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JIS A1514:2015 pdfダウンロード。建築材料の揮発性有機化合物(VOC), ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物 放散測定方法−小形チャンバー法 Determination of the emission of volatile organic compounds and aldehydes by building products-Small chamber method 1 適用範囲 この規格は,チャンバーを用いて建築材料から空気中へ放散する化学物質の測定方法について規定する。 この測定方法は建築用ボード類,壁紙及び床材,建築材料としての接着剤,塗料及び建築用仕上塗材の塗膜,建築材料としての断熱材などに適用する。この規格では対象化学物質として,揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物を対象とする。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 16000-9:2006,Indoor air−Part 9: Determination of the emission of volatile organic compounds from building products and furnishing−Emission test chamber method(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 1902-1 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散量測定におけるサンプル採取,試験片作製及び試験条件−第1部:ボード類,壁紙及び床材 JIS A 1902-2 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散量測定におけるサンプル採取,試験片作製及び試験条件−第2部:接着剤 JIS A 1902-3 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散量測定におけるサンプル採取,試験片作製及び試験条件−第3部:塗料及び建築用仕上塗材 JIS A 1902-4 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散量測定におけるサンプル採取,試験片作製及び試験条件−第4部:断熱材 JIS A 1962 室内及び試験チャンバー内空気中のホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物の定量−ポンプサンプリング JIS A 1965 室内及び試験チャンバー内空気中揮発性有機化合物のTenax TA®吸着剤を用いたポンプサンプリング,加熱脱離及びMS又はMS-FIDを用いたガスクロマトグラフィーによる定量 注記 対応国際規格:ISO 16000-6,Indoor air−Part 6: Determination of volatile organic compounds in indoor and test chamber air by active sampling on Tenax TA sorbent,...09-14 JIS A1514
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JIS A1901:2015 pdfダウンロード。建築材料の揮発性有機化合物(VOC), ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物 放散測定方法−小形チャンバー法 Determination of the emission of volatile organic compounds and aldehydes by building products-Small chamber method 1 適用範囲 この規格は,チャンバーを用いて建築材料から空気中へ放散する化学物質の測定方法について規定する。 この測定方法は建築用ボード類,壁紙及び床材,建築材料としての接着剤,塗料及び建築用仕上塗材の塗膜,建築材料としての断熱材などに適用する。この規格では対象化学物質として,揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物を対象とする。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 16000-9:2006,Indoor air−Part 9: Determination of the emission of volatile organic compounds from building products and furnishing−Emission test chamber method(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 1902-1 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散量測定におけるサンプル採取,試験片作製及び試験条件−第1部:ボード類,壁紙及び床材 JIS A 1902-2 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散量測定におけるサンプル採取,試験片作製及び試験条件−第2部:接着剤 JIS A 1902-3 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放 散量測定におけるサンプル採取,試験片作製及び試験条件−第3部:塗料及び建築用仕上塗材 JIS A 1902-4 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散量測定におけるサンプル採取,試験片作製及び試験条件−第4部:断熱材 JIS A 1962 室内及び試験チャンバー内空気中のホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物の定量−ポンプサンプリング JIS A 1965 室内及び試験チャンバー内空気中揮発性有機化合物のTenax TA®吸着剤を用いたポンプサンプリング,加熱脱離及びMS又はMS-FIDを用いたガスクロマトグラフィーによる定量 注記 対応国際規格:ISO 16000-6,Indoor air−Part 6: Determination of volatile organic compounds in indoor and test chamber air by active sampling on Tenax TA...09-14 JIS A1901
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JIS A1902-1:2015 pdfダウンロード。建築材料の揮発性有機化合物(VOC), ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物 放散量測定におけるサンプル採取,試験片作製 及び試験条件−第1部:ボード類,壁紙及び床材 Determination of the emission of volatile organic compounds and aldehydes by building products-Sampling, preparation of test specimens and testing condition-Part 1: Boards, wallpaper and floor materials 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 1901によるほか,次による。 3.1 ボード類 内装材料として使用する剛性のある板状の単体材料又は複合した製品。 なお,建築材料のボード類には,材料規格としてJIS A 5404,JIS A 5440,JIS A 5905,JIS A 5908,及びJIS A 6901がある。 3.2 壁紙 内装の仕上げに用いる紙,プラスチック,繊維などを主素材として複合化された柔軟性のあるシート状の製品。 なお,壁紙の材料規格としてJIS A 6921がある。 3.3 床材 床に用いる柔軟性のあるシート状又は剛性のある板状の単体又は複合した製品。 なお,床材の材料規格としてJIS A 5705,JIS A 5902,及びJIS A 5914がある。 4 サンプルの採取,包装及び保管 4.1 サンプルの採取場所 サンプルは,一般に通常の生産工程から採取する。目的によっては,採取場所が倉庫,販売店又は現場に搬入した製品から採取する。 4.2 サンプルの採取時期 サンプルの採取は,通常製品の製造後,直ちに行う。 製造後直ちにサンプルの採取ができない場合は,製品規格において倉庫などにおける通常の製品の保管場所にある製品からサンプルを採取する方法を規定することができる。ただし,製造後の状態が保持されるものとして,7日以内とすることが望ましい。 注記 製品の製造後直ちにとは,通常は生産工程の最終段階をいう。ただし,水分調整又は寸法安定のために一時養生が必要な材料の場合は,養生工程を終えて,製品として使用が可能になる時点を製造後とする。 4.3 サンプルの採取方法 サンプルの採取方法は,次による。 a) ボード類のような剛性のある板状の場合 製品の形状のまま採取する。 b) 壁紙のような柔軟性のあるシート状の場合 ロール状製品の場合は,図1に示すように先端から1 m又は外側に面していた層の部分を破棄してサンプルを採取する。シート状のサンプルは製品の幅なりとし,長さは試料負荷率を考慮して1 m以上の適切な大きさとする。09-14 JIS A1902-1
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JIS A1903:2015 pdfダウンロード。建築材料の揮発性有機化合物(VOC)の フラックス発生量測定法−パッシブ法 Determination of the emission of volatile organic compounds (VOC) by building products-Passive method 1 適用範囲 この規格は,密封形容器,捕集剤などを用いてパッシブサンプリングを行い,建築材料から空気中へ放散する揮発性有機化合物(以下,VOCという。)のフラックス発生量を簡易に測定する方法について規定する。 なお,この規格は建築用ボード類,壁紙,床材,断熱材及びそれらの施工に用いる接着剤,塗料などに適用する。 居住環境における,厚生労働省の示す室内汚染物質濃度のガイドライン値を,附属書Aに示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 1901 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散測定方法−小形チャンバー法 JIS A 1902-1 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散量測定におけるサンプル採取,試験片作製及び試験条件−第1部:ボード類,壁紙及び床材 JIS A 1902-2 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散量測定におけるサンプル採取,試験片作製及び試験条件−第2部:接着剤 JIS A 1902-3 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散量測定におけるサンプル採取,試験片作製及び試験条件−第3部:塗料及び建築用仕上塗材 JIS A 1902-4 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散量測定におけるサンプル採取,試験片作製及び試験条件−第4部:断熱材 JIS A 1969 室内空気中の揮発性有機化合物(VOC)の吸着捕集・溶媒抽出・キャピラリーガスクロマトグラフィーによるサンプリング及び分析−パッシブサンプリング 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 1901によるほか,次による。 3.1 拡散サンプラー(diffusion sampler) JIS A 1969の箇条4(原理)で規定する拡散原理を用いた,VOCを測定するための捕集管など。09-14 JIS A1903
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JIS A1904:2015 pdfダウンロード。建築材料の準揮発性有機化合物(SVOC)の 放散測定方法−マイクロチャンバー法 Determination of the emission of semi volatile organic compounds by building products-Micro chamber method 1 適用範囲 この規格は,マイクロチャンバーを用いて建築材料から空気中へ放散する準揮発性有機化合物(以下,SVOCという。)の測定方法について規定する。 なお,この測定方法は建築用ボード類,壁紙,床材,断熱材など,及びそれらの施工に用いる接着剤,塗料などに適用する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 16000-25:2011,Indoor air−Part 25: Determination of the emission of semi-volatile organic compounds by building products−Micro-chamber method(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 1901 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散測定方法−小形チャンバー法 JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水 JIS Z 8703 試験場所の標準状態 注記 対応国際規格:ISO 554,Standard atmospheres for conditioning and/or testing−Specifications 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 1901によるほか,次による。対象化学物質は,SVOCとする。 3.1 マイクロチャンバー(micro chamber) SVOCを測定するための容積630 mLのチャンバー。 3.2 放散試験時捕集量(first-step sampling amount) 室内条件下で放散され,吸着されずにマイクロチャンバー出口で捕集し,測定した特定のSVOCの捕集量。 3.3 加熱脱着時捕集量(second-step sampling amount) 加熱脱着を行ったマイクロチャンバー出口で捕集し,測定した特定のSVOCの捕集量。 3.4 マイクロチャンバー捕集量(micro chamber sampling amount) 放散試験時捕集量と加熱脱着時捕集量との和。 3.5 バックグラウンド捕集量(background sampling amount) 清浄な空気を供給し,試験片を入れないで測定したときのマイクロチャンバー捕集量。 3.6 操作ブランク(operation blank)...09-14 JIS A1904
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JIS A1906:2015 pdfダウンロード。小形チャンバー法による室内空気汚染濃度低減材の低減性能試験法−一定揮発性有機化合物(VOC), 及びホルムアルデヒドを除く他のカルボニル化合物濃度供給法による吸着速度測定 Performance test of sorptive building materials of reducing indoor air pollution with small chamber-Measurement of adsorption flux with supplying constant concentration of contaminant air of VOC and aldehydes without formaldehyde 1 適用範囲 この規格は,JIS A 1901に規定するチャンバーを用いて,建築物の室内空気中の揮発性有機化合物(以下,VOCという。)及びカルボニル化合物を吸着,分解などをすることによって,その汚染濃度を低減する性能をもつ建築材料の,濃度低減性能の測定方法について規定する。ただし,ホルムアルデヒドの濃度低減性能の測定に関しては,JIS A 1905-1で規定する。 なお,この測定方法は建築用ボード類,壁紙,床材,塗材などに適用できる。ただし,紫外線及び可視光線の存在下において分解する触媒作用をもつ材料は,適用しない。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 16000-24:2009,Indoor air−Part 24: Performance test for evaluating the reduction of volatile organic compound (except formaldehyde) concentrations by sorptive building materials(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの 引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 1901 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散測定方法−小形チャンバー法 注記 対応国際規格:ISO 16000-9,Indoor air−Part 9: Determination of the emission of volatile organic compounds from building products and furnishing−Emission test chamber method(MOD) JIS A 1902-1...09-14 JIS A1906
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JIS A1911:2015 pdfダウンロード。建築材料などからのホルムアルデヒド放散測定方法−大形チャンバー法 Determination of the emission of formaldehyde by building materials and building related products-Large chamber method 6.2.1 形状 大形チャンバーの対象化学物質に接する部分は,ステンレス鋼,ガラスなどの吸着が非常に少ない材料で作られたものとし,容積は1 m3を超え80 m3までとする。大形チャンバーは,内部の空気ができる限り混合するよう設計されているものとする。大形チャンバーは,清掃,洗浄作業が容易に行える構造とする。参考として,2 m3大形チャンバーの例を附属書A,14 m3大形チャンバーの例を附属書B,及び24 m3大形チャンバーの例を附属書Cに示す。 大形チャンバーのシール材は,低放散性及び低吸着性のもので,バックグラウンド濃度への影響が小さいものを使用する。 6.2.2 気密性 大形チャンバーは,制御されていない外気と換気することが極力少ないように気密状態とする。したがって,大形チャンバー内は大気圧よりも少し高い気圧で操作し,試験場所による影響を防ぐことが望ましい。 6.2.3 空気の供給装置 大形チャンバーは,換気量を連続的に一定の数値に制御することが可能な装置(流量制御装置など)を備えているものとする。要求事項は7.4による。 6.2.4 設置場所 大形チャンバーは,屋内に設置する。 6.3 かくはん装置 大形チャンバー内の濃度分布を均一にする目的で,かくはんファンを装備することができる。かくはんファンは,清掃,洗浄作業が容易に行える構造とし,低放散性及び低吸着性のもので,バックグラウンド濃度への影響が小さいものを使用する。 6.4 空気清浄装置 大形チャンバーに供給する空気は,できる限り清浄な空気が必要であるため,バックグラウンド濃度の上昇を防ぐために,通常,空気清浄装置を使用する。 6.5 温度・湿度制御装置 大形チャンバー内の空気は,必要温度に制御する。 温度及び相対湿度は,温度・湿度制御システムとは独立して,連続的にモニタリングする。 大形チャンバー内に結露を生じさせたり,加湿のために水をチャンバー内に直接噴霧させたりしないように注意する。 6.6 流量計 大形チャンバーの出口又は入口に流量計を設置し,大形チャンバー内の正確な換気量を測定する。 6.7 空気捕集装置 空気捕集は,大形チャンバー出口空気を用いる。ダクト及びチューブを介して捕集する場合は,その間をできる限り短くし,大形チャンバーと同じ温度に保つ。 なお,ダクト及びチューブの材質は,ポリテトラフルオロエチレン素材など,吸着が非常に少ないものを用いる。 大形チャンバーからの排気は,試験場所から確実に排除する。 空気捕集を二重に行うために,空気捕集用分岐管を使用することもできる。 6.8 試験体・試験片のシール材 想定する放散面以外の面をシールする。シール材は,低放散性及び低吸着性のもので,バックグラウンド濃度への影響が小さいものを使用する。 6.9 試験体・試験片設置用の架台 試験体・試験片は,大形チャンバーの中央に設置することを基本とし,必要に応じて,架台を用いて設置する。使用する架台は,清掃,洗浄作業が容易に行える構造とし,低放散性及び低吸着性のもので,バックグラウンド濃度への影響が小さいものを使用する。 6.10 分析装置 ホルムアルデヒドの分析には,高速液体クロマトグラフ装置(HPLC)を使用する。 分析装置は,JIS A 1962の6.3.1(HPLCシステム)若しくはJIS K 0124の箇条5(装置)によるか,又はこれらと同等以上の精度をもつ装置を用いてもよい。09-14 JIS A1911
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JIS A1912:2015 pdfダウンロード。医療用不織布試験方法 Test methods for nonwoven fabrics of medical use 1. 適用範囲 この規格は,医療の目的で使用される不織布に関する試験方法について規定する。 2. 引用規格 この規格の引用規格を,次に示す。 JIS B 7721 引張試験機 JIS H 4170 高純度アルミニウムはく JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0557 化学分析用の水 JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則 JIS L 0208 繊維用語−試験部門 JIS L 0848 汗に対する染色堅ろう度試験方法 JIS L 0849 摩擦に対する染色堅ろう度試験方法 JIS L 1091 繊維製品の燃焼性試験方法 JIS L 1092 繊維製品の防水性試験方法 JIS L 1093 繊維製品の縫目強さ試験方法 JIS L 1094 織物及び編物の帯電性試験方法 JIS L 1096 一般織物試験方法 JIS L 1099 繊維製品の透湿度試験方法 JIS L 1906 一般長繊維不織布試験方法 JIS P 3801 ろ紙(化学分析用) JIS P 8148 紙及び板紙の拡散照明方式による白色度試験方法(ISO白色度) JIS R 3503 化学分析用ガラス器具 JIS Z 8401 数値の丸め方 JIS Z 8722 色の測定方法−反射及び透過物体色 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS...09-14 JIS A1912
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JIS A1960:2015 pdfダウンロード。室内空気のサンプリング方法通則 Indoor air-General aspects of sampling strategy 1 適用範囲 この規格は,室内空気中の汚染物質のモニタリングを計画することへの手助けとなるように意図されている。 サンプリング方法を検討する前に,何の目的で,いつ,どこで,どれぐらいの頻度で,そしてどのくらいの時間にわたってモニタリングを行うか考える必要がある。これらの質問への答えは,特に,室内環境の個々の状況,サンプリングの目的及びサンプリングする環境によっている。この規格では,これらの因子の有意性を検討し,どのように適切なサンプリング計画を選択するべきかについて提案されている。 この規格は,次に示す室内環境に適用可能である。 住宅の居間,寝室,作業場,娯楽室,地下室,台所及び浴室:空気の汚染物に関して健康と安全検査の適用を受けていない建物(例えば,事務所及び店舗)の中の作業場又は仕事場:公共の建物(例えば,病院,学校,幼稚園,スポーツ室,図書館,レストラン,バー,劇場,映画館及びその他の建物)及び車室内[7]。 注記1 空気汚染に関して,事務所,店舗などの職場は,健康及び安全性調査の監視下におかれる国もある。我が国では,建築物における衛生環境の確保に関する法律(建築物衛生法)によって,延べ面積3 000 m2以上は規制されている。 注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 16000-1:2004,Indoor air−Part 1: General aspects of sampling strategy(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS Q 17025 試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項 3 室内環境の特徴 例えば,測定の結果によって,改修工事の必要性の検討,改修の効果の検証など,測定結果の活用方法は広範囲で重要性をもつので,慎重なサンプリング計画が重要となる。 室内空気の汚染物の測定は,通常,二つの手法のいずれかによって行う。 a) サンプリングは可能な限り扱いやすく,簡易な機器を使って現場で実施する。その後の分析は,実験室で行う。 b) サンプリングと分析を,直読式の測定システムを使って現場で行う。 どんな物質の濃度も常に放散源の強度,人間の活動,換気量,建物外部又は内部の環境の条件,化学反応及び収着反応(例えば,表面材及び家具への収着)によって変化するので,室内環境はほとんど一定していない。放散源と居住者の距離とが短いために,室内環境での人への暴露は重要な問題となる。さらに,室内空気の組成は,室内及び室間で異なるものであり,建物周辺の外気ほど均一ではない。 式(1)は,室内空気において,物質の濃度に影響を与えるパラメータの関係を表したものである。 なお,繊維(アスベスト,人造繊維)などの特殊な場合には,別の条件を考慮する必要がある(ISO 16000-7参照)[8]。 式(1)の左辺は時間における物質の濃度の変化を表す。右辺の最初の二項は放散源からの放散による濃度の増加及び外気の侵入を記述する。他方最後の二つの項は,換気によって,又は部屋の中の繊維製品による化合物の収着のような,除去機構の結果として生じる濃度の減少を表す。 式(1)の最も重要な項は,放散源の強度である。それは,しばしば時間変動が観測されるが,この式では考慮に入れられていない。時間変動が無視できないなら,より複雑な式が必要である。時間とともにどのように強度が変化するかによって,一定の場合と可変的な場合とで放散源強度を区別することができる。そして両方のケースともさらに,規則的な放散か,不規則な放散かに細分化される。連続した発生源の強度は同様に室温,相対湿度と室内気流に依存し,長期間,すなわち,数週間から数箇月オーダーで変化する可能性がある。間欠放散源の放散速度は,一般に,部屋の気候パラメータにはあまり影響を受けず,より短い時間内でしばしば変化する。09-14 JIS A1960
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JIS A1961:2015 pdfダウンロード。室内空気中のホルムアルデヒドのサンプリング方法 Indoor air-Sampling strategy for formaldehyde 1 適用範囲 この規格は,ホルムアルデヒドによる室内空気汚染の測定を計画するときの支援となることを目的としている。室内空気の測定では注意深いサンプリング計画が重要となる1)。それは,測定が,例えば,捕集の効果を調べるものであったりするようにその適用が広範囲に及ぶためである。 注1) この規格は,JIS A 1960で定義された室内環境の定義[2][3]を用いる。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 16000-2:2004,Indoor air−Part 2: Sampling strategy for formaldehyde(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 1960 室内空気のサンプリング方法通則 JIS A 1962 室内及び試験チャンバー内空気中のホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物の定量−ポンプサンプリング JIS A 1963 室内空気中のホルムアルデヒドの定量−パッシブサンプリング ISO 6879:1995,Air quality−Performance characteristics and related concepts for air quality measuring methods Guide to the expression of uncertainty in measurement (GUM), BIPM/IEC/IFCC/ISO/IUPAC/IUPAP/OIML (計測における不確かさの表現のガイド) 3 ホルムアルデヒドの放散源及び放散 室内空気中へのホルムアルデヒドの放散は,内装及び仕上げ材に用いられる特定の木質建材などの使用による場合が多い。 濃度の上昇は,特定の殺虫剤,ペイントの使用など他の製品によっても起こされている。たばこ煙は,影響も大きく経時的に大きく変化するホルムアルデヒドの放散源である。詳細を表B.1に示す。 間欠放散源(例えば,短時間でもホルムアルデヒド含有殺虫剤スプレーを用いた場合)は,使用中及び使用後の短い時間だけではあるが,室内空気中のホルムアルデヒド濃度が増加する。一方,連続した放散源(例えば,室内の仕上げ材に使われたパーティクルボード)は,より長い期間にわたってホルムアルデヒド濃度に影響する。濃度は,室温及び相対湿度にも依存する。図1は,パーティクルボードからのホルムアルデヒド放散に対する湿度及び温度の影響を示す。湿度及び温度が上がることによって,ホルムアルデヒドの放散量はかなり増加する。09-14 JIS A1961
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