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JIS C8109:2016 pdfダウンロード。ネオン変圧器 Luminous-tube transformers 1 一般事項 1.1 適用範囲 この規格は,50 Hz又は60 Hzで1 000 V以下の交流電源で用い,1 000 Vを超え,15 000 V以下の定格無負荷出力電圧を管形冷陰極放電ランプに供給し,安定させる入出力巻線が分離された独立形又は機器組込形の単相変圧器(以下,変圧器という。)について規定する。これらの変圧器は,照明用,電気広告灯用,灯光信号機用又はこれらと同様の目的の機器に用いる。 変圧器の安全性を確実にするため,性能を検査する必要がある。これらの変圧器に用いるランプの特性は,標準化されているので,製造業者が特にランプを指定しない場合,JIS C 7615に規定するランプで試験を行う。 船舶,車両,爆発が起きる可能性がある危険な場所などの特別な状況が優先される場合,特別な組立が必要である。 この規格は,低圧及び高圧のナトリウム灯,高圧の水銀灯,ハロゲンランプ,キセノンランプ,熱陰極管形蛍光灯,コピー機用特殊ランプなどのランプ用又は管用の変圧器には適用しない。 この規格は,単巻変圧器及び電子式変換装置には適用しない。 この規格は,適用範囲に含まれない写真用ランプの変圧器のような,適用範囲の範ちゅうにその特性が含まれ,他のJIS又はIEC規格の対象になっていない変圧器に対する指針としても,役立つものである。 変圧器にコンデンサを内蔵する場合,コンデンサはJIS C 4908に適合しなければならない。 注記1 その他の制限は,各国の国内規格又は配線規定で決められている。 この規格の試験は,形式試験である。受渡試験に関する指針は,附属書Cの規定による。 注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 IEC 61050:1991,Transformers for tubular discharge lamps having a no-load output voltage exceeding 1 000 V (generally called neon-transformers) .General and safety requirements及びAmendment 1:1994(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 1.2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS C 0920 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード) 注記 対応国際規格:IEC 60529:1989,Degrees of protection provided by enclosures (IP Code) JIS C 2134 固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法09-13 JIS C8109
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JIS C8313:2016 pdfダウンロード。配線用つめ付きヒューズ Particular requirements for link-fuses 1 適用範囲 この規格は,周波数50 Hz又は60 Hzの交流250 V以下の,主として電路の保護に用いる各種の配線用及び類似のつめ付きヒューズについて規定する。 この規格は,在来電気設備規定に対応するヒューズについて規定する。 注記1 在来電気設備規定とは,電気事業法に基づく電気設備の技術基準の解釈の第218条の規定を除くものをいう。 この規格を適用する場合,適用するヒューズを適用範囲に含む他の規格と混用してはならない。 注記2 混用できない国際整合規格の例を次に示す。 − JIS C 8269-1 低電圧ヒューズ−第1部:通則 − JIS C 8269-2 低電圧ヒューズ−第2部:専門家用ヒューズの追加要求事項(主として工業用ヒューズ)−標準化されたヒューズシステムA〜K 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS C 8352 配線用ヒューズ通則 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 8352の箇条3(用語及び定義)による。 4 常規使用状態 JIS C 8352の箇条4(常規使用状態)による。 5 定格 5.1 定格電圧,定格電流及び形名 定格電圧,定格電流及び形名は,表1による09-13 JIS C8313
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JIS C8319:2016 pdfダウンロード。配線用栓形ヒューズ Particular requirements for D-type fuses 1 適用範囲 この規格は,周波数50 Hz又は60 Hzの交流600 V以下及び直流750 V以下の,主として電路の保護に用いる各種の配線用及び類似の栓形ヒューズについて規定する。 この規格は,在来電気設備規定に対応するヒューズについて規定する。 注記1 在来電気設備規定とは,電気事業法に基づく電気設備の技術基準の解釈の第218条の規定を除くものをいう。 この規格を適用する場合,適用するヒューズを適用範囲に含む他の規格と混用してはならない。 注記2 混用できない国際整合規格の例を次に示す。 − JIS C 8269-1 低電圧ヒューズ−第1部:通則 − JIS C 8269-2 低電圧ヒューズ−第2部:専門家用ヒューズの追加要求事項(主として工業用ヒューズ)−標準化されたヒューズシステムA〜K 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS C 8352 配線用ヒューズ通則 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 8352の箇条3(用語及び定義)による。 4 常規使用状態 JIS C 8352の箇条4(常規使用状態)による。 5 定格 5.1 定格電圧 定格電圧は,交流又は直流の300 V又は600 Vとする。 5.2 定格電流 定格電流は,表1による。 5.3 定格周波数 JIS C 8352の5.3(定格周波数)による。 5.4 定格遮断容量の級別 JIS C 8352の5.4(定格遮断容量)の限流ヒューズの級別による。 6 分類 JIS C 8352の箇条6(分類)による。 7 性能及び特性 JIS C 8352の箇条7(性能及び特性)による。 8 構造,材質及び寸法 8.1 一般事項 JIS C 8352の8.1(一般事項)による。 8.2 構造 JIS C 8352の8.2(構造)によるほか,次による。 a) ヒューズホルダは,電線を容易に,かつ,確実に接続できる構造とする。 b) ヒューズホルダ裏面の充電部ねじ頭部は,取付面から3 mm以上離し,かつ,その上に75 ℃で軟化しない適量の絶縁性コンパウンドを容易に脱落しないように詰めなければならない。ただし,緩みの生じるおそれがない構造の場合,取付面との距離(図1のG参照)が表2に規定する値を満足するときには,コンパウンドを詰めなくてもよい。09-13 JIS C8319
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JIS C8480:2016 pdfダウンロード。キャビネット形分電盤 Box-type switchgear assemblies for low-voltage distribution purpose 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 3.1 キャビネット形分電盤 主過電流遮断器及び分岐過電流遮断器を基板に集合して取り付け,キャビネット内に収めた分電盤。この中には,主開閉器及び分岐開閉器を併置したもの,並びに電磁接触器などの制御機器又は電力量計を設けたものも含める。 3.2 定格電圧 母線に加わる供給電圧の公称値。 3.3 定格絶縁電圧 回路の絶縁設計で基準となる電圧とし,製造業者が機器又はその部分について指定する線間電圧の実効値。この値は,その絶縁の長時間耐性能力を表す。 3.4 定格電流 連続して通電でき,安全に使用することができる電流。 3.5 基準定格電流 各定格電流を規定するための基準となる電流。 3.6 母線の定格電流 母線に連続して安全に通電することができる電流。 3.7 母線分岐導体の定格電流 母線分岐導体に連続して安全に通電することができる電流。 3.8 分岐導体の定格電流 分岐導体に連続して安全に通電することができる電流。 3.9 定格短時間耐電流 規定の回路条件の下で,規定する短時間,分電盤に通電しても,扉の開放,極度の変形などキャビネットに異常が認められない電流。 3.10 ボックス 分電盤の上下左右の面及び背面を覆う部分。 3.11 前面枠 分電盤の前面を覆うものの中で,ドア及び保護板以外の部分。 3.12 ドア 分電盤の前面にあって,丁番などで支持することで開閉する部分。 3.13 キャビネット ボックス,及び前面枠並びに/又はドアから成り立つもの。 3.14 保護板 ドアを開いた状態で過電流遮断器,開閉器などの取っ手によって開閉操作などを行うとき,外部から充電部に触れることができないよう安全のため,分電盤の前面に設けた覆い。ただし,機器取付けスペース部に設けられた樹脂製カバーなどは,保護板に含めない。 3.15 基板 過電流遮断器,開閉器などの機器を取り付ける枠又は板。 3.16 取っ手舌片 取っ手と連動して動き,ドアが閉じた状態を保つための金具。 3.17 ガタースペース 分電盤内で,外部電線を接続するために要する空間。 3.18 屋内用分電盤 屋内の使用に適する性能をもつ分電盤。 3.19 屋外用分電盤 屋外の使用に適する性能をもつ分電盤。 3.20 露出形分電盤 ボックスの全部又は一部を造営材の面から露出して施設する構造の分電盤。 3.21 埋込形分電盤 ボックスの全部を造営材中に埋め込んで施設する構造の分電盤。 3.22 主過電流遮断器 母線に生じた過電流で,母線を保護する過電流遮断器。主過電流遮断器には,配線用遮断器,漏電遮断器などがある。09-13 JIS C8480
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JIS C62448:2016 pdfダウンロード。マルチメディアのシステム及び機器―マルチメディアの電子出版及び電子書籍―電子出版のための共通フォーマット Multimedia systems and equipment — Multimedia e-publishing and e-books — Generic format for e-publishing 1 適用範囲 この規格は,データ編集者と出版者との間の電子書籍データ交換に用いられるマルチメディア電子出版のための共通フォーマットを規定して,編集可能,拡張可能及び多様な論理構造という多くの出版者要件を満たす。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 IEC 62448:2013,Multimedia systems and equipment−Multimedia e-publishing and e-books−Generic format for e-publishing(IDT) なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ とを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS X 0304 国名コード 注記 対応国際規格 : ISO 3166-1,Codes for the representation of names of countries and their subdivisions−Part 1: Country codes(IDT) JIS X 0412-1 言語名コード−第1部 : 2文字コード 注記 対応国際規格 : ISO 639-1,Codes for the representation of names of languages−Part 1: Alpha-2code(MOD) JIS X 4177-2 文書スキーマ定義言語(DSDL)−第2部 : 正規文法に基づく妥当性検証−RELAX NG 注記 対応国際規格 : ISO/IEC 19757-2,Information technology−Document Schema Definition Language (DSDL)−Part 2:...09-13 JIS C62448
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JIS C62504:2016 pdfダウンロード。一般照明用LED製品及び関連装置の用語及び定義 General lighting-Light emitting diode (LED) products and related equipment -Terms and definitions 3.3 アパーレント光源(apparent source) 網膜傷害に関して規定の評価位置に対して,最も小さな網膜像を結ぶ実物体又は仮想的物体(人間の目の調整範囲を考慮する。)。 注記1 目の調整範囲は100 mmから無限大まで可変であると仮定する。ビーム内の規定の観察位置に対するアパーレント光源の位置は,目が調整して最も危険な放射照度を生成する場所である。 注記2 この定義は,規定の評価位置に対して,波長範囲380 nm〜1 400 nmのレーザー放射の見かけの起点の位置を決定するために用いる。発散角がゼロとみなせる限界において,すなわち,理想的な平行ビームでは,アパーレント光源の位置は,無限遠になる。 3.4 ビーム角(beam angle) ランプ前面の中心を通り,光度が中心光度の50 %となる,光軸を含む一つの平面上の仮想的な二本の線のなす角。 単位:度(°) 注記 この角度は,光軸及び光度が中心光度の50 %となる線とのなす角ではなく,光軸を挟む全角である。 3.5 ビン(bin) LEDダイ及びLEDパッケージの代表特性の付近において,色度,測光量,放射量及び/又は電気特性によって区分する範囲。 3.5A CIE平均化LED光度(CIE averaged LED intensity) LEDパッケージの先端を頂点として,測光軸を頂点から下ろした垂線とし,これを中心線とする円すい内の光束を,円すいの底面に対応する立体角について平均した光度。 単位:カンデラ(cd) 注記1 単位は,ルーメン毎ステラジアン(lm・sr−1)で表す場合がある。 注記2 この定義は,発光部の大きさが受光面の大きさを超えない範囲において,LEDパッケージ及びLEDモジュールについて適用することができる。 注記3 上記の円すいの底面面積(すなわち,受光面積)を100 mm2としたとき,立体角と測光軸及び円すいの頂角との関係は,次のとおりである。 a) 立体角0.001 srとなる測光軸の距離は316 mmで,円すいの頂角は約2°である。 b) 立体角0.01 srとなる測光軸の距離は100 mmで,円すいの頂角は約6.5°である。 なお,CIE 127ではa)を“状態(コンディション)A”,b)を“状態(コンディション)B”09-13 JIS C62504
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JIS D3651:2016 pdfダウンロード。ディーゼル機関−高圧燃料噴射管アッセンブリ− 一般要求事項及び寸法 Diesel engines-High-pressure fuel injection pipe assemblies- General requirements and dimensions 1 適用範囲 この規格は,ディーゼル機関に使用する,一体形及び接合形60°内側円すい形体を用いた高圧燃料噴射管(以下,噴射管という。)アッセンブリ及び組み噴射管セットに対する寸法並びに一般要求事項について規定する。 この規格で引用される一体形及び接合形60°内側円すい形体結合部の寸法は,JIS D 3609による。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 13296:2012,Diesel engines−High-pressure fuel injection pipe assemblies−General requirements and dimensions(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 0209-1 一般用メートルねじ−公差−第1部:原則及び基礎データ JIS D 3609 ディーゼル機関−高圧燃料噴射装置に用いる60°内側円すい形体の結合端部 注記 対応国際規格:ISO 2974,Diesel engines−60 degree female cones for high-pressure fuel injection components(MOD) JIS D 0116-4 ディーゼル機関−燃料噴射装置の用語−第4部:高圧管及び結合端部 注記 対応国際規格:ISO 7876-4,Fuel injection equipment−Vocabulary−Part 4: High-pressure pipes and end-connections(IDT) JIS D 3607-1 ディーゼル機関−高圧燃料噴射管の鋼管−第1部:冷間仕上継目無単層鋼管の要求事項 注記 対応国際規格:ISO 8535-1,Diesel engines−Steel tubes for high-pressure fuel injection pipes−Part 1: Requirements for seamless cold-drawn single-wall tubes(MOD) JIS D 3607-2 ディーゼル機関−高圧燃料噴射管の鋼管−第2部:複合鋼管の要求事項 注記 対応国際規格:ISO 8535-2,Compression-ignition...09-13 JIS D3651
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JIS D9111:2016 pdfダウンロード。自転車−分類,用語及び諸元 Cycles-Classification,terminology and essential characteristics 1 適用範囲 この規格は,自転車の分類,用語及び定義並びに諸元について規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 4210-1:2014,Cycles−Safety requirements for bicycles−Part 1: Terms and definitions ISO 8090:1990,Cycles−Terminology(全体評価:MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 自転車の分類 自転車の分類及び部分分類は,次による。 a) 分類 自転車の分類は,表1による。小分類に掲げたものを,車種という。各自転車の例を,図1〜図10に示す。09-13 JIS D9111
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JIS D9414:2016 pdfダウンロード。自転車−ブレーキ Bicycles-Brakes 1 適用範囲 この規格は,主にJIS D 9111に規定する一般用自転車及び幼児用自転車に用いるブレーキについて規定する。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 1481-2 建材製品中のアスベスト含有率測定方法−第2部:試料採取及びアスベスト含有の有無を判定するための定性分析方法 JIS B 0205-1 一般用メートルねじ−第1部:基準山形 JIS B 0205-2 一般用メートルねじ−第2部:全体系 JIS B 0205-3 一般用メートルねじ−第3部:ねじ部品用に選択したサイズ JIS B 0205- 4 一般用メートルねじ−第4部:基準寸法 JIS B 0209-1 一般用メートルねじ−公差−第1部:原則及び基礎データ JIS B 0209-2 一般用メートルねじ−公差−第2部:一般用おねじ及びめねじの許容限界寸法−中(はめあい区分) JIS B 0209-3 一般用メートルねじ−公差−第3部:構造体用ねじの寸法許容差 JIS B 0225 自転車ねじ JIS D 9111 自転車−分類,用語及び諸元 JIS D 9301 一般用自転車 JIS D 9302 幼児用自転車 JIS D 9412 自転車−ハンドル JIS D 9418 自転車−フリーホイール及び小ギヤ JIS D 9419 自転車−ハブ JIS H 8610 電気亜鉛めっき JIS H 8617 ニッケルめっき及びニッケル−クロムめっき JIS K 5600-5-4 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第4節:引っかき硬度(鉛筆法) 3 形状及び寸法 ブレーキの形状の例及び主な寸法を,図1〜図8に示す。ただし,許容差の記入がない寸法は,推奨寸法とする。ねじは,JIS B 0225によるもののほかは,JIS B 0205-1〜JIS B 0205-4の規定による。それらのねじの限界寸法及び公差は,JIS B 0209-1〜JIS B 0209-3に規定する公差域クラスの6H/6g以上とする。 なお,バンドブレーキのドラム,内拡(ないかく)ブレーキのドラム及びディスクブレーキのディスクをハブに取り付ける部分のねじは,受渡当事者間の協定によってJIS D...09-13 JIS D9414
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JIS F7399:2016 pdfダウンロード。船舶及び海洋技術−船用油タンク非常遮断弁 Ships and marine technology-Oil tank emergency shut-off valves for ships 6 材料 遮断弁の材料は,次による。 a) 弁箱,蓋,弁体,弁座及び弁棒は,図5による。規定材料を使用する部品は,部品名称に太字で示す。 b) その他の材料は,一般に,図5による。 7 検査 7.1 一般検査 遮断弁の一般検査は,JIS F 7400によって,次のa)〜e)について行う。 a) 材料検査 b) 外観検査 c) 寸法検査 d) 組立検査 e) 耐圧検査 次の試験圧力で行う。 1) 弁座水漏れ検査 タンク接続側から0.2 MPa 2) 弁箱水圧検査 0.7 MPa 7.2 作動検査 遮断弁の作動検査は,弁の全開状態において弁箱に水を充満させ,レバーを引き上げて弁が閉鎖することを確認し,また,タンク接続側から0.1 MPaの試験圧力を加えたとき異常があってはならない。 なお,空気式の場合は,0.3 MPaの圧縮空気をシリンダ内に投入し,ピストンが確実に作動することによって弁が閉鎖することを確認する。 7.3 ばね検査 遮断弁のばね検査は,JIS F 0503,JIS B 2704-2及びJIS B 2704-3による。 8 製品の呼び方 遮断弁の呼び方は,規格の名称若しくはその略号又は規格番号並びに呼び径及び種類による。 例 呼び径25でA1W形のもの 船用油タンク非常遮断弁25A1W形若しくはFES 25 A1W又はJIS F 7399-25A1Wワイヤ式のレバーの配置を示す略号呼び径を示す船用油タンク非常遮断弁を示す略号 9 表示 9.1 弁箱の表面に次の事項を表示する。 a) 呼び径 例 25 b) 流れの方向 c) 製造業者又はその略号 d) 製造年又はその略号 9.2 呼び圧力5Kと10Kとではフランジ寸法が異なるため,その識別としてフランジ外周部に5K又は10Kの文字を刻印する。若しくは弁箱に5K又は10Kを鋳出しで表示する。09-13 JIS F7399
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