• JIS A1430:2009 pdfダウンロード。建築物の外周壁部材及び外周壁の空気音遮断性能の 測定方法 Acoustics- Field measurements of airborne sound insulation of facade elements and facades 1 適用範囲 この規格は, 建築物の外周壁部材及び外周壁全体の空気音遮断性能を測定するための, 部材法及び全体 法の測定方法について規定する。 部材法は,窓など特定の外周壁部材の準音響透過損失を求めるのに用い, 全体法は騒音源ごとの入射条件に対応した室全体としての総合的な内外音圧レベル差を求めるのに用いる。 部材法において最も再現性のよい測定方法は, 音源にスピーカを用いる方法であり , 全体法で最も遮音性 能の実態に近い測定方法は, 音源に交通騒音を用いる方法である。 表 1 にその測定方法の概要を示す。 スピーカを用いる部材法は, 準音響透過損失を得ることができ, JIS A 1416 によって行った測定結果と 比較することができる。 道路交通騒音を用いる部材法は, 何らかの理由でスピーカを用いた部材法による 試験を行うことができないときに用いられるが, スピーカを用いる方法に比べて, 準音響透過損失は小さ く なる傾向がある。 また, 外部にスピーカが設置できないとき, スピーカを用いる部材法に対応する方法 として, 附属書 JB に示す室内にスピーカを設置し内外音圧レベル差を求める方法( 内部音源法) がある が, 両者の対応は十分検証されていない。 道路交通騒音を用いる全体法は, ある室内と外周壁前面 2 m 又は 1 m の点との音圧レベル差として求め られ, 室内外の実際的な遮音性能を求めるときに用いる。 この方法は, 対象室に対して別の騒音源がある 側面道路からの影響やう( 迂) 回路経路からの影響も含めて遮音性能を測定するときに用いられる。 なお, 道路交通騒音を用いた部材法及び全体法の測定方法は, 附属書 JA による。 また, 航空機騒音及 び鉄道騒音を用いる測定方法を, 附属書 D に示す。 また, スピーカを用いる全体法は, 外周壁前面 2 m 又 は 1 m の点と室内との音圧レベル測定値との差として求められるが, この方法は, 実騒音源が利用できな いときに用いる。 これらの全体法による測定結果は, JIS A...
    09-21
  • JIS A1436:2006 pdfダウンロード。建築用被膜状材料の下地不連続部 における耐疲労性試験方法 Test methods for movement capability of coatings and sheets fully adhered on substrate 1. 適用範囲 この規格は, 建築物等の保護・ 仕上げなどの目的で屋根スラブ, 壁, 床等に接着して用いるシート状材料又は塗布して用いる液状材料の硬化物の, 下地不連続部に生じるムーブメントによる疲労に対する抵抗性を評価するための試験方法について規定する。 備考 この規格の引用規格を次に示す。 JIS A 5403 石綿スレート JIS Z 8703 試験場所の標準状態 2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は, 次のとおり とする。 (1) ムーブメント 下地不連続部に繰り 返し生じる動き。 (2) ムーブメントの大きさ 動きの全振幅。 3. 試験体 3.1 下地板 (1) 材料 下地板の材料は, JIS A 5403 に規定する厚さ 8mm のフレキシブル板とする。 (2) 種類及び寸法 下地板の種類は, 表 1 に示すように, 下地不連続部の形によって A 形, B1 形及び B2 形の 3 種類とする。 なお, 下地板の寸法を表 2 に示す。 3.2 試料などの準備 試料及び試験体作製のために必要な材料並びに下地板は,JIS Z 8703 の温度 20℃2 級, 湿度 65%20 級 [20± 2℃, (65± 20) %] の状態( 以下, 標準状態という。 ) で...
    09-21
  • JIS A1485:2006 pdfダウンロード。発泡プラスチック断熱・ 保温材中のフロン含有率の 測定方法- 加熱抽出・ ガスクロマトグラフ法 Method for measuring halocarbons in foamed plastics for thermal insulation - Thermal extraction / gas chromatography 1. 適用範囲 この規格は, 硬質ウレタンフォーム, 吹付け硬質ウレタンフォーム, 押出法ポリ スチレンフォームなどのフロン発泡プラスチック断熱・ 保温材( 以下, 断熱材という。 ) 中のフロン類の含有率を加熱抽出- ガスクロマトグラフ法で測定する方法について規定する。 備考1. 測定対象とするフロン類は,主に CFC-11 (CCl 3 F),CFC-12 (CCl 2 F 2 ),HCFC-141b (CH 3 CCl 2 F),HCFC-142b (CH 3 CClF 2 ), HFC-134a (CH 2 FCF 3 ), HFC-227ea (CF 3 CHFCF 3 ), HFC-245fa (CF 3 CH 2 CF 2 H), HFC-365mfc (CF 3 CH 2 CF 2 CH 3 )などの化学的に安定でガスクロマトグラフによる分析ができるものとする。 2. この規格で測定可能なフロン類の含有率は, 0.1~ 15 %程度である。 2. 引用規格 次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成す る。 これらの引用規格は, その最新版(...
    09-21
  • JIS A1492:2006 pdfダウンロード。出窓及び天窓の断熱性試験方法 Measurement of thermal transmittance for projecting windows and other roof windows 1. 適用範囲 この規格は, 出窓及び天窓の熱貫流率の測定方法について規定する。 ただし, この規格では, 次のことは含めない。 a) 試験体の周囲の外側に生じる端部効果 b) 試験体への日射によるエネルギー移動 c) 試験体のすき間からの漏気の影響 備考 この規格の対応国際規格を, 次に示す。 なお, 対応の程度を表す記号は, ISO/IEC Guide 21 に基づき, IDT( 一致している), MOD( 修正している), NEQ( 同等でない) とする。 ISO 12567-2 : 2005, Thermal performance of windows and doors- Determination of thermal transmittance by hot box method- Part 2 : Roof windows and other projecting windows (MOD) 2. 引用規格 次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成する。 これらの引用規格は, その最新版( 追補を含む。 ) を適用する。 JIS A 0202 断熱用語 備考 ISO 7345 : 1987 Thermal insulation- Physical quantities and definitions からの引用事項は,この 規格の該当事項と同等である。 JIS A...
    09-21
  • JIS A1701:2006 pdfダウンロード。遊戯施設の検査標準 Inspection standard of amusement ride 1. 適用範囲 この規格は,建築基準法に基づく遊戯施設の安全について検査するための検査項目,検査器具,及び検査方法について規定する。 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 7507 ノギス JIS B 7510 精密水準器 JIS B 7512 鋼製巻尺 JIS B 7516 金属製直尺 JIS B 7522 繊維製巻尺 JIS C 1102-2 直動式指示電気計器 第2部:電流計及び電圧計に対する要求事項 JIS C 1302 絶縁抵抗計 JIS C 1304 接地抵抗計 JIS G 3525 ワイヤロープ 3. 検査項目 検査項目は,次による。 a) 完了検査 完了検査では,設計図書に記載している各項目に適合しているかどうかを検査するほか,5. に規定する項目のうち当該遊戯施設において該当する項目について検査する。 b) 定期検査 維持管理のための定期検査では,5. に規定する項目のうち負荷試験を除き,当該遊戯施設において該当する項目について検査する。 4. 検査器具 4.1 絶縁抵抗測定には,JIS C 1302に規定する500 V 100 MΩの絶縁抵抗計を用いる。ただし,半導体,電解コンデンサ,電子管などの電子機器を含む回路については,回路に応じた絶縁抵抗計又は4.3に規定する電圧計を用いる。 4.2 接地抵抗測定には,JIS C 1304に規定する電位差計式接地抵抗計又は電圧降下式接地抵抗計を用いる。 4.3 負荷試験には,次の規格に規定する電流計,電圧計及び速度計を用いる。 a) 電流計及び電圧計は,JIS C 1102-2に規定する2.5級以上の精度のもの,又は同程度のディジタル式のものとする。 b) 速度計は,瞬間式回転速度計(タコメータ)又は電子式速度表示装置(エンコーダー,加速度変換式,パルスカウント式など)とする。 4.4 探傷試験には,磁粉探傷機,超音波探傷機又は探傷試験用浸透液を用いる。 4.5 その他の検査には,ストップウォッチ及び片手ハンマ並びに次の規格に規定する巻尺,直尺,ノギス及び水準器を用いる。 a) 巻尺は,JIS B 7512又はJIS B 7522に規定する巻尺とする。 b) 金属製直尺は,JIS B 7516に規定する直尺とする。 c) ノギスは,JIS B...
    09-21
  • JIS A1801:2009 pdfダウンロード。コンクリ ート生産工程管理用試験方法- コンクリ ート用細骨材の砂当量試験方法 Methods of test for production control of concrete – Method of test for sand equivalent value of fine aggregates for concrete 1 適用範囲 この規格は, 主としてコンクリ ートの生産工程管理に適用するもので, コンクリ ート用細骨材の砂当量1) の試験方法について規定する。 注1) 砂当量は, 粘土などの超微粒子を含む微粒分量と強い相関があり , 細骨材の全容積に対する微細物質を除いた分の容積の比の指標となる。 2 引用規格 次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成する。 これらの引用規格は, その最新版( 追補を含む。 ) を適用する。 JIS K 8123 塩化カルシウム( 試薬) JIS K 8295 グリ セリ ン( 試薬) JIS Z 8801-1 試験用ふるい- 第 1 部: 金属製網ふるい 3 試験用器具及び試薬 3.1 試験用器具 試験用器具( 図 1 参照) は, 次による。 3.1.1 メスシリ ンダー メスシリ ンダーは, 透明のプラスチック製とし, 内径 32 mm, 高さ 450 mm のもので,メスシリ ンダーの内底面から高さ 400 mmまで,2 mm間隔の目盛を付けたゴム栓付きのものとする。 3.1.2 洗浄管 洗浄管は,...
    09-21
  • JIS A1802:2009 pdfダウンロード。コンクリ ート生産工程管理用試験方法- 遠心力による細骨材の表面水率試験方法 Methods of test for production control of concrete – Method of test for surface moisture in fine aggregate by centrifugal force 1 適用範囲 この規格は, 主としてコンクリ ートの生産工程管理に適用するもので, 遠心力による細骨材の表面水率 試験方法について規定する。 この規格は, 砕砂, スラグ細骨材及び砂を対象とする。 なお, この試験によって求めた表面水率を, 遠心表面水率という。 2 引用規格 次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成する。 この引用 規格は, その最新版( 追補を含む。 ) を適用する。 JIS P 3801 ろ紙( 化学分析用) 3 試験用器具 試験用器具は, 次による。 遠心機, 金属製カップ及び試料容器の例を, 図 1 に示す。 3.1 遠心機 遠心機は, 金属製カップ及び試料容器を 4 個設置できるもので, また, 試料容器内に設置 した試料の中心位置で重力加速度の 2 000 倍程度の遠心加速度が得られるもので, 回転数を調整する装置 を備え, 所定の遠心力を保持できるものとする。 注記 重力加速度の 2 000 倍とは, 2 000g のことをいい, 約 20 000 m/s 2 である。 3.2 金属製カップ 金属製カップは, 内径 80~ 100 mm,...
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  • JIS A1803:2009 pdfダウンロード。コンクリ ート生産工程管理用試験方法- 粗骨材の表面水率試験方法 Methods of test for production control of concrete – Method of test for surface moisture in coarse aggregate 1 適用範囲 この規格は, 主としてコンクリ ートの生産工程管理に適用するもので, 粗骨材の表面水率試験方法について規定する。 2 引用規格 次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成する。 この引用規格は, その最新版( 追補を含む。 ) を適用する。 JIS A 1110 粗骨材の密度及び吸水率試験方法 3 試験用器具 試験用器具は, 次による。 3.1 はかり はかり は, ひょ う量 5 kg 以上で, 目量 0.1 g 又はこれより精度の良いものとする。 また, その構造は, 皿の中心から直径 3 mm 以下の金属線で試料容器をつるし, これを水中に浸すことができるものとする。 3.2 試料容器 試料容器は, 直径約 200 mm, 高さ約 200 mm の金属製又はプラスチック製の容器で, 水が漏れないものとする。 3.3 水槽 水槽は, 試料容器を水中に入れることができる大きさとする。 4 試料 試料は, 次による。 a) 試料は, 使用時の含水状態の粗骨材から, 代表的なものを, 約 3 kg ずつ 2 組採取する。 b) 試料は, できるだけ含水率の変化がないように取り扱う。 c)...
    09-21
  • JIS A1804:2009 pdfダウンロード。コンクリ ート生産工程管理用試験方法- 骨材のアルカリ シリ カ反応性試験方法( 迅速法) Methods of test for production control of concrete – Method of rapid test for identification of alkali-silica reactivity of aggregate 1 適用範囲 この規格は, 主としてコンクリ ートの生産工程管理に適用するもので, モルタルバーを高温・ 高圧で養生し, その特性の変化を測定することによって, 骨材のアルカリ シリ カ反応性を迅速に判定する試験方法について規定する。 2 引用規格 次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成する。 これらの引用規格は, その最新版( 追補を含む。 ) を適用する。 JIS A 1127 共鳴振動によるコンクリ ートの動弾性係数,動せん断弾性係数及び動ポアソン比試験方法 JIS A 1146 骨材のアルカリ シリ カ反応性試験方法( モルタルバー法) JIS A 5308 レディ ーミクストコンクリ ート JIS B 7503 ダイヤルゲージ JIS K 8576 水酸化ナトリ ウム( 試薬) JIS R 5201 セメントの物理試験方法 JIS Z 8801-1 試験用ふるい- 第 1 部: 金属製網ふるい 3 試験用器具 試験に用いる器具は, 次による。 3.1 はかり 骨材のふるい分けに用いるはかり は, ひょ う量 2...
    09-21
  • JIS A1805:2009 pdfダウンロード。コンクリ ート生産工程管理用試験方法- 温水養生法によるコンクリ ート強度の 早期判定試験方法 Methods of test for production control of concrete – Method of rapid test for compressive strength of concrete by warm water curing 1 適用範囲 この規格は, 主としてコンクリ ートの生産工程管理に適用するもので, コンクリ ート強度を早期に判定するために温水養生を行った供試体を用いて行う圧縮強度試験方法について規定する。 2 引用規格 次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成する。 これらの引用規格は, その最新版( 追補を含む。 ) を適用する。 JIS A 1108 コンクリ ートの圧縮強度試験方法 JIS A 1132 コンクリ ート強度試験用供試体の作り方 JIS A 5308 レディ ーミクストコンクリ ート JIS B 7721 引張・ 圧縮試験機- 力計測系の校正・ 検証方法 3 試験用器具・ 装置 試験用器具・ 装置は, 次による。 3.1 供試体の作製器具 供試体の作製器具は, JIS A 1132 又は JIS A 5308 の附属書 E に規定するものとする。 3.2 圧縮試験機 圧縮試験機は, JIS B 7721 の 7.( 試験機の等級) に規定する 1 等級以上のものとする。...
    09-21