• JIS C6820:2018 pdfダウンロード。光ファイバ通則 General rules of optical fibers 1 適用範囲 この規格は,光伝送用の光ファイバ素線,光ファイバ心線及び光ファイバコードの一般事項について規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 IEC 60793-1-1:2017,Optical fibres−Part 1-1: Measurement methods and test procedures−General and guidance IEC 60793-2:2015,Optical fibres−Part 2: Product specifications−General(全体評価:MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 なお,光ファイバの構造関連用語,伝送特性関連用語及び測定関連用語を,附属書JAに示す。 2.1 光ファイバ(optical fiber) 誘電体で作られた,光を伝送する繊維。 注記 裸光ファイバ,光ファイバ素線,光ファイバ心線及び光ファイバコードの総称をいう。 2.2 裸光ファイバ(bare optical fiber) ガラスコア及びガラスクラッドだけからなる光ファイバ。 2.3 光ファイバ素線(optical fiber) 裸光ファイバのガラスクラッドに直接1層,2層若しくは着色層を含む複数層からなるプラスチックの1次被覆を施した石英系光ファイバ,コアを石英系ガラスとしクラッドをプラスチックとする光ファイバ,又はコア及びクラッドを共にプラスチックとする光ファイバ。 注記 通常,石英系光ファイバの1次被覆は,ガラスクラッド表面を保護するため,裸光ファイバを紡糸するときに同時に施される。 2.4 1次被覆(primary coating) 裸光ファイバの表面が外界の物体と直接接触して微小きずが発生するのを防ぐため,裸光ファイバに密着して施す被覆。 2.5 2次被覆(secondary coating) 光ファイバ心線の取扱い時又はケーブル化時の外傷からの保護を目的として,補強及び取扱いを容易にするために光ファイバ素線の上に施す被覆。 2.6 光ファイバ心線(jacketed optical fiber) ガラスをコアとする光ファイバ素線の単心又は複数心に2次被覆を施した光ファイバ。 注記 この2次被覆は,光ファイバ心線を取り扱う(ケーブル化を含む。)ときの外傷からの保護を目的として施される。 2.7 光ファイバコード(optical fiber cord) 光ファイバ心線上又は全プラスチックマルチモード光ファイバ素線上にプラスチックシースを施した,抗張力体のある光ファイバ。 3 分類 3.1 一般事項 光ファイバは,伝搬モード数によって大別し,さらに,3.2〜3.5のように分類する。 3.2 マルチモード光ファイバ マルチモード光ファイバは,材質又は屈折率分布によって分類する。表1に材質による分類,表2に屈折率分布による分類を示す。表3にマルチモード光ファイバの分類記号及び種類を示す。
    09-07
  • JIS B9212:2018 pdfダウンロード。刈払機用回転刈刃 Bush cutter saws 1 適用範囲 この規格は,主として農林業において小径木又は雑草の刈払い作業に使用する刈払機の回転刈刃(以下,刈刃という。)について規定する。ただし,い草用などの特殊用途のものは除く。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 4053 切削用超硬質工具材料の使用分類及び呼び記号の付け方 JIS B 7420 限界プレーンゲージ JIS B 7502 マイクロメータ JIS B 7503 ダイヤルゲージ JIS B 7507 ノギス JIS B 7516 金属製直尺 JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験−試験機及び圧子の検証及び校正 JIS G 4401 炭素工具鋼鋼材 JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験−試験方法 3 種類 刈刃は,その使用目的で種類分けし,下刈・草刈用及び草刈用の2種類とする。下刈とは,小径木及びかん木を含む雑草の刈払いをいう。 なお,刈刃にはその形状の違いによって丸のこ刃,切込刃及び超硬チップ付き刈刃(以下,超硬チップソーという。)がある。丸のこ刃及び超硬チップソーは下刈ができる刈刃で,切込刃は主に草刈用である。 4 超硬チップソーの区分 超硬チップソーの区分は,超硬チップの刃形,あさりの有無及び目立て(研磨)処理の有無によって,表1のとおり区分する。区分別の刃形の例を図1に例示する。 5 形状・寸法 刈刃の形状・寸法は,表2による。 なお,丸のこ刃及び切込刃には窓穴1) が,あってはならない。 注1) 軽量化又は意匠デザインで本体にあけた穴。切れ込み及びスリットは含まない。
    09-07
  • JIS B8396:2018 pdfダウンロード。油圧−シリンダ−往復動用ピストン及び ロッドシールのハウジング−寸法及び許容差 Hydraulic fluid power-Cylinders-Dimensions and tolerances of housings for single-acting piston and rod seals in reciprocating applications 1適用範囲 この規格は,油圧往復動用のシリンダに使用されるピストン及びロッドシールのハウジング寸法及び許容差について規定する。寸法の範囲は,次とする。 シリンダ内径寸法:16 mm〜500 mm ロッド径寸法:6 mm〜360 mm この規格は,次の四つのタイプのハウジングに適用する。 − Aタイプ 弾性体のシールを保持するために,溝加工をするか又は押さえ板を使用するピストンシールのハウジング(図1及び表1参照)。 − Bタイプ 弾性体のシールを保持するために,溝加工をしたはめ込み形(コンパクトシリーズ JIS B 8367-2)ピストンシールのハウジング(図2及び表2参照)。 − Cタイプ 弾性体のシールを保持するために,溝加工をするか又は押さえ板を使用するロッドシールのハウジング(図3及び表3参照)。 − Dタイプ 弾性体のシールを保持するために,溝加工をしたはめ込み形(コンパクトシリーズ JIS B 8367-2)ロッドシールのハウジング(図4及び表4参照) 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 5597:2010,Hydraulic fluid power−Cylinders−Dimensions and tolerances of housings for single-acting piston and rod seals in reciprocating applications(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 0031 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状の図示方法 注記 対応国際規格:ISO 1302,Geometrical Product Specifications (GPS)−Indication of surface texture in technical product documentation JIS B 0051 製図−部品のエッジ−用語及び指示方法 注記 対応国際規格:ISO 13715,Technical drawings−Edges of undefined shape−Vocabulary...
    09-07
  • JIS B8301:2018 pdfダウンロード。遠心ポンプ,斜流ポンプ及び 軸流ポンプ−試験方法 Rotodynamic pumps-Hydraulic performance acceptance tests-Grades 1, 2 and 3 1 適用範囲 この規格は,遠心ポンプ,斜流ポンプ及び軸流ポンプ(以下,単にポンプという。)の受渡試験について規定する。この規格は,いかなる大きさのポンプ及び5.7.1 Aで規定する常温清水の特性をもついかなる揚液に対して適用してもよい。 この規格は,ポンプの構造及びその機械的特性に関係しない。 この規格では,三つの許容幅の異なる等級(等級1,等級2及び等級3)がある。等級1には三つの受渡等級(1B,1E及び1U),等級2には二つの受渡等級(2B及び2U),等級3には一つの受渡等級(3B)がある。 そのほかに,軸動力が10 kW未満のポンプには許容幅が異なるものがあり,その他の受渡等級として,羽根車外径低減をしないポンプでは附属書JAの受渡等級3Jを選択してもよい。 この規格は,ポンプ単体又はポンプの一部とみなせる接続配管を含むポンプのいずれにも適用できる。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 9906:2012,Rotodynamic pumps−Hydraulic performance acceptance tests−Grades 1, 2 and 3(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。) を適用する。 JIS B 0131 ターボポンプ用語 注記 関連する国際規格としてISO 17769-1及びISO 17769-2がある。 JIS B 8327 模型によるポンプ性能試験方法 JIS Z 8000-1 量及び単位−第1部:一般 ISO 2186,Fluid flow in closed conduits−Connections for pressure signal transmissions between primary and secondary elements ISO 7194,Measurement of fluid flow in closed conduits−Velocity-area methods of flow measurement in swirling or asymmetric flow conditions in circular ducts by means of current-meters or Pitot static...
    09-07
  • JIS B8124:2018 pdfダウンロード。ガスエンジンを原動機とするコージェネレーションパッケージの構成機器の要求事項 Requirements of the components of the gas engine driven cogeneration package 1 適用範囲 この規格は,都市ガスを燃料とするガスエンジン(以下,エンジンという。)を原動機とし,発電出力が200 kW以上,かつ,電圧が高圧仕様のコージェネレーションパッケージ(以下,パッケージという。)の構成機器の要求事項について規定する。 なお,発電出力が200 kW未満でも電圧が高圧仕様である場合には,この規格を適用することが望ましい。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 0108-1 往復動内燃機関−用語−第1部:機関設計及び運転用語 JIS B 0108-2 往復動内燃機関−用語−第2部:機関保全用語 JIS B 0149 エンジン駆動発電セット用語 JIS B 8009-10 往復動内燃機関駆動発電装置−第10部:空気音の測定方法 JIS B 8121 コージェネレーションシステム用語 JIS B 8122 コージェネレーションユニットの性能試験方法 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0108-1,JIS B 0108-2,JIS B 0149及びJIS B 8121による。 4 構成 4.1 パッケージの構成要素 パッケージは,エンジン駆動発電装置,燃料供給装置,制御盤,排熱回収装置,排気系統装置,エンクロージャなどの要素で構成する(図1参照)。 各構成要素は,次による a) エンジン駆動発電装置は,主に次の機器で構成する。 − エンジン − 発電機 − エンジン始動装置 b) 燃料供給装置は,主に次の機器で構成する。 − ガス遮断弁 − ガス調圧弁 − ガス圧縮機(エンジン運転に都市ガス供給圧以上のガス圧が必要な場合) c) 制御盤は,主に次の機器で構成する。 − 発電機盤 − 遮断器盤 − エンジン制御盤 − 始動盤 − 補機盤 ただし,一部の機器は別置きの場合がある。 d) 排熱回収装置は,主に次の機器で構成する。 − 温水ボイラ又は蒸気ボイラ − 温水熱交換器 −...
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  • JIS B2809:2018 pdfダウンロード。ワイヤグリップ U-bolt wire rope grips 1 適用範囲 この規格は,ワイヤロープの締付けに用いる鍛造製ワイヤグリップ(以下,グリップという。)について規定する。 注記 鋳造製ワイヤグリップは適用範囲外であるが,参考として附属書A及び附属書Bに示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 0148 巻上機−用語 JIS B 0209-1 一般用メートルねじ−公差−第1部:原則及び基礎データ JIS B 0415 鋼の熱間型鍛造品公差(ハンマ及びプレス加工) JIS B 1051 炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質−強度区分を規定したボルト,小ねじ及び植込みボルト−並目ねじ及び細目ねじ JIS B 1052-2 炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質−第2部:強度区分を規定したナット−並目ねじ及び細目ねじ JIS B 1181 六角ナット JIS B 1256 平座金 JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材 JIS G 3525 ワイヤロープ JIS H 0401 溶融亜鉛めっき試験方法 JIS H 8641 溶融亜鉛めっき 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0148による。 4 種類 グリップの種類は,ワイヤロープの公称径によって表1のとおり区分する。 種類を表す記号は,製造方法が鍛造であることを示す記号F及び表1で区分するロープの公称径に対応する数字によって示す。 5 性能 5.1 保持性能 保持性能は,10.1の試験を行ったとき,次の各項目に適合しなければならない。 a) 保持力で3分間保ったとき,2本のワイヤロープ間の滑り量は3 mm以下でなければならない。 b) 保持力を取り除いてグリップを取り外したとき,ワイヤロープの素線の切断及びグリップのねじ部その他の各部に割れ及び損傷があってはならない。 5.2 めっき性能 めっき性能は,10.2の試験を行ったとき,JIS H 8641の表2(付着量及び硫酸銅試験回数)に規定する硫酸銅試験回数を繰り返しても終止点に達してはならない。 6 構造,形状及び寸法 6.1 構造 グリップは,本体,Uボルト及び六角ナットで構成する。 六角ナットは,JIS B 1181の附属書JAに規定する1種の六角ナット又はJIS B 1181に規定する六角ナット−Cとする。1種の六角ナットを使用する場合は,面取りをしていない側が本体に接触するようにねじ込まなければならない。六角ナット−Cを使用する場合は,JIS B 1256に規定する平座金の小形又は並形を併用しなければならない。 6.2 形状 グリップの形状は,図1及び図2による。
    09-07
  • JIS B1856:2018 pdfダウンロード。一般用台形歯形歯付ベルト伝動−ベルト及びプーリ Synchronous belt drives-Imperial pitch trapezoidal profile system- Belts and pulleys 1 適用範囲 この規格は,一般に用いる動力伝動用の継ぎ目のない輪形の台形歯形歯付ベルト(以下,ベルトという。)及びベルトとかみ合う歯付プーリ(以下,プーリという。)のうち,切削加工によるプーリについて規定する。ただし,自動車用のベルト及びプーリは除く。 なお,焼結によって製造するプーリ及びテーパブッシュを用いて軸に固定する形式のプーリについても,この規格を準用するのがよい。 注記1 歯付ベルトを使用する伝動装置を適正かつ経済的に設計するための情報を,参考として附属書JAに示す。 注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 19347:2015,Synchronous belt drives−Imperial pitch trapezoidal profile system−Belts and pulleys(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 0102-1 歯車用語−第1部:幾何形状に関する定義 JIS B 0601 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状:輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメータ JIS B 1757-4 歯車測定機の評価方法−第4部:球基準器を用いたピッチ測定 JIS B 1859 歯付きベルト伝動−用語 JIS B 7502 マイクロメータ JIS B 7507 ノギス 3 用語,記号及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 1859及びJIS B 0102-1によるほか,次による。 3.1 ベルトに関連する用語 3.1.1 基準長さ 基準歯ピッチ(mm)にベルト歯数を乗じた値。 3.1.2 呼び長さ ベルトの長さを表す代表的寸法。種類がMXL,XXL及びDMXLの場合は,ベルト歯数。種類がXL,L,H,XH,XXH,DXL,DL及びDHの場合は,基準長さLp(mm)を2.54で除し小数点第1位を五捨六入した値。 3.1.3 呼び幅 ベルトの軸方向の幅を表す代表的寸法。種類がMXL,XXL及びDMXLの場合は,ベルト基準幅(mm)。種類がXL,L,H,XH,XXH,DXL,DL及びDHの場合は,ベルト基準幅(mm)を0.254で除し小数点第1位を四捨五入した値。 3.1.4 片面歯付ベルト 図1 a) に示す片面に歯をもつベルト。 3.1.5 両面歯付ベルト 図1 b) に示す両面に歯をもつベルト。
    09-07
  • JIS B1811:2018 pdfダウンロード。伝動用ローラチェーン及びリーフチェーンの 疲労試験方法 Fatigue test method for transmission precision roller chains and leaf chains 1 適用範囲 この規格は,伝動用ローラチェーン及びリーフチェーン(以下,チェーンという。)の疲労試験方法について規定する。この規格の試験は,部分片振り引張りで,室温で実施し,チェーンの長手方向に張力を負荷した場合に適用できる。また,この規格は,試験結果の統計的解析の手順を指定するとともに,疲労試験結果及び解析結果を提示するための形式並びに要点を規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 15654:2015,Fatigue test method for transmission precision roller chains and leaf chains(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 1801 伝動用ローラチェーン及びブシュチェーン 注記 対応国際規格:ISO 606:2015,Short-pitch transmission precision roller and bush chains, attachments and associated chain sprockets JIS B 1804 リーフチェーン 注記 対応国際規格:ISO 4347:2015,Leaf chains, clevises and sheaves−Dimensions, measuring forces, tensile strengths and dynamic strengths JIS B 1812 チェーン,スプロケット及び附属品−用語 3 記号,用語及び定義 この規格で用いる主な記号,用語及び定義は,JIS B 1812によるほか,表1による。また,繰返し試験に用いる張力の例を図1に示す。 4 試験目的 試験は,JIS B 1801の附属書JC(1列チェーンの最小動的強度)及びJIS B 1804の附属書JC[リーフチェーン(AL系を除く。)の最小動的強度]に参考で記載している最小動的強度を満たすかどうかを確認するため,又はチェーンのF-N(張力−繰返し数)線図に示す疲労特性を決定するために行う。 なお,最小動的強度を満たすかどうかの確認には適合試験を,疲労特性の決定には組合せ試験を行う。また,チェーン長さに対する疲労強度の推定について,参考として附属書Aに示す。 5 試験装置 5.1 試験機 試験片に負荷する最大張力は,試験機の最大能力の10 %〜100 %とする。 試験は,試験片の長手方向に正弦波張力を与える能力をもつ機械で実施する。 試験片に損傷を与えるような温度上昇を引き起こさない試験周波数を選ばなければならない。...
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  • JIS B1803:2018 pdfダウンロード。伝動用及び搬送用ダブルピッチローラチェーン Double-pitch precision roller chains for transmission and conveyors 1 適用範囲 この規格は,伝動及び搬送に用いるダブルピッチローラチェーン及びA系アタッチメントの特性について規定する。 なお,ダブルピッチローラチェーンに関連するスプロケット及びB系アタッチメントについては参考情報として,附属書JA及び附属書JBに記載する。A系ダブルピッチローラチェーンの呼び番号は,対応国際規格の呼び番号と異なる。A系ダブルピッチローラチェーンのJISと対応国際規格との呼び番号対比表を附属書JCに記載する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 1275:2006,Double-pitch precision roller chains, attachments and associated chain sprockets for transmission and conveyors(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。 これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 1801 伝動用ローラチェーン及びブシュチェーン 注記 対応国際規格:ISO 606,Short-pitch transmission precision roller and bush chains, attachments and associated chain sprockets JIS B 1812 チェーン,スプロケット及び附属品−用語 JIS B 7502 マイクロメータ JIS B 7507 ノギス B 7721 引張試験機・圧縮試験機−力計測系の校正方法及び検証方法 JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法 JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験−試験方法 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 1812によるほか,次による。 3.1 ダブルピッチローラチェーン(double-pitch roller chain) JIS B 1801に規定するローラチェーンのピッチを2倍にしたローラチェーン。プレートをひょうたん形にしたものを伝動用ダブルピッチローラチェーンといい,小判形にしたものを搬送用ダブルピッチローラチェーンという。 3.2 リンク(link) チェーンを構成する単位要素の総称。この規格では,記号Lで表す。 3.3 小形ローラ形内リンク(inner link with small rollers)...
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  • JIS B1200:2018 pdfダウンロード。締結用部品−フランジ付き六角溶接ナット Fasteners-Hexagon weld nuts with flange 1 適用範囲 この規格は,ねじの呼びがM5〜M16の並目ねじ及び呼び径が8 mmから16 mmまでの細目ねじで,部品等級Aのフランジ付き六角溶接ナット(以下,ナットという。)について規定する。 この規格で規定するナットは,JIS B 1051に基づく機械的性質の強度区分10.9以下のボルトに用いる。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 21670:2014,Fasteners−Hexagon weld nuts with flange(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 0101 ねじ用語 JIS B 0205-4 一般用メートルねじ−第4部:基準寸法 注記 対応国際規格:ISO 724:1993,ISO general-purpose metric screw threads−Basic dimensions(IDT) JIS B 0209-3 一般用メートルねじ−公差−第3部:構造体用ねじの寸法許容差 注記 対応国際規格:ISO 965-3:1998,ISO general purpose metric screw threads−Tolerances−Part 3: Deviations for constructional screw threads(IDT) JIS B 1010 締結用部品の呼び方 JIS B 1021 締結用部品の公差−第1部:ボルト,ねじ,植込みボルト及びナット−部品等級A,B及びC 注記 対応国際規格:ISO 4759-1:2000,Tolerances for fasteners−Part 1: Bolts, screws, studs and nuts−Product grades A, B and C(IDT) JIS B 1042 締結用部品−表面欠陥 第2部:ナット 注記 対応国際規格:ISO 6157-2:1995,Fasteners−Surface discontinuities−Part 2: Nuts(IDT) JIS...
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