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JIS B7507:1993 pdfダウンロード。ノギス Vernier, dial and digital callipers 1 適用範囲 この規格は,バーニヤ目盛又はダイヤル目盛を備えたアナログ表示のノギス,及びデジタル表示のノギスについて規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 13385-1:2011,Geometrical product specifications (GPS)−Dimensional measuring equipment−Part 1: Callipers; Design and metrological characteristics(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 0641-1 製品の幾何特性仕様(GPS)−製品及び測定装置の測定による検査−第1部:仕様に対する合否判定基準 注記 対応国際規格:ISO 14253-1,Geometrical product specifications (GPS)−Inspection by measurement of workpieces and measuring equipment−Part 1: Decision rules for proving conformity or nonconformity with specifications JIS B 0642 製品の幾何特性仕様(GPS)−測定器の一般的な概念及び要求事項 注記 対応国際規格:ISO 14978,Geometrical product specifications (GPS)−General concepts and requirements for GPS measuring equipment(MOD) JIS B 0680 製品の幾何特性仕様(GPS)−製品の幾何特性仕様及び検証に用いる標準温度 JIS B 7506 ブロックゲージ JIS C 0920 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード) 注記 対応国際規格:IEC 60529,Degrees of protection provided by enclosures (IP Code)(IDT) JIS Z...10-06 JIS B7507
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JIS B7510:1993 pdfダウンロード。精密水準器 Precision levels 1. 適用範囲 この規格は,一辺の測定面の長さが150mmから300mmまでの精密水準器(1)(以下,水準器という。)について規定する。 注(1) 精密な気泡管を用いて,その気泡の変位を気泡管上の目盛で直接読み取ることによって水平又は鉛直からの微小な傾斜を測定する指示計器。 備考 この規格の引用規格を,次に示す。 JIS B 0601 表面粗さの定義と表示 JIS B 7513 精密定盤 JIS B 7538 オートコリメータ JIS Z 8103 計測用語 2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS Z 8103によるほか,次のとおりとする。 (1) 平形水準器 角形の棒状の構造体に気泡管を組み込み,その底面を測定面とする水準器。 (2) 角形水準器 正四辺形の枠状の構造体の一辺に気泡管を組み込み,周辺の四面をそれぞれ測定面とする水準器。 (3) 感度 水準器の感度は,主気泡管の気泡を1目盛変移させるのに要する傾斜で,底辺1mに対する高さ(単位μm)又は角度(単位秒)で表す。 参考 角度と底辺に対する高さとの関係は,次のとおりである。 角度1秒=1mにつき4.85μm ≒1mにつき5μm 3. 各部の名称及び記号 水準器の各部の主な名称及び記号は,図1による。 4. 種類及び等級 4.1 種類 水準器は,感度によって三つに区分し,表1による。 4.2 等級 水準器の等級は,その性能によってA級及びB級の2等級とする。 5. 性能 5.1 指示精度 主気泡管の指示精度は,全目盛範囲の指示精度(以下,全範囲精度という。)及び隣接する目盛の指示誤差の差(以下,隣接精度という。)について規定し,それぞれの許容値は,表2による。 5.2 底面,側面及び上面の平面度 底面,各側面及び上面の平面度の公差値は,感度の区分が1種のものは0.003mm,2種及び3種のものは0.005mmとする。 5.3 V溝をもつ平面とV溝とがなす角度 V溝をもつ平面とV溝とがなす角度は,V溝をもつ平面とV溝上の円筒の縦軸とがなす角度とし,その許容値は0.5目盛とする。 5.4 底面と側面との直角度 角形水準器における底面と各側面との直角度の許容値は,表3による。10-06 JIS B7510
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JIS B7519:1994 pdfダウンロード。指針測微器 Microindicators 1. 適用範囲 この規格は,測定子をもつスピンドルの変位を,機械的に拡大して指針に回転運動が伝えられる構造の長さ測定器で,目量1μm以下,指針の回転範囲が1回転未満のもの(以下,指針測微器という。)について規定する。 ただし,電気その他の信号を外部に出す装置をもつものには適用しない。 備考 この規格の引用規格を,次に示す。 JIS B 0401 寸法公差及びはめあい JIS B 1501 玉軸受用鋼球 JIS B 7503 ダイヤルゲージ JIS B 7506 ブロックゲージ JIS G 4404 合金工具鋼鋼材 JIS H 5501 超硬合金 2. 主要部の名称 指針測微器の主要部の名称は,図1のとおりとする。 4. 外観及び機能 指針測微器の外観及び機能は,次のとおりとする。 (1) 外部の塗装及びめっきは強固で,容易に色あせ,脱落又はさびを生じないこと。 (2) 主要部の形状及び仕上状態並びに刻印,表示,目盛などに欠点がないこと。 なお,取付部及び測定子の仕上げ程度は,図1による。 (3) 各部は,普通の使用状態の温度及び湿度の変化に対して,実用上差し支えのあるくるいを生じないこと。 (4) 指針測微器を任意の姿勢に保持し,スピンドルを全行程にわたって数回作動させたとき,作動及び指針の追従は円滑であること。 (5) 指針測微器を鉛直方向又は注文者の指定する姿勢で保持した場合,指針の追従は,スピンドルの微小変位に対して,迅速かつ正確であること。 (6) 指針と目盛板とのすきまは,その先端部において1mm以下で,目盛の全範囲に渡って一様であること。 (7) 限界指針は,簡単かつ確実に調整でき,測定中容易に動かないこと。 (8) 零調整のできるものは,その作動が円滑で,任意の位置に定置することができ,その調整可能範囲は,5μm以上であること。 (9) 測定力の公称値は,ステムの直径8mmのものは0.98N以下とし,ステムの直径8mmを超えるものは原則として2.21Nとする。 5. 寸法 5.1 取付部の寸法 指針測微器の取付部の寸法は,特に指定のない限り,表2のとおりとする。10-06 JIS B7519
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JIS B7544:1994 pdfダウンロード。デプスマイクロメータ Depth micrometers 1. 適用範囲 この規格は,目量0.01mm又は最小表示量が0.001mmで,スピンドルのねじのピッチが0.5mmの一般用デプスマイクロメータ (1)(以下,マイクロメータという。)のうち,最大測定長300mm以下のものについて規定する。 なお,替えスピンドル(2)については,附属書に規定する。 注(1) 機械式及び電子式ディジタル表示を附属するものを含む。 (2) 替えスピンドルは,ロッドと呼ばれることもある。 備考 この規格の引用規格を,次に示す。 JIS B 7430 オプチカルフラット JIS B 7431 オプチカルパラレル JIS B 7506 ブロックゲージ JIS B 7513 精密定盤 JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材 JIS G 4303 ステンレス鋼棒 JIS G 4401 炭素工具鋼鋼材 JIS G 4404 合金工具鋼鋼材 JIS H 5501 超硬合金 JIS Z 8103 計測用語 2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS Z 8103によるほか,次による。 (1) デプスマイクロメータ 測定の基準となる平たんな面をもつベースと,その基準面に直交する軸線方向に移動するスピンドル並びにスピンドルの動きを示す目盛をもつスリーブ及びシンブルを備えていて,被測定物の深さ又は高さに対応したベース基準面と測定面との距離を読み取ることができる測定器。 なお,ディジタル表示をもつものについては,機械式及び電子式のものがある。 (2) 器差 マイクロメータの読みから真の値を引いた値。 (3) スピンドルの送り誤差 最小測定長を基点,最終測定長を終点とするスピンドルの作動範囲内におけるマイクロメータの読みと,真の値との差のうち最大値と最小値との差。 (4) 機械式ディジタル表示 スピンドルの移動量を歯車などで機械的に拡大し,回転数字車によって表す数値表示。 (5) 電子式ディジタル表示 スピンドルの移動量を電気的に検出し,これを電子回路によって計数して表す数値表示。 3. 名称 マイクロメータの主要部の名称は,図1による。 4. 測定範囲 マイクロメータの測定範囲及び替えスピンドルの本数は,表1による。10-06 JIS B7544
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JIS B7550:1993 pdfダウンロード。積算熱量計 Heat meters 1 適用範囲 この規格は,熱交換回路で熱媒体である液体が放出又は吸収する熱を計量するための積算熱量計について規定する。 なお,取引又は証明用の積算熱量計は,附属書JAを適用する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 OIML R 75-1:2002,Heat meters Part 1: General requirements OIML R 75-2:2002,Heat meters Part 2: Type approval tests and initial verification tests(全体評価:MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 0202 管用平行ねじ JIS B 0203 管用テーパねじ JIS B 2220 鋼製管フランジ JIS B 2239 鋳鉄製管フランジ JIS B 2240 銅合金製管フランジ JIS B 7611-2 非自動はかり−性能要件及び試験方法−第2部:取引又は証明用 JIS B 8570-1 水道メーター及び温水メーター 第1部:一般仕様 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は次によるほか,JIS Z 8103による。 3.1 定格動作条件(rated operating conditions) 計量性能が最大許容誤差内に収まるように設計されている使用条件。 3.2 基準条件(reference conditions) 性能試験又は計量結果の相互比較のために規定された使用条件。 3.3 影響量(influence quantity) 測定量ではないが計量結果に影響を与える量。 3.4 影響因子(influence factor) 定格動作条件の範囲内の値をもつ影響量。 3.5 妨害(disturbance) 定格動作条件の範囲外の値をもつ影響量。 3.6 器差(error) 積算熱量計又は構成要素の計量値から真実の値を減じた値の真実の値に対する割合。ただし,構成要素が感温部の個々の温度計の場合は,計量値から真実の値を減じた値。 3.7 固有器差(intrinsic error) 基準条件下で測定された積算熱量計又は構成要素の器差。 3.8...10-06 JIS B7550
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JIS B7552:1993 pdfダウンロード。液体用流量計の校正方法及び試験方法 Procedures for calibration and testing for liquid flowmeter 1 適用範囲 この規格は,液体用流量計の校正方法及び器差試験の方法について規定する。校正は,被試験流量計に対してトレーサビリティのとれた校正値及びその不確かさを求めるために行う。また,器差試験は,被試験流量計の器差を求める作業であり,不確かさは付与しない。この規格では,液体で満たされた閉管路に設置される流量計を対象とし,気体又は固体が混合している混相流を測定するための流量計及び開水路に設置される流量計は対象としない。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 7505-1:2007 アネロイド型圧力計−第1部:ブルドン管圧力計 JIS Q 17025 試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項 JIS Z 8103 計測用語 JIS Z 8762-1 円形管路の絞り機構による流量測定方法−第1部:一般原理及び要求事項 JIS Z 8762-2 円形管路の絞り機構による流量測定方法−第2部:オリフィス板 JIS Z 8762-3 円形管路の絞り機構による流量測定方法−第3部:ノズル及びノズル形ベンチュリ管 JIS Z 8762-4 円形管路の絞り機構による流量測定方法−第4部:円すい形ベンチュリ管 ISO 4185:1980,Measurement of liquid flow in closed conduits−Weighing method 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8103によるほか,次による。 3.1 偏差(器差)(measurement error) 標準器と被試験流量計に同一の流量を流し,このときの被試験流量計の指示値から標準器の指示値を引いた値を,標準器の指示値に対する百分率(%)で表した値。 3.2 補正係数(correction factor) 標準器と被試験流量計に同一の流量を流し,このときの標準器の指示値を被試験流量計の指示値で除した値。 3.3 Kファクタ(K factor) パルス出力形の流量計が出力するパルスの周波数を,流量計を通過する流量で除した値。 注記 通常,体積流量に対してはpulse/L,質量流量に対してはpulse/kgの単位が用いられる。 3.4 流出係数(discharge coefficient) 絞り流量計で測定される差圧及び試験液の密度と,流量とを結び付ける値。式(9)によって定義される。 3.5 不確かさ(uncertainty) 測定の結果に付随した,合理的に測定量に結び付けられ得る値のばらつきを特徴付けるパラメータ。測定された結果がどの程度確かなのかを示す指標で,計量トレーサビリティが確保できていることを証明するものでもある。 3.6 JCSS(Japan Calibration Service System) 計量法に基づく校正事業者登録(認定)制度。 3.7 (液体用流量計の)校正(calibration) 上位の標準(この規格では,標準流量計,体積管及びひょう量タンク)を用いて,被試験流量計のKファクタ,流出係数,補正係数又は偏差(器差)とその不確かさを求める作業。 3.8 器差試験(proving) 被試験流量計の器差を求める作業。不確かさは付与しない。 3.9 標準器(measurement standard) 液体用流量計の校正又は器差試験を行うときに用いられ,基準となる値を発生するもの。校正においては,標準流量計,体積管,ひょう量タンクシステムのいずれかが用いられる。また,器差試験においては,タンク,体積管,はかりと密度計との組合せ又は流量計が用いられる。 3.10 標準流量計(standard flowmeter) 校正・試験における流量値の標準値を与える参照標準として用いられ,校正・試験の流量値の不確かさを明記した校正証明書又は試験報告書を備えている流量計。...10-06 JIS B7552
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JIS B7553:1993 pdfダウンロード。パーシャルフリューム式流量計 Parshall flume type flowmeters 1. 適用範囲 この規格は,人工の開水路を流れる水の流量測定に用いるパーシャルフリューム式流量計について規定する。 備考1. 開水路の途中を絞るとスロート部に限界流が生じ,流量は上流側水位の関数として求めることができる。パーシャルフリューム式流量計は,この原理に基づく流量計であって,定められた形状・寸法のフリューム本体を水路に設置し,スロート部から上流側の水位をレベル計によって測定して流量を演算・指示するものである。 2. この規格の引用規格を,次に示す。 JIS B 7516 金属製直尺 JIS Z 8103 計測用語 3. この規格の対応国際規格を,次に示す。 ISO 9826 : 1992 Measurement of liquid flow in open channels−Parshall and SANIIRI flumes 4. 対応国際規格による場合のパーシャルフリューム式流量計の呼び,使用流量範囲,レベルの測定範囲,流量算出式及び主要部の寸法等は,附属書による。 2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS Z 8103によるほか,次による。 (1) 収縮部 底面は水平で,幅は流れ方向に沿って徐々に絞られているパーシャルフリュームの上流側部分。 (2) スロート部 底面は収縮部底面より流れ方向に沿って徐々に下方に傾斜し,幅は流れ方向に平行であるパーシャルフリュームの中央部分。 (3) 拡大部 底面はスロート部底面より流れ方向に対して上方に傾斜し,幅は流れ方向に沿って徐々に拡大しているパーシャルフリュームの下流側部分。 (4) フリューム本体 収縮部,スロート部及び拡大部で構成されるもの。 (5) クレスト 収縮部底面の下流端とスロート部底面の上流端との交線。 (6) ゲージウェル 水面の波立ちを避け,安定したレベル測定を行うため,フリューム本体の外部に設けられた水位測定用の水槽。 (7) 導水管 収縮部の水位測定位置からゲージウェルに水位を導く管。 (8) 流入側水路 直線水路の長さはスロート幅の5〜10倍,水路幅は一様であるフリューム上流の直線矩形水路。 (9) 流出側水路 フリュームにもぐり流又は逆流が生じないように,フリューム下流のゲートやせき上げ,また潮の干満の影響を受けないフリューム下流の水路。 (10) 測定水位 収縮部において,その入り口からクレストまでの間の距離の31の位置において測定される水位。 (11) 限界流 与えられた排出流において,全エネルギーが最小である流れ。この状態では,フルード数(1)は1に等しく,流れの自由表面の乱れはその上流に伝ぱ(播)しない。 注(1) 平均流速を,極めて小さい表面波の伝ぱ速度(重力の加速度g及び流れの深さdによってgdで得られる。)で割って得られる無次元数。 (12) もぐり流 収縮部の水位が下流側の影響を受ける流れ。 3. 主要部の名称 パーシャルフリューム式流量計(以下,流量計という。)の主要部の名称は,図1による。10-06 JIS B7553
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JIS B7995:1994 pdfダウンロード。原油及び石油製品中の硫黄分 自動計測器 Automatic analysers for sulphur in crude oil and petroleum products 1. 適用範囲 この規格は,原油及び石油製品中の硫黄分を放射線を用いて測定する自動計測器(以下,計測器という。)について規定する。 備考1. この規格における原油及び石油製品とは揮発分が少ない原油,軽油,重油などで,硫黄分が0.01質量%〜4質量%のものをいう。 2. 卓上形測器の使用方法は,JIS K 2541に規定する放射線式硫黄分試験方法による。 また,定置形計測器の使用方法は,計測器の取扱説明書によるが,この測定値を品質証明に用いようとする場合はJIS K 2541の放射線式硫黄分試験方法に規定する精度以内でなければならない。 3. 計測器に用いる放射線の取扱いは,関連法令による。 4. この規格の引用規格を,次に示す。 JIS C 1302 絶縁抵抗計 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0068 化学製品の水分測定方法 JIS K 2203 灯油 JIS K 2275 原油及び石油製品水分試験方法 JIS K 2541 原油及び石油製品−硫黄分試験方法 JIS Z 4001 原子力用語 JIS Z 8103 計測用語 JIS Z 8202 量記号,単位記号及び化学記号 5. この規格の中で { } を付けて示してある単位及び数値は,従来単位系によるものであって,参考として併記したものである。 2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次に示すもののほか,JIS K 0050, JIS Z 4001, JIS Z 8103及びJIS Z 8202による。 (1) ゼロ校正液 計測器の最小目盛値(硫黄分0.00質量%表示値)を校正するのに用いる液。 (2) スパン校正液 計測器の最大目盛値(卓上形計測器の場合は,硫黄分4質量%とする。)を校正するのに用いる液。 (3) 校正液 計測器の目盛範囲の中間点付近の硫黄分表示値又は任意の硫黄分表示値を検査するための液。 (4) 炭素水素比(以下,C/Hという。) 原油及び石油製品中の炭素と水素との質量比。 (5) C/H試験液 励起式計測器において,試料中のC/Hが測定値に及ぼす影響を試験するための試験液。 (6)...10-06 JIS B7995
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JIS B8210:1994 pdfダウンロード。安全弁 Safety devices for protection against excessive pressure- Safety valves 1 適用範囲 この規格は,設定圧力が0.1 MPa(ゲージ圧)1) 以上で,かつ,のど部の径が7 mm以上の全量式又は弁座口の径15 mm以上の揚程式安全弁について規定する。ただし,パイロット式安全弁,冷凍用圧力容器に用いる安全弁には適用しない。 なお,この規格は製品規格であり,安全弁の使い方に適用するものではない。 注1) この規格では,場合に応じて絶対圧力又はゲージ圧力のうち,適切なものを使用する。単位の表記は,絶対圧力については紛らわしい場合はPa(絶対圧),それ以外は単にPaと表記する。また,ゲージ圧力についてはPa(ゲージ圧)と表記する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 4126-1:2013,Safety devices for protection against excessive pressure−Part 1: Safety valves及びAmendment 1:2016 ISO 4126-7:2013,Safety devices for protection against excessive pressure−Part 7: Common data及びAmendment 1:2016(全体評価:MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 0100 バルブ用語 JIS B 0203 管用テーパねじ JIS B 0403 鋳造品−寸法公差方式及び削り代方式 JIS B 0405 普通公差−第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差 JIS B 2001 バルブの呼び径及び口径 JIS B 2220 鋼製管フランジ JIS B 2239 鋳鉄製管フランジ JIS B 2240 銅合金製管フランジ JIS B 8201 陸用鋼製ボイラ−構造 JIS B 8225 安全弁−吹出し係数測定方法 JIS B 8226-2 破裂板式安全装置−第2部:安全弁との組合せ JIS B...10-06 JIS B8210
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JIS B8213:1994 pdfダウンロード。ボイラ−反射式水面計 Boilers−Reflex type water gauges 1. 適用範囲 この規格は,最高使用圧力2.5MPa {25kgf/cm2} 以下のボイラに使用する反射式水面計(以下,水面計という。)について規定する。 備考1. この規格の引用規格を,次に示す。 JIS B 8211 ボイラ−水面計ガラス JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材 JIS G 3201 炭素鋼鍛鋼品 JIS G 3506 硬鋼線材 JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材 JIS G 5703 白心可鍛鋳鉄品 JIS R 3453 石綿ジョイントシート 2. この規格の中で{ }を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,参考として併記したものである。 2. 種類 水面計は,ガラスの締付け方法によって,六角ボルト形(A形)及びUボルト形(B形)の2種類に分類する。 3. 材料 水面計の材料は,表1のとおりとする。 4. 構造,形状及び寸法 水面計の構造,形状及び寸法は,付図1及び付図2によるほか,次による。 (1) 水面計の構造は,A形及びB形の2種類とする。 (2) 水面計本体の接続方法は,継手管による。 (3) ガラスはめあい部分との平面度は,0.05mm以下とする。 (4) ガスケット(ガラス用)の厚さは,1.5mmとする。 5. 品質 5.1 外観及び寸法 水面計の各部の寸法は,付図1又は付図2に適合し,かつ,使用上有害なきず,曲がり及び変形があってはならない。 5.2 耐圧性 水面計は,最高使用圧力の2倍の水圧に2分間以上耐え,かつ,各部からの漏れ,その他の異状があってはならない。 6. 製品の呼び方 水面計の呼び方は,規格番号又は規格の名称,種類の記号及びガラスの呼び番号による。 例 A形でガラスの長さ250mmのもの JIS B 8213 A B250 ボイラ用反射式水面計 A形 B250 7. 表示 水面計のカバー板の側面下方に次の事項を表示する。 (1) ガラスの呼び番号 (2) 水圧試験圧力値 (3) 製造年月又はその略号 (4) 製造業者名又はその略号10-06 JIS B8213
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