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JIS A4004:2007 pdfダウンロード。暖房用自然対流・放射形放熱器− 種類及び要求事項 Radiators, convectors, and similar appliances− Classification and requirements 1 適用範囲 この規格は,温度100 ℃以下,圧力1 MPa以下の温水又は蒸気圧力0.2 MPa以下の蒸気を使用する暖房用自然対流・放射形放熱器(以下,放熱器という。)について規定する。 ここでいう放熱器とは,暖房を必要とする室内などに設置し,外部から配管を通じて温水又は蒸気の供給を受けて,自然対流又は放射若しくはその双方によって放熱を行う機器で,熱源部をもたないものをいう。 なお,使用し得る温水温度の限度(最高使用温水温度)及び圧力の限度(最高使用圧力)は,放熱器ごとに製造業者が定める値とし,ここではこの規格を適用する上限値を示す。また,この規格で用いる圧力は,すべてゲージ圧力とし,この規格でいう蒸気とは,すべて飽和蒸気を指す。 注記 この規格は,放熱器の特性などについて規定するものであるが,その特性などにかかわる規定は設計などの目標値のために示すものであり,この規格によって適合性評価を行うことは意図していない。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 1400 暖房用自然対流・放射形放熱器−性能試験方法 JIS S 0101 消費者用警告図記号 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 3.1 熱源部 温水又は蒸気を発生する部位,装置。 3.2 定格放熱能力 放熱器を表4の条件において,9.1の方法で運転したときの加熱能力で,箇条11の規定によって表示した値。 3.3 定格通水量 温水用放熱器において,定格放熱能力から表4の給水の状態中,温度降下の値10 Kを水温降下として換算した水量で,箇条11の規定によって表示した値。 3.4 定格通水抵抗 温水用放熱器に定格通水量を通水し,9.2の方法で測定した通水抵抗で,箇条11の規定によって表示した値。 4 種類 放熱器の種類及び形式は,表1及び表2による。 5 各部の名称 放熱器の主な各部の名称は,図1,図2,図3及び図4による。09-24 JIS A4004
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JIS A4423:2007 pdfダウンロード。電気便座の省エネルギー基準達成率の 算出方法及び表示方法 Method of calculation and representation of energy efficiency standard achievement percentage of electric toilet seats 1 適用範囲 この規格は,電気便座の省エネルギー基準達成率の算出方法及びその表示方法について規定する。 なお,この規格において,電気便座とは,省エネ法に基づき,基準エネルギー消費効率が定められている特定機器である電気便座をいう。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 3.1 省エネルギーラベル 機器の省エネルギーの水準について,カタログなどに記載する省エネルギー表示。省エネルギーラベルは,通常,省エネ性マーク,目標年度,省エネルギー基準達成率及びエネルギー消費効率で構成される。 3.2 目標年度 省エネ法第78条第1項の規定に基づき,機器ごとに経済産業大臣が定めた年度。 注記1 省エネ法に基づく判断の基準(以下,“判断の基準”という。)が新旧複数制定されている場合には,目標年度は新の判断の基準に対応する“目標年度”とする。 なお,[省エネ法に基づくエネルギー消費効率の表示]1)が旧の判断の基準によって行われている場合は,目標年度は旧の判断の基準に対応する“目標年度”とすることができる。 注1) 製品本体,カタログ,取扱説明書などに表示されている。 注記2 判断の基準と[省エネ法に基づくエネルギー消費効率の表示]との関係について 3.3 エネルギー消費効率 省エネ法第78条第1項の規定に基づき,機器ごとに経済産業大臣が定めた測定方法によって得られた数値。ただし,判断の基準が新旧複数制定されている場合には,3.2の目標年度ごとに経済産業大臣が定めた測定方法によって得られた数値とする。 3.4 基準エネルギー消費効率 省エネ法第78条第1項の規定に基づき,経済産業大臣が定めた数値。ただし,判断の基準が新旧複数制定されている場合には,3.2の目標年度ごとに経済産業大臣が定めた数値とする。 3.5 省エネルギー基準達成率 機器の基準エネルギー消費効率に対するエネルギー消費効率の達成率を,百分率(%)で表したもの。 4 省エネルギー基準達成率算出方法 電気便座の省エネルギー基準達成率の算出方法は,次の式による。 なお,達成率の小数点以下は切り捨てる。 5 省エネルギーラベル 省エネルギーラベルの表示は,次の事項をカタログに行う。 なお,カタログ以外の包装,製品本体,下げ札などの見やすいところに表示してもよい。 5.1 省エネルギーラベルの表示項目の構成 省エネルギーラベルの表示項目は,次の項目から構成する。 a) 省エネ性マーク b) 目標年度 c) 省エネルギー基準達成率 d) エネルギー消費効率 5.2 省エネ性マーク 省エネ性マークは,次による。 a) 省エネ性マークの形状及び色 省エネ性マークの形状及び色は,図1による。 なお,省エネルギー基準達成率が100 %以上の場合は,図2によってもよい。 b) 省エネ性マークの色の特例 印刷上の制約などから規定した色(黄赤又は緑)を使用することができない場合は,規定した色の代わりに黒を使用してもよい。 c) 省エネ性マークの色 省エネ性マークに使用する色は,表1による。 5.3 目標年度 目標年度の表示は,表示語“目標年度”と目標年度(西暦)とを組み合わせたものとする。 5.4 省エネルギー基準達成率 省エネルギー基準達成率の表示は,表示語“省エネ基準達成率”と箇条4で得た数値とを組み合わせたものとする。09-24 JIS A4423
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JIS A4713:2004 pdfダウンロード。住宅用雨戸 Residential sliding storm window panel 1. 適用範囲 この規格は,主として住宅に使用する金属製雨戸(以下,雨戸という。)で,JIS A 4706に規定するサッシ(以下,サッシという。)のうち,開閉形式がスライディングに取り付けられるものについて規定する。ただし,折りたたみ形式及び巻き取り形式のものには適用しない。 備考 この規格で規定する雨戸とは,あらかじめ雨戸枠と雨戸本体とが製作・調整されていて,現場取り付けに際して1個の構成材として扱うことができるものをいう。 2. 引用規格 付表1に示す規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。 a) 雨戸 雨戸本体,雨戸枠及び戸袋を含めた総称。 b) 雨戸本体 四方かまちなどとパネルとで構成されるもの。その一例を図1に示す。 c) 雨戸枠 雨戸本体を建て込むための枠。その一例を図2に示す。 d) 戸袋 開放時に雨戸本体を収納する部分。戸皿形及び戸箱形がある。その一例を図3に示す。 e) 鏡板 戸袋に用いる化粧板。 f) 附属部品 雨戸に使用する戸車,落し錠,ふれ止め,ブラケット,連結金具などの部品。 4. 種類 雨戸の種類は,サッシ枠一体雨戸(サッシの枠と雨戸枠とが一体になっているもの。)及びサッシ枠分割雨戸(サッシの枠と雨戸枠とが分割されているもの。)とする。 5. 性能 雨戸の性能は,9.によって試験を行い,表1の規定に適合しなければならない。 6. 構造 構造は,次による。 a) 雨戸の発生音 雨戸は閉じた状態で,風圧によって金属音が発生しないよう配慮する。 b) 外部からの侵入 雨戸は閉じた状態で,人が外部から容易に侵入できないよう配慮する。 c) 外壁仕上がり面より内に入る部分の枠の接合部 外壁仕上がり面より内に入る部分の枠の接合部は,排水できる構造とするか,又は雨水の浸入を防止する構造としなければならない。 d) 雨戸に用いる附属部品 雨戸に用いる附属部品は,それぞれの機能を果たし得る作動及び強さをもつ構造とする。 なお,戸車及び落し錠は取替え又は補修が可能な構造とする。 7. 寸法 7.1 雨戸の幅及び高さ 7.1.1 寸法の呼び 雨戸の寸法の呼びは,JIS A 4706の寸法の呼びと同じ表示とする。 7.1.2 雨戸本体幅及び高さ寸法 雨戸本体の幅及び高さ寸法は,付図1〜付図3に例示するように雨戸本体幅及び雨戸本体高さで示す。 7.2 寸法公差 雨戸の製品(完成品)に対する寸法公差は,表2による。 8. 材料 雨戸の主な部分に用いる材料は,表3に示す材料又はこれと同等以上の品質をもつものとし,それぞれの機能を果たすのに十分な強さをもち,かつ,接触腐食又は化学変化を起こさないもの,若しくは防せい処理を施したものとする。09-24 JIS A4713
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JIS A5373:2004 pdfダウンロード。プレキャストプレストレストコンクリート製品 Precast prestressed concrete products 1 適用範囲 この規格は,プレストレストコンクリート製のプレキャストコンクリート製品(以下,PC製品という。)について規定する。ただし,日本工業規格が別途定められている,建築用コンクリート製品及びその他のコンクリート製品には,この規格は適用しない。 この規格は,プレストレストコンクリート構造とすることを意図しない施工上の安全確保などを目的としてPC鋼材1) などを用いている製品には,適用しない。 なお,技術的に重要な改正に関する新旧対照表を,附属書Fに記載する。 注1) PC鋼材とは,JIS G 3109,JIS G 3137,及びJIS G 3502に規定する材料をいう。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 0203 コンクリート用語 JIS A 1108 コンクリートの圧縮強度試験方法 JIS A 1136 遠心力締固めコンクリートの圧縮強度試験方法 JIS A 5361 プレキャストコンクリート製品−種類,製品の呼び方及び表示の通則 JIS A 5362 プレキャストコンクリート製品−要求性能とその照査方法 JIS A 5363 プレキャストコンクリート製品−性能試験方法通則 JIS A 5364 プレキャストコンクリート製品−材料及び製造方法の通則 JIS A 5365 プレキャストコンクリート製品−検査方法通則 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0203によるほか,次による。 3.1 I類 製品の性能が満足されることが,実績によって確認された仕様に基づいて製造されるPC製品で,附属書に推奨仕様が示されているもの。 3.2 II類 受渡当事者間の協議によって,性能及び仕様を定めて製造されるPC製品。 4 種類 PC製品の種類は,用途によって表1のとおりとする。 なお,製品は,性能及び仕様の定め方によって,I類とII類とに区分する。 5 品質 5.1 外観 PC製品には,使用上有害な,きず,ひび割れ,欠け,反り,ねじれ(板状製品の場合)などがあってはならない。 5.2 性能 PC製品の種類に応じた性能は,表2の規定に適合しなければならない。ただし,性能の照査に性能試験を適用する場合は,PC製品では9.2による。 6 形状,寸法及び寸法の許容差 形状,寸法及び寸法の許容差は,表3による。 7 配筋及び配筋の許容差 PC製品の配筋(鉄筋及びPC鋼材)及び配筋の許容差は,9.3によって,配筋の測定を行い,次のa) 及びb) の規定に適合しなければならない。 a) 配筋 配筋(鉄筋のかぶりを含む。)は,表4による。ただし,受渡当事者間の合意に基づき,PC製品の性能(5.2の規定を含む。)を損なわない範囲で,表4以外の配筋方法を採用しても差し支えない。また,製造業者は,配筋設計図を製品ごとに作成し,購入者から要求があった場合には,その内容を提示しなければならない。 b) 配筋の許容差 配筋の許容差2) は,要求性能を満足する範囲内で,製品の種類ごとに製造業者が定める。 注2) 配筋の許容差とは,配筋設計図に示された鉄筋及びPC鋼材の位置と製品の鉄筋及びPC鋼材の位置とのずれの限度値をいう。 8 材料及び製造方法 PC製品に使用する材料及び製造方法は,JIS A...09-24 JIS A5373
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JIS A5423:2004 pdfダウンロード。住宅屋根用化粧スレート Decorated cement shingles for dwelling roofs 1 適用範囲 この規格は,主原料としてセメント,けい酸質原料,石綿以外の繊維質原料,混和材料などを用いて加圧成形し,主として住宅用屋根に用いる,野地板1) の上にふ(葺)く化粧板2)(以下,屋根用スレートという。)について規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 9125:2009,Fibre-cement slates and fittings−Product specification and test methods ISO 10904:2011,Fibre-cement corrugated sheets and fittings for roofing and cladding (全体評価:MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 注1) 野地板とは,日本農林規格に定める構造用合板で,厚さが9 mm以上又はこれと同等以上の耐力をもつもので,屋根用スレートをくぎ,ねじなどで止めることができるものをいう。 2) ふ(葺)く化粧板とは,原料に着色材料を混入し,屋根用スレートの基板の表面に着色,印刷,塗装,吹付け,焼付け,凹凸などの化粧層を施したものをいう。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 1321 建築物の内装材料及び工法の難燃性試験方法 JIS A 1408 建築用ボード類の曲げ及び衝撃試験方法 JIS A 1415 高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法 JIS A 1435 建築用外装材料の凍結融解試験方法 JIS B 7502 マイクロメータ JIS B 7503 ダイヤルゲージ JIS B 7512 鋼製巻尺 JIS B 7516 金属製直尺 JIS K 1464 工業用乾燥剤 JIS K 8123 塩化カルシウム(試薬) JIS R 6111 人造研削材 3 種類 屋根用スレートの種類は,形状によって区分し,表1による。 4 品質 4.1 外観 屋根用スレートの外観は,表2による。 4.2 性能...09-24 JIS A5423
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JIS A5758:2004 pdfダウンロード。建築用シーリング材 Sealants for sealing and glazing in buildings 1 適用範囲 この規格は,金属,コンクリート,ガラスなどの建築用構成材の接合部の目地に不定形の状態で充塡し,硬化後に部材に接着して水密性及び気密性を確保するために使用する建築用シーリング材(以下,シーリング材という。)について規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 11600:2002,Building construction−Jointing products−Classification and requirements for sealants及びAmendment 1:2011(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 1439 建築用シーリング材の試験方法 注記 対応国際規格:ISO 7389:2002,Building construction−Jointing products−Determination of elastic recovery of sealants,ISO 7390:2002,Building construction−Jointing products−Determination of resistance to flow of sealants,ISO 8339:2005,Building construction−Sealants−Determination of tensile properties (Extension to break),ISO 8340:2005,Building construction−Sealants−Determination of tensile properties at maintained extension,ISO 9046:2002,Building construction−Jointing products−Determination of adhesion/cohesion properties of sealants at constant temperature,ISO 9047:2001,Building construction−Jointing products−Determination of adhesion/cohesion properties of sealants at variable temperatures,ISO 10563:2005,Building construction−Sealants−Determination of change in mass and volume,ISO 10590:2005,Buildingconstruction−Sealants−Determination...09-24 JIS A5758
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JIS B0147:2004 pdfダウンロード。ブラインドリベット ― 用語及び定義 Blind rivets−Terminology and definitions 1. 適用範囲 この規格は,ブラインドリベット(以下,リベットという。)の種類,性能特性及び幾何特性に関する用語及び定義,並びにブラインドリベット止めにおける装着及び一般に使用される装着装置に関する用語について規定する。 この規格の末尾に,用語索引(アルファベット順)を参考として示す。 備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。 ISO 14588:2000,Blind rivets−Terminology and definitions (IDT) 2. 用語及び定義 2.1 ブラインドリベット(blind rivet) その挿入及び装着の作業が片側方向からだけしか行えなくても,一つの組立品を構成する部品を互いに締め付ける能力をもつ機械的な締結用部品。 備考1. マンドレル又はピンは,装着をする間にリベットの端部を変形させる。それは,胴部を更に膨らませることがある。 2. リベットの要素を,図1に示す。 2.1.1 ブラインドリベットの本体(blind rivet body) 頭部,胴部,端部及び心部から成るリベットの要素。 2.1.1.1 ブラインドリベットの頭部(blind rivet head) 常に接合箇所の挿入側に位置し,前もって成形されたリベットの本体の一部。 2.1.1.1.1 突出しブラインドリベット頭(protruding blind rivet head) リベット装着後,被締結部材の表面から突き出ている頭。 図2を参照のこと。 2.1.1.1.2 皿ブラインドリベット頭(countersunk blind rivet head) リベット装着後,被締結部材の表面と平らになる頂面をもつ頭。 図3を参照のこと。 2.1.1.2 ブラインドリベットの胴部(blind rivet shank) 頭部の下側から,リベットの端部に向かって延びている部分。 備考 その横断面は,一般的に円形である。 2.1.1.3 ブラインドリベットの端部(blind rivet end) 胴部を挟んで,頭部の反対側にある末端。 備考 閉じられていても,開かれていても又は割られていてもよい。 2.1.1.4 ブラインドリベットの心部(blind rivet core) 本体中の軸方向にある穴。 備考 本体の全長を貫通していても,その一部分だけであってもよい。 2.1.2 マンドレル (mandrel) リベットの本体に,前もって組み入れられた,通常,破断領域をもつ部品。 備考1. マンドレルは,頭部をもち,その軸部には溝があってもなくてもよい。 2. マンドレルを引くか又は押して,リベットの本体の端部を隠れ頭へと変形させるまで,リベットを装着する。 2.1.3 隠れ頭(blind head) 装着をする間に,マンドレルによって成形されるリベット本体の頭部から遠い方のかしめられた部分。 図2及び図3を参照のこと。 2.2 ブラインドリベットのマンドレル及びピンの種類 2.2.1 引きマンドレル(pull mandrel) 締付けのために,被締結部材を貫通してリベットを挿入した後,その頭部で隠れ頭を成形するために,軸方向に引くマンドレル。 備考 引きマンドレルには,幾つかの種類がある。 2.2.1.1〜2.2.1.6を参照のこと。...09-24 JIS B0147
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JIS B0261:2004 pdfダウンロード。平行ねじゲージ−測定方法 Parallel screw threads gauges-Measuring method 1 適用範囲 この規格は,JIS B 0251及びJIS B 0255に規定するメートルねじ用限界ゲージ及びユニファイねじ用限界ゲージ,並びにJIS B 0254に規定する管用平行ねじゲージ(以下,ねじゲージという。)のねじプラグゲージ及びねじリングゲージの測定方法について規定する。 2 引用規格 次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 0101 ねじ用語 JIS B 0251 メートルねじ用限界ゲージ JIS B 0254 管用平行ねじゲージ JIS B 0255 ユニファイねじ用限界ゲージ JIS B 0271 ねじ測定用針 JIS B 7153 測定顕微鏡 JIS B 7502 マイクロメータ JIS B 7506 ブロックゲージ JIS B 7725 ビッカース硬さ試験−試験機の検証及び校正 JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験−試験機及び圧子の検証及び校正 JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法 JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験−試験方法 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0101による。 4 ねじゲージの測定項目,測定箇所,測定要領及び測定用具 測定するねじゲージには,ねじプラグゲージ及びねじリングゲージがある。それぞれの測定項目,測定箇所,測定要領及び測定用具は,表1による。 なお,これ以外の測定を必要とする場合には,受渡当事者間の合意によって測定項目,測定箇所,測定要領及び/又は測定用具を追加してもよい。 5 ねじプラグゲージの有効径測定方法 ねじプラグゲージの有効径の測定方法は,三針法によって次のとおり行う。 測定するねじのピッチ又は(25.4 mm当たりの)山数に応じて,JIS B 0271に規定する針を選定する。ただし,JIS B 0271に規定する針で有効径の測定が困難な場合は,受渡当事者間の協議によって,代わりに使用する針を選定する。 3本の針は,図1 a)又は図1 b)に示すように配置する。2本側の針は,隣接したねじ溝又は数溝あけたねじ溝に当てがい,1本側の針は,対向する2本の針の間に配置する。対向する針の外側距離Mを,測長機器で測定する。09-24 JIS B0261
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JIS B1087:2004 pdfダウンロード。ブラインドリベット ― 機械的試験 Blind rivets―Mechanical testing 1. 適用範囲 この規格は,10〜35 ℃の環境温度で実施するブラインドリベット(以下,リベットという。)の機械的試験の方法について規定し,次の試験を包含する。 − せん断試験(3. 参照) − 引張試験(3. 参照) − マンドレル頭部の保持性能試験(4. 参照) − 装着前のマンドレルの耐プッシュアウト力試験(5. 参照) − マンドレル破断荷重試験(6. 参照) 機械的試験は,呼び径が6.4 mm以下のリベットに適用する。 備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。 ISO 14589:2000,Blind rivets―Mechanical testing (IDT) 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 7721 引張・圧縮試験機―力計測系の校正・検証方法 備考 ISO 7500-1:1999 Metallic materials−Verification of static uniaxial testing machines−Part 1:Tension/compression testing machines−Verification and calibration of the force measuring systemからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 3. せん断試験及び引張試験 3.1 せん断試験及び引張試験の原理 試験は,せん断荷重又は引張荷重を作用させて,試験用取付具に装着されたリベットを破断にまで至らせることによって行う。 3.2 せん断試験用及び引張試験用取付具 両方の試験方法のそれぞれに対して,二つの取付具を規定する。3.2.1.1及び3.2.2.1に規定する取付具は,日常試験に用いてもよい。3.2.1.2及び3.2.2.2に規定する取付具は,日常試験に用いてもよいが,疑義が生じた場合,判定のために行う試験(判定試験)用となるものである。 3.2.1 せん断試験用取付具 3.2.1.1 日常せん断試験 基本寸法は,図1による。 試験用板は,鋼製で,420 HV30以上の硬さをもつものとする。負荷時のゆがみの影響を最小限にするために,鋼製ボルトを用いて,試験用板を試験機に適切に取り付けるのがよい。 供試リベットを挿入する試験用すき間穴が,円形でなくなったとき,磨耗や損傷の兆候を示したとき及び表2に規定する最大直径より大きくなったときには,その試験用板を廃棄する。 板の厚さ及び試験用すき間穴の直径は,3.2.3による。09-24 JIS B1087
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JIS B1128:2004 pdfダウンロード。ヘクサロビュラ穴付きタッピンねじ Hexalobular socket head tapping screws 1. 適用範囲 この規格は,ねじの呼びST2.9〜ST6.3のヘクサロビュラ穴付きタッピンねじの特性について規定する。 この規格で規定する寸法及び製品仕様以外の要求がある場合には,それらの要求を例えば,JIS B 1007,JIS B 1021及びJIS B 1055から選択するのがよい。 備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。 ISO 14585:2001,Hexalobular socket pan head tapping screws (MOD) ISO 14586:2001,Hexalobular socket countersunk head tapping screws (MOD) ISO 14587:2001,Hexalobular socket raised countersunk(oval) head tapping screws (MOD) 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 0143 ねじ部品各部の寸法の呼び及び記号 備考 ISO 225:1983 Fasteners−Bolts, screws studs and nuts−Symbols and designation of dimensionsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 JIS B 1007 タッピンねじのねじ部 備考 ISO 1478:1999 Tapping screws threadが,この規格と一致している。 JIS B 1013 皿頭ねじ−頭部の形状及びゲージによる検査 備考 ISO 7721:1983 Countersunk head screws−Head configuration and gaugingが,この規格と一致している。 JIS B 1015 おねじ部品用ヘクサロビュラ穴 備考 ISO 10664:1999 Hexalobular internal driving feature...09-24 JIS B1128
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