• JIS S1061:2004 pdfダウンロード。家庭用学習机 Domestic furniture-Student desks 1. 適用範囲 この規格は,家庭用学習机(以下,机という。)について規定する。 備考 ここでいう家庭用学習机とは,甲板(天板),そで,脚,引出し,棚,照明器具,机面高調節装置などの幾つかの主要構成部材の組合せによって構成され作られるもので,家庭で主に小・中学生が学習などに用いるものをいう。組立式学習机も含む。 2. 引用規格 付表1に示す規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。 a) 甲板(天板) 主作業面及び補助作業面として用いる構成部材。 b) そで(袖) 主として収納又は脚を兼ねる収納ユニット部材。 c) 脚 甲板(天板),収納ユニット部などを支える棒状又は板状の部材。 d) 引出し 収納を目的とする部材。 e) 棚 収納を目的とする甲板(天板)上部にある板状の部材からなる構成部材。固定式及び調節式のものがある。 f) 机面高調節装置 作業面として用いる甲板(天板)の高さを調節する部材。 4. 種類 机の種類は,構造によって次に分類する。 a) 両そで机 主に甲板(天板)部及び両側をそで部で構成するもの。 b) 片そで机 主に甲板(天板)部及び片側をそで部,片側を脚部で構成するもの。 c) わき机 主に甲板(天板)部及びそで部で構成するもの。 d) 平机 主に甲板(天板)部及び両側を脚部で構成し,通常,甲板(天板)の下部に引出しをもつもの。 5. 寸法 机の寸法は,受渡当事者間の協定による。 参考 机の寸法については,附属書を参照。 6. 品質 6.1 外観 外観は,次による。 a) 外観の仕上げは良好で,きず,くるい,接合部分の外れなど著しい欠点がない。 b) 人体及び衣類の触れる部分には,鋭い突起,かど,ささくれなどがない。 c) 塗装面の見えがかり部分は,光沢,色調が均等で塗りむら,たれなどがない。 d) 光源の取付け装置は,光源が直接目にふれないように考慮されていなければならない。 6.2 性能 性能は,10.に規定する試験を行ったとき,表1の規定に適合しなければならない。 7. 構造 構造は,次による。ただし,該当する部材又は部品が机にない場合は,その項目は適用しない。 a) 組付けは,溶接,その他の方法によって堅ろうに結合する。 b) ねじ類,その他の金具を用いて組み立てる場合は,結合部に緩みが生じない構造とする。 c) 接着部は,はがれが生じないように適切に接着させる。 d) 木材及び木質材料を使用するときは,組立て後,割れ,くるいなどの欠陥が生じない構造とする。 e) 部材をフラッシュ構造とする場合は,ねじれ,凹凸,反りなどの生じにくい構造とする。 f) 引出しの開閉は円滑で,かつ,操作が容易である。 g) 引出しは,ストッパなどで,引き出すときに容易に抜け落ちないようにする。 h) 机のそでを設ける場合には,通常,底板を設ける。 i) 棚板は,使用中容易に抜け落ちない方法で取り付ける。また,取外し可能な支持具などは,確実に固定できる構造とする。 j) 脚にアジャスタ及びキャスタを取り付ける場合は,丈夫で,がた,抜けなどがなく,滑らかに作動できる。 k) 組み込まれる電気機器及び配線材料を設ける場合は,電気用品安全法に基づくものとする。 l) 机面高調節装置は,操作が容易で定められた高さに強固に固定できる。
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  • JIS S6007:2004 pdfダウンロード。黒板 Chalkboards 1 適用範囲 この規格は,白墨で描画し,それを黒板ふきでふき消しできる黒板面をもつ黒板(以下,黒板という。)について規定する。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 0601 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状:輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメータ JIS B 0651 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状:輪郭曲線方式−触針式表面粗さ測定機の特性 JIS B 1501 転がり軸受−鋼球 JIS G 3133 ほうろう用脱炭鋼板及び鋼帯 JIS G 3302 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯 JIS G 3313 電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯 JIS G 3314 溶融アルミニウムめっき鋼板及び鋼帯 JIS L 0841 日光に対する染色堅ろう度試験方法 JIS L 0843 キセノンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法 JIS S 6009 白墨 JIS Z 1522 セロハン粘着テープ JIS Z 8401 数値の丸め方 JIS Z 8703 試験場所の標準状態 JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示 JIS Z 8722 色の測定方法−反射及び透過物体色 JIS Z 8741 鏡面光沢度−測定方法 合板の日本農林規格 普通合板 単板積層材の日本農林規格 枠組壁工法構造用製材の日本農林規格 平角材 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 3.1 中しん(芯)材 段ボール原紙,クラフト紙質などの紙を接着剤で重積接着し,多数の連続した六角形,円形,不等辺多角形などの貫通孔をもつ紙加工品1),その他の材料で中しん(芯)材として用いる製品。 注1) 紙加工品の中しん材の名称は,一般にペーパーコアと呼ばれる。 3.2 刻そ 地板用合板のきず,はぎ合わせ目などを平滑に仕上げる作業。 3.3 へら付け 塗装用の特別なへらを用いて,鋼板の表面に塗装する作業。 3.4 研ぎ出し 研磨紙などを用いて塗膜面を水研ぎして,塗膜面を平滑にし,かつ,つや消しをする作業。 3.5 前処理 焼付け・ほうろう黒板で使われ,うわぐすりとの付着性を高めるための素地ごしらえ。 3.6...
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  • JIS S6032:2004 pdfダウンロード。プラスチック製定規 Plastics rulers 1. 適用範囲 この規格は,文房具として日常生活に用いるプラスチック製の三角定規及び直線定規(以下,定規という。)について規定する。 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 7502 マイクロメータ JIS B 7507 ノギス JIS B 7514 直定規 JIS B 7516 金属製直尺 JIS B 7524 すきまゲージ JIS B 7526 直角定規 JIS K 6900 プラスチック−用語 JIS K 7100 プラスチック−状態調節及び試験のための標準雰囲気 JIS Z 8103 計測用語 JIS Z 8401 数値の丸め方 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 6900 及び JIS Z 8103 によるほか,次による。 a) 目盛線 定規の直線部に等間隔に目盛られた線。 b) 全長 直線定規の場合は直線部の長さ,60°・30°三角定規の場合は60°角の対辺の長さ,45°・90°三角定規の場合は90°角の対辺の長さ。 c) 長短の差 60°・30°三角定規の全長と45°・90°三角定規の全長との差。 d) 目量 隣り合う目盛線の最小単位。 e) 目幅 隣り合う目盛線の間隔。 f) 目盛の長さ 定規の目盛側面に付されている最大目盛。 g) 裏目盛 定規を使用するとき,紙面などに接する面に付されている目盛。 h) 目盛側面 目盛が施された直線部。 i) 端面 目盛線と平行な定規の端の面。 j) 面取り 直線定規の直線部の角を斜めに削り取る操作。 k) 中ぐり 三角定規の中央部分に施された孔。 l) 器差 任意の長さにおける基準直尺の目盛と定規の目盛との相互の差。 m) 分長 定規の目盛の長さをほぼ三等分した任意の目盛線からゼロ目盛線までの長さ。...
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  • JIS X0408:2004 pdfダウンロード。大学・高等専門学校コード Identification code for universities and colleges 1 適用範囲 この規格は,データ処理機械(以下,機械という。)を用いて機械と機械,機械と人との間で情報を交換する場合の大学・高等専門学校コード(以下,コードという。)について規定する。 2 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 2.1 大学・高等専門学校 学校教育法(昭和22年法律第26号)第1条に規定する大学又は高等専門学校。 なお,大学は同法第83条の2に規定する専門職大学,第108条に規定する短期大学及び専門職短期大学を含む。 3 コード コードは4桁のアラビア数字で表示し,次のとおりとする。
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  • JIS X4168:2004 pdfダウンロード。段階スタイルシート 水準1(CSS1) Cascading Style Sheets, level 1 3. 段階 CSSにおいては,複数のスタイルシートが同時に表示に影響を与えることができる。この機能は,モジュール化,及び文書作成者と読者とのバランスという二つの主要な理由による。 a) モジュール化 スタイルシートの設計者は,冗長性を小さくするために,幾つかの(部分)スタイルシートを組み合わせることができる。 @import url(http://www.style.org/pastoral); @import url(http://www.style.org/marine); H1 { color: red } /* override imported sheets */ b) 文書作成者と読者とのバランス 文書作成者及び読者のどちらも,スタイルシートによって表示に影響を与えることができる。それを行うために,彼らは同じスタイルシート言語を用いて,だれもが出版者になれるというウェブの基本機能を反映する。UAは,個人のスタイルシートを参照する機構を自由に選択できる。 表示に影響を与えるスタイルシートの間で競合が生じることが,時々ある。 競合は,重みをもつ各スタイル規則に基づいて,解決される。デフォルトでは,読者の規則の重みは,文書作成者の文書における規則の重みより小さい。つまり,受領文書のスタイルシートと読者の個人シートとの間で競合があると,文書作成者の規則が採用される。読者の規則及び文書作成者の規則のどちらも,UAのデフォルト値を上書きする。 インポートしたスタイルシートも,インポートした順序に,次に規定する段階規則に従って,互いに段階的となる。スタイルシートそのものの中で指定された規則はすべて,インポートされたスタイルシートの規則を上書きする。つまり,インポートされたスタイルシートは,スタイルシートそのものの中の規則より,段階順序が小さい。インポートされたスタイルシートは,再帰的に他のスタイルシートをインポートし上書きすることができる。 CSS1においては,’@import’ステートメントは,スタイルシートの最初に,すべての宣言の前に現れなければならない。その結果,スタイルシートそのものの中の規則が,インポートされたスタイルシートの中の規則を上書きすることを容易に見ることができる。 3.1 ‘important’ スタイルシート設計者は,その宣言の重みを増加できる。 H1 { color: black ! important; background: white ! important } P { font-size: 12pt ! important; font-style: italic } この例では,最後の宣言は通常の重みをもつが,最初の三つの宣言は増加した重みをもつ。 重要宣言をもつ読者の規則は,通常宣言をもつ文書作成者の規則を上書きする。重要宣言をもつ文書作成者の規則は,重要宣言をもつ読者の規則を上書きする。 3.2 段階順序 競合する規則は,CSS機構にとって本質的であり,要素と特性との組合せに関する値を見つけるために,次のアルゴリズムに従わなければならない。 1) 問題となっている要素と特性との組合せに適用する宣言を見つける。問題の要素に選択子が一致すれば,宣言が適用される。適用される宣言がなければ,継承された値を用いる。継承された値がない場合(’HTML’要素の場合及び継承しない特性の場合)は,初期値を用いる。 2) 明示的な重みによって宣言をソートする。’!important’のマークのある宣言は,マークなしの(通常の)宣言より重みが大きい。 3) 出典によってソートする。文書作成者のスタイルシートは読者のスタイルシートを上書きし,読者の
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  • JIS Z0232:2004 pdfダウンロード。包装貨物−振動試験方法 Packaging-Complete, filled transport packages and unit loads- Method of vibration test 1 適用範囲 この規格は,包装貨物が輸送過程で受ける垂直振動に対する内容品又は包装の耐振性を評価する試験方法について規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 8318:2000,Packaging−Complete, filled transport packages and unit loads−Sinusoidal vibration tests using a variable frequency ISO 13355:2016,Packaging−Complete, filled transport packages and unit loads−Vertical random vibration test(全体評価:MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS Z 0108 包装−用語 JIS Z 0200 包装貨物−性能試験方法一般通則 JIS Z 0201 試験容器の記号表示方法 注記 対応国際規格:ISO 2206,Packaging−Complete, filled transport packages−Identification of parts when testing(MOD) JIS Z 0203 包装貨物−試験の前処置 注記 対応国際規格:ISO 2233,Packaging−Complete, filled transport packages and unit loads−Conditioning for testing(MOD) 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 0108によるほか,次による。 3.1 加速度パワースペクトル密度(acceleration power spectral density) ある中心振動数の狭帯域フィルタを通過した加速度信号のその部分の2乗平均値で,単位帯域幅当たりで表し,帯域幅をゼロに近づけ,かつ,平均化時間を無限大に近づけたときの極限値。 3.2 実効値(root...
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  • JIS Z1525:2004 pdfダウンロード。包装用ポリ塩化ビニル粘着テープ Pressure sensitive adhesive polyvinyl chloride tapes for packaging 1. 適用範囲 この規格は,主に包装,封かん,識別などに用いる,片面に粘着剤が均一に塗布されているポリ塩化ビニル粘着テープ(以下,テープという。)について規定する。ただし,電気絶縁用及び防食用(腐食防止用)は除く。 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS Z 0109 粘着テープ・粘着シート用語 JIS Z 0237 粘着テープ・粘着シート試験方法 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS Z 0109による。 4. 種類 テープの種類は,支持体によって分類し,表1による。 5. 品質 5.1 性能 テープの性能は,6.によって試験を行い,表2の規定に適合しなければならない。 5.2 寸法 テープの寸法及びその許容差は,6.4によって試験を行い,表3の規定による。 5.3 外観 テープの外観は,テープが巻心に均一に巻かれていて,著しい変形及び巻き巣がなく,両側面が平らで,のりはがれ,折れ目,きず,色むらなどの使用上支障のある欠点があってはならない。 なお,テープには,着色及び印刷してもよい。 6. 試験方法 6.1 試験の一般条件 試験の一般条件は,JIS Z 0237の4.(試験の一般条件)の規定による。 6.2 粘着力 粘着力の試験は,常態及び保存性試験後について,それぞれ次のとおり行う。 a) 常態 JIS Z 0237の10.(粘着力)によって,試験板に対する180度引きはがし粘着力を求める。 b) 保存性試験後 JIS Z 0237の17.(保存性)によって保存性試験を行った後,a)の方法によって試験を行う。 6.3 引張強さ及び伸び 引張強さ及び伸びの試験は,JIS Z 0237の8.(引張強さ及び伸び)による。この場合,試験片の長さは約150 mとして,その中央部に50 mmの間隔をおいて標線を付け,伸びは標線間で測定する。 6.4 寸法 寸法の試験は,JIS Z 0237の5.(厚さの測定),6.(幅の測定)及び7.(長さの測定)による。 6.5 外観 外観は,目視によって調べる。この場合,のりはがれは,テープを1 m当たり3〜5秒で巻き戻し,粘着剤が背面に移らないかどうかを調べる。 7. 製品の呼び方 製品の呼び方は,規格名称,種類又は記号,厚さ,幅及び長さによる。 ただし,2種の場合は,厚さを除く。 例 包装用ポリ塩化ビニル粘着テープ 1種 0.20 mm×19 mm×20 m 包装用ポリ塩化ビニル粘着テープ PVC 1 0.20 mm×19 mm×20 m 8....
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  • JIS Z2292:2004 pdfダウンロード。金属材料の塩塗布高温腐食試験方法 Method for high-temperature corrosion test of metallic materials by salt coating 1. 適用範囲 この規格は,金属材料表面に塩を塗布した高温腐食環境中での金属材料の腐食を定量的に評価するための試験方法について規定する。 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の一部を構成する。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS Z 2290 金属材料の高温腐食試験方法通則 3. 試験装置 試験装置は,試験片を一様,かつ,一定に加熱するための温度調節装置,加熱装置,試験片を外気から隔離する試験部,及び所定の雰囲気ガスを連続して供給し,かつ,その流量を制御するための雰囲気ガス供給装置によって構成する。 試験装置の基本構成の例を図1に示す。 a) 温度調節装置 温度調節装置は,温度制御器及び温度計で構成する。 1) 温度制御器 温度制御器は,JIS Z 2290の5.1(温度制御器)に規定するものとする。 2) 温度計 温度計は,JIS Z 2290の5.2(温度計)に規定するものとする。 b) 加熱装置 加熱装置は,次による。 1) 試験片単位表面積当たり一定量の雰囲気ガスを連続して流せるように外気から遮へいされた試験部をもつ構造とする。 2) 試験片の加熱に,温度調節装置を備えた加熱炉を用い,試験中は常に,試験部の全範囲にわたって一様,かつ,一定に試験片を加熱することができるものとする。 c) 試験部 試験部は,次による。 1) 外気から遮断された構造とする。 2) 使用する塩に対して耐高温腐食性の優れた材料で構成する。 3) 熱電対の測温接点を試験部の中央に配置し,試験部温度の確認ができるようにする。 d) 雰囲気ガス供給装置 雰囲気ガス供給装置は,一定量の空気又は混合組成のガスを連続して試験部へ供給できる性能のものとする。 4. 塩 4.1 塩の種類及び組成 腐食試験で試験片に塗布する塩は,混合試薬又は実際のプラントから採取した灰を用いる。試薬を用いる場合は,通常,特級を用いる。塩の融点は,あらかじめ測定しておくことが望ましい。 なお,使用する混合試薬の混合割合は質量%で表す。また,実際のプラントから採取する灰は,その採取位置及び灰の性状を明記する。 4.2 塩の塗布量 塩の塗布量は,通常,0.2 kg・m-2とする。 なお,塗布量がこれと異なる場合は,その量を記述する。 4.3 塩の塗布方法 塩の塗布方法は,次による。 a) 所定の比率で混合した試薬又は実際のプラントから採取した灰を,乳鉢でよくすりつぶした後,適量のアセトンを加えて懸濁させる。 b) この懸濁液をよくかき混ぜながら,所定の塗布量に達するまで,試験片全面にできるだけ均一に塗布する。 5. 雰囲気ガス 腐食試験に用いる雰囲気ガスは,通常,空気又は試験対象雰囲気を模擬した混合組成ガスとし,その混合割合を体積%で明示する。 なお,実際のプラントを想定した腐食性雰囲気ガスはJIS Z 2290の4.4(ガス雰囲気条件の選定指針)による。 6. 試験片 試験片は,JIS Z 2290の6.(試験片)による。ただし,JIS Z 2290の6.a)に規定する形状及び寸法の試験片を採取することができない場合は,全体の表面積が200 mm2以上の試験片を用いることが望ましい。 7. 試験 7.1 試験片の設置方法 試験片は,図2に示すように,アルミナ燃焼ボートの縁にまたがせて載せ,試験装置の試験部へ水平に挿入する。
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  • JIS Z4329:2004 pdfダウンロード。放射性表面汚染サーベイメータ Portable radiation surface contamination meters and monitors 1. 適用範囲 この規格は,物体表面上のα線放出核種,又は最大エネルギー60 keV以上のβ線を放出するβ線放出核種による汚染密度を測定する放射性表面汚染サーベイメータ又は警報付き放射性表面汚染サーベイメータ(以下サーベイメータという。)について規定する。 なお,サーベイメータは,検出器と計測部とを含み,検出器は測定装置をケーブルなどによって接続されるか,又は測定装置に内蔵される。 備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。 IEC 60325:2002, Radiation protection instrumentation -Alpha,beta and alpha/beta (beta energy >60 keV) contamination meters and monitors (MOD) 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS C 61000-4-2 電磁両立性−第4部:試験及び測定技術−第2節:静電気放電イミュニティ試験 備考 IEC 61000-4-2:1995 Electromagnetic compatibility (EMC)−Part 4-2: Testing and measurement techniques−Electrostatic discharge immunity test が,この規格と一致している。 JIS C 61000-4-3 電磁両立性−第4部:試験及び測定技術−第3節:放射無線周波電磁界イミュニティ試験 備考 IEC 61000-4-3:1995 Electromagnetic compatibility (EMC)−Part 4-3: Testing and measurement techniques−Radiated, radio-frequency, electromagnetic field immunity testが,この規格と一致している。 JIS C 61000-4-4 電磁両立性−第4部:試験及び測定技術−第4節:電気的ファストトランジェント/バーストイミュニティ試験 備考 IEC 61000-4-4:1995 Electromagnetic compatibility (EMC)−Part 4-4:Testing and measurement techniques−Electrical fast transient/burst immunity testからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 JIS C 61000-4-5...
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  • JIS Z8125:2004 pdfダウンロード。印刷用語 ― デジタル印刷 Graphic arts — Glossary — Digital printing terms 1. 適用範囲 この規格は,デジタル印刷技術に関連して用いる主な用語及びその定義について規定する。 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS P 0001 紙・板紙及びパルプ用語 JIS X 4051 日本語文書の行組版方法 JIS X 4153 文書スタイル意味指定言語(DSSSL) 備考 ISO/IEC 10179がこの規格に一致している。 JIS X 4154 標準ページ記述言語SPDL 備考 ISO/IEC 10180がこの規格に一致している。 JIS X 4161 フォント情報交換 第1部 体系 備考 ISO/IEC 9541-1がこの規格に一致している。 JIS X 4162 フォント情報交換 第2部 交換様式 備考 ISO/IEC 9541-2がこの規格に一致している。 JIS X 4163 フォント情報交換 第3部 グリフ形状表現 備考 ISO/IEC 9541-3がこの規格に一致している。 JIS Z 8105 色に関する用語 JIS Z 8123 印刷用語 ― 基本用語 JIS Z 8124 印刷用語 ― 取引関連 JIS Z 8305 活字の基準寸法 ISO TR 9544:1988 Information processing — Computer-assisted publishing — Vocabulary 3. 表記法...
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