrogallol (Reagent) 1 適用範囲 この規格は,試薬として用いるピロガロールについて規定する。 警告1 ピロガロールは有害であり,粘膜,皮膚及び目に付着しないように注意する。また,粉じんの吸入に注意し,排気に十分注意して取り扱う。 警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。 この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,SDS(安全データシート)などを参考にして,各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。 注記 別名:1,2,3-ベンゼントリオール,1,2,3-トリヒドロキシベンゼン,焦性没食子酸 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0064 化学製品の融点及び溶融範囲測定方法 JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法 JIS K 0114 ガスクロマトグラフィー通則 JIS K 0117 赤外分光分析通則 JIS K 0121 原子吸光分析通則 JIS K 8001 試薬試験方法通則 JIS K 8034 アセトン(試薬) JIS K 8102 エタノール(95)(試薬) JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬) JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬) JIS K 8180 塩酸(試薬) JIS K 8541 硝酸(試薬) JIS K 8550 硝酸銀(試薬) JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬) JIS K 8777 ピリジン(試薬) 3 種類 種類は,特級とする。 4 性質 4.1 性状 ピロガロールは,白又はほとんど白の結晶又は結晶性粉末で,水,エタノール(99.5)及びジエチルエーテルに溶けやすい。熱すると初めは溶け,次に昇華する。空気及び光によって酸化され,次第に褐色に変わる。 4.2 定性方法 試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117によって測定すると,波数1 621 cm-1,1 488 cm-1,1 322...
    10-07
  • JIS K9903:1994 pdfダウンロード。高純度試薬−アンモニア水 Highly purified ammonia solution 1. 適用範囲 この規格は,高純度試薬として用いるアンモニア水について規定する。 備考 この規格の引用規格を,付表1に示す。 2. 共通事項 この規格に共通する事項は,JIS K 0050, JIS K 8001及びJIS K 8007による。 3. 品質 品質は,4.によって試験し,表1に適合しなければならない。 4. 試験方法 4.1 濃度 (1) 要旨 試料に過剰の硫酸 (0.5mol/l) を加え,メチルレッド−メチレンブルー溶液を指示薬として1 mol/l水酸化ナトリウム溶液で逆滴定する。別に,同一条件で0.5mol/l硫酸の同量を滴定し,その滴定量の差からアンモニアの濃度を求める。 (2) 試薬 試薬は,次のとおりとする。 (a) 1 mol/l水酸化ナトリウム溶液 JIS K 8001の4.5(19.1)に規定するもの。 (b) 硫酸 (0.5mol/l) JIS K 8001の4.5(26.1)に規定するもの。 (c) メチルレッド−メチレンブルー溶液 JIS K 8001の4.4に規定するもの。 (3) 器具 器具は,次のとおりとする。 (a) はかり瓶 JIS R 3503に規定する筒形はかり瓶45×60mm。 (4) 操作 操作は,次のとおり行う。 (a) 硫酸 (0.5mol/l) 25mlをはかり瓶に正しくとり,その質量を0.1mgのけたまではかる。 (b) 約15℃に冷却した試料約1mlを(a)のはかり瓶に加え,室温まで放冷後,その質量を0.1mgのけたまではかる。 (c) 水でビーカー300mlに洗い移し,水を加えて約100mlとする。 (d) 指示薬としてメチルヘッド−メチレンブルー溶液0.2mlを加え,1mol/l水酸化ナトリウム溶液で滴定する(終点は,液の色が赤紫から灰青に変わる点)。 (e) 別に,硫酸 (0.5mol/l) 25mlをビーカー300mlに正しくとり,水で約100mlとした後,指示薬としてメチルレッド−メチレンブルー溶液約0.2mlを加え,1mol/l水酸化ナトリウム溶液で滴定する[終点の液の色は, (d)と同じ点]。 (5) 計算 濃度は,次の式によって計算し,JIS Z 8401によって規格値のけたに丸める。
    10-07
  • JIS L0852:1994 pdfダウンロード。アルカリ滴下に対する 染色堅ろう度試験方法 Testing method for colour fastness to alkali spotting 1. 適用範囲 この規格は,染色した繊維品のアルカリ滴下に対する染色堅ろう度試験方法について規定する。 備考1. この規格の引用規格を,次に示す。 JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬) JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則 JIS L 0804 変退色用グレースケール 2. この規格の対応国際規格を,次に示す。 ISO 105-E06 Textiles−Tests for colour fastness−Part E06 : Colour fastness to spotting : Alkali 2. 要旨 この規格は,規定の濃度に調製した炭酸ナトリウム溶液を試験片に滴下し,乾燥後試験片の変退色の程度を変退色用グレースケールと比較して,その堅ろう度を判定する方法である。 3. 装置及び材料 装置及び材料は,次のものを用いる。 (1) ピペット又は点滴器 (2) ガラス棒 直径0.8cm,長さ15cm程度の先端を丸めたもの。 (3) ガラス板 10×10cm以上のもの。 (4) 小はけ (5) 変退色用グレースケール JIS L 0804に規定するもの。 (6) 炭酸ナトリウム溶液 炭酸ナトリウム溶液 (100g/l) (1)のもの。 注(1) 炭酸ナトリウム溶液 (100g/l) は,JIS K 8625に規定する炭酸ナトリウムの特級を用いて作る。 4. 試験片の調製 試験片の調製は,次の場合を除き,JIS L 0801の7.2(試験片の調製)による。 (1) 試料が糸の場合 編んで10×4cmの大きさにするか,又は10×4cmの大きさのガラス板にその長辺の方向に平行して密に巻き付けて薄い層をつくり,試験片とする。 (2) 試料がばら繊維の場合 くしけずって押し付け,10×4cmの大きさの薄い層とし,これを10×4cmの大きさのガラス板にセロハン粘着テープなどを用いて取り付け,試験片とする。 5. 操作 操作は,次のとおり行う。 (1) 試験片をガラス板上に置き(糸やばら繊維の場合など試験片の調製にガラス板を用いた場合は,この必要はない。),ピペット又は点滴器を用いて炭酸ナトリウム溶液を試験片の中央に2滴程度滴下する。 (2) 滴下した溶液をガラス棒でよく試験片にしみ込ませ,そのまま自然乾燥させる。 (3) 滴下部に固形物が析出した場合は,はけでよく払い落とす。 6. 判定 判定は,試験片に試験液を滴下した部分と滴下しなかった部分との色の開きの程度をJIS...
    10-07