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JIS S3242:2019 pdfダウンロード。家庭用逆浸透膜浄水器 Household reverse osmosis water purifiers 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 3802,JIS S 3201及びJIS S 3241によるほか,次による。 3.1 常時受圧形逆浸透膜浄水器 逆浸透膜浄水器のうち,給水栓,その他の給水装置の一次側又は給水管に取り付けて常時圧力が浄水器に作用するもの。連続式及び透過水タンク式のものがある。 3.2 稼動時受圧形逆浸透膜浄水器 逆浸透膜浄水器のうち,給水栓,その他の給水装置の二次側に取り付けて常時圧力が浄水器に作用しないもの。使用の都度給水装置から水道水が供給される構造のもの。連続式及び透過水タンク式のものがある。 3.3 給水タンク形逆浸透膜浄水器 水道の給水管,給水栓などに接続しないで使用する逆浸透膜浄水器で,使用する給水が貯留タンクなどに一時的に貯留され,使用の都度装置が作動するもの。連続式及び透過水タンク式のものがある。 3.4 連続式逆浸透膜浄水器 常時受圧形逆浸透膜浄水器及び稼動時受圧形逆浸透膜浄水器で,得られた透過水がタンクなどに貯留されることなく浄水器から連続的に供給されるもの。 3.5 透過水タンク式逆浸透膜浄水器 常時受圧形逆浸透膜浄水器,稼動時受圧形逆浸透膜浄水器及び給水タンク形逆浸透膜浄水器で,得られた透過水をタンクなどに貯留してタンクから透過水が供給されるもの。透過水タンクが大気に開放される構造及び密閉式の構造のものがある。 3.6 排水流量調整弁 逆浸透膜によって分離された濃縮排水の水量を一定量とするための水量調整弁。 3.7 能力に限界のあるろ材 逆浸透膜以外の浄水能力に限界のあるろ材。 3.8 給水タンク容量及び透過水タンク容量 逆浸透膜浄水器への給水を貯留する給水タンク及び透過水を貯留する透過水タンクに貯留している水量のうち実際に使用できる水量。満水状態から吐水されなくなるまでの実水量。 3.9 回収効率 透過水タンク式逆浸透膜浄水器のうち密閉式透過水タンクをもつものにおいて,透過水タンクを空の状態から満水まで貯水するときの回収率と,一定量使用した状態から満水まで貯水するときの回収率との平均値。この規格では,一定量は装置が再度運転開始する容量で最低を250 mLとしている。吐水口空間保持用具 透過水及び濃縮排水のための配管を設置する場合,適切な吐水口空間の保持を確実にするための用具。ホースのホルダ,サポート用具などを含む。 3.11 吐水口空間保持代替用具 濃縮排水を排水管などに直接放流する場合など,適切な吐水口空間を取ることが困難な場合に使用する吐水口空間の保持と同等の性能をもつ用具。 3.12 貯留タンク 逆浸透膜浄水器が装備する,給水タンク及び透過水タンクに対しての呼称。 3.13 加圧ポンプ 逆浸透作用を起こすために必要な圧力を逆浸透膜にかけるためのポンプ。 3.14 逆浸透膜浄水器本体 附属する貯留タンク,供給水流入口の一次側に設置される逆流防止装置を含む浄水器の全体。 3.15 浄水器に使用する用具 逆浸透膜浄水器本体を使用するときに必要となる用具。これには,透過水の吐水用具(透過水蛇口など)及び稼動時受圧形逆浸透膜浄水器に使用する給水切換用具(給水切換弁など)を含む。 4 種類 逆浸透膜浄水器の種類は,表1による。 それぞれの種類の浄水器の構造(ブロック図)の例を,図1に示す。また,それぞれの逆浸透膜浄水器については,加圧ポンプをもつもの又はもたないものがある。09-06 JIS S3242
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JIS S6005:2019 pdfダウンロード。シャープペンシル用芯 Leads for mechanical pencils 1 適用範囲 この規格は,JIS S 6013に規定するシャープペンシルに用いる黒芯(以下,シャープ用芯という。)及び色芯(以下,シャープ用色芯という。)について規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO/FDIS 20318-2:2018, Mechanical pencils and leads for general use−Classification, dimensions, quality and test methods−Part 2: Black leads(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 7502 マイクロメータ JIS B 7507 ノギス JIS B 7516 金属製直尺 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0116 発光分光分析通則 JIS K 0121 原子吸光分析通則 JIS K 8180 塩酸(試薬) JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則 JIS L 0804 変退色用グレースケール JIS L 0841 日光に対する染色堅ろう度試験方法 JIS L 0842 紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法 JIS L 0843 キセノンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 3.1 シャープ用芯(black lead) 黒の色材(例えば,黒鉛),結合剤(例えば,有機重合体,粘土)などからなる固体筆記材。この芯は,消去可能な線を描画できる。 3.2 シャープ用色芯(color lead) 顔料・染料,油脂・ろう,体質材,結合剤などからなる固体筆記材。 3.3 硬度記号(hardness degree) シャープ用芯に用いる区分記号。6B〜9Hに至るまで芯の硬さが増加し,9H〜6Bに至るまで線の濃さが増加していくことを表す。中心硬度はHBである。...09-06 JIS S6005
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JIS T0404:2019 pdfダウンロード。持続的血液ろ(濾)過器のインビトロ血栓性試験方法 Method for in vitro thrombogenicity testing for continuous haemofilters 持続的血液ろ(濾)過器の血栓性を,インビトロで試験する方法について規定。使用環境を模擬した血液循環回路を使用して,第一に血液接触後のろ過器入口圧の測定による回路循環時間(ライフタイム)の評価,及び第二にろ過器への血栓の付着状態を評価するための試験方法を規定。09-06 JIS T0404
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JIS T1021:2019 pdfダウンロード。医用差込接続器 Hospital grade outlet-sockets and plugs 1 適用範囲 この規格は,医用電気機器と周波数50 Hz又は60 Hzの交流100 Vの電路との接続に使用する医用差込接続器について規定する。ただし,この規格には,マルチタップ及びコードコネクタボディは含まず,また,床取付用,防水形,防爆形など特殊用途の医用差込接続器も含まない。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS C 3306 ビニルコード JIS C 3307 600 Vビニル絶縁電線(IV) JIS C 3612 600 V耐燃性ポリエチレン絶縁電線 JIS C 8303 配線用差込接続器 JIS C 8306 配線器具の試験方法 JIS T 0601-1 医用電気機器−第1部:基礎安全及び基本性能に関する一般要求事項 JIS T 1022 病院電気設備の安全基準 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 8303及び JIS T 0601-1によるほか,次による。 3.1 医用差込接続器 医用電気機器の電源を接続するための差込接続器。医用コンセント及び医用差込プラグの総称。 3.2 医用コンセント JIS T 1022の3.3(医用コンセント)による。 3.3 医用差込プラグ 医用電気機器に用いる差込プラグ。刃及びコード(キャブタイヤケーブルを含む。) の接続部を絶縁物で覆った外郭などから構成され,これを手に持ってプラグ受に抜差しするもの。 4 定格,極数,種類及び極配置 定格,極数,種類及び極配置は,表1による。ただし,一体成形の医用差込プラグの定格電流は,取り付けたコード(キャブタイヤケーブルを含む。以下同じ。)の太さ(導体公称断面積)に従い,表2による。09-06 JIS T1021
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JIS T3251:2019 pdfダウンロード。気道用吸引カテーテル Suction catheters for use in the respiratory tract 1 適用範囲 この規格は,可とう(撓)性材料で作られ,気道内の物質の吸引を使用目的とする閉鎖式吸引カテーテルを含む吸引カテーテル(以下,吸引カテーテルという。)について規定する。 先曲吸引カテーテル(例えば,クード吸引カテーテル)及び採取容器付き吸引カテーテルは,特殊吸引カテーテルとはみなさず,この規格を適用する。 可燃性麻酔ガス又は薬剤,及びレーザー又は電気手術機器とともに使用する吸引カテーテルには,この規格を適用しない。 注記1 ISO/TR 11991 [5] 参照。 注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 8836:2014,Suction catheters for use in the respiratory tract(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。) は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS T 0307:2004 医療機器−医療機器のラベル,ラベリング及び供給される情報に用いる図記号 JIS T 0601-1:2017 医用電気機器−第1部:基礎安全及び基本性能に関する一般要求事項 注記1 対応国際規格:IEC 60601-1:2005,Medical electrical equipment−Part 1: General requirements for basic safety and essential performance及びAmendment 1:2012(MOD) 注記2 対応国際規格では,IEC 60601-1:2005だけを記載していたが,最新版とし,対応するJIS についても最新版を引用することとした。 JIS T 0841-1 最終段階で滅菌される医療機器の包装−第1部:材料,無菌バリアシステム及び包装システムに関する要求事項 注記 対応国際規格:ISO 11607-1,Packaging for terminally sterilized medical devices−Part 1: Requirements for materials, sterile barrier systems and packaging systems(IDT) JIS T 0841-2 最終段階で滅菌される医療機器の包装−第2部:成形,シール及び組立プロセスのバリデーション09-06 JIS T3251
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JIS T6528:2019 pdfダウンロード。歯科矯正床用レジン Dental orthodontic base resins 1 適用範囲 この規格は,動的矯正装置及び静的矯正装置の両方に用いる歯科矯正床用レジン(ポリマー及びコポリマー)(以下,レジンという。)について規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 20795-2:2013,Dentistry−Base polymers−Part 2: Orthodontic base polymers(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 7502 マイクロメータ JIS B 7507 ノギス JIS R 6253 耐水研磨紙 JIS T 0993-1 医療機器の生物学的評価−第1部:リスクマネジメントプロセスにおける評価及び試験 JIS T 6001 歯科用医療機器の生体適合性の評価 ISO 1942,Dentistry−Vocabulary 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,ISO 1942によるほか,次による。 3.1 常温重合レジン(autopolymerizable materials) 65 ℃未満の温度で外部エネルギーなしに重合を開始するレジン。 3.2 光重合レジン(light activated polymers) 可視光,紫外光など外部照射源によるエネルギーを照射して,重合を開始させるレジン。 3.3 熱可塑性レジン(thermoplastic material) 加熱すると軟化して型で成形できるようになり,その後,冷えると硬化状態に戻るレジン。 4 種類 レジンの種類は,次による。 タイプ1:常温重合レジン タイプ2:光重合レジン タイプ3:熱可塑性レジン 5 要求事項 5.1 硬化前のレジン 5.1.1 液 液は,次による。 a) 一般的性質 液は,粉末と相溶性のあるものでなければならない。 b) 均一性 液は,6.3によって試験したとき,きょう(夾)雑物又は沈殿物があってはならない。 5.1.2 粉末,ペースト及びペレット 粉末,ペースト及びペレットは,6.3によって試験したとき,きょう雑物があってはならない。 5.2 硬化後のレジン 5.2.1 生体適合性 生体適合性は,JIS T 0993-1及びJIS T 6001によって生物学的安全性を評価する。 5.2.2 表面特性 表面特性は,次による。 a)...09-06 JIS T6528
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JIS X33020:2019 pdfダウンロード。情報技術−プロセスアセスメント− プロセス能力のアセスメントのための プロセス測定フレームワーク Information technology-Process assessment- Process measurement framework for assessment of process capability 1 適用範囲 この規格は,ISO/IEC 33003の要求事項に従って,プロセス能力のアセスメントを支援するプロセス測定フレームワークについて規定する。プロセス測定フレームワークは,JIS X 33002[3]の要求事項に従ってプロセス能力のアセスメントを実施する際の,ISO/IEC 33004[4]に適合するプロセスアセスメントモデルを構築するために使用できる枠組みを提供する。この規格及び関連する規格では,プロセス能力とは,プロセスが現在の事業目標又は予測される事業目標を一貫して満たす能力に関連するプロセス品質特性である。 この規格が定義するプロセス測定フレームワークは,次による。 a) 自己アセスメントを促進する。 b) プロセス改善及びプロセス品質判定に使用するための基盤を提供する。 c) 全ての適用分野及びあらゆる大きさの組織に適用できる。 d) 一連のプロセス(能力)属性の評定(プロセスプロファイル)を生成する。 e) プロセス能力水準を導出する。 注記1 この規格は,ソフトウェア又は情報分野が対象である。 注記2 著作権の放棄:この規格の利用者は,プロセスアセスメントモデル又は成熟度モデルの一部として5.2,5.3,5.4及び5.6を複製して,意図した目的のために使用できるようにしてもよい。 注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO/IEC 33020:2015,Information technology−Process assessment−Process measurement framework for assessment of process capability(IDT) なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS X 33001 情報技術−プロセスアセスメント−概念及び用語 注記 対応国際規格:ISO/IEC 33001,Information technology−Process assessment−Concepts and terminology ISO/IEC 33003,Information technology−Process assessment−Requirements for process measurement frameworks 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS X 33001によるほか,次による。 3.1 プロセス能力(process capability) 現在の事業目標又は予測される事業目標を達成するためのプロセス能力の特徴付け。 3.2 プロセス能力水準(process capability level) プロセス能力の順序測定尺度におけるプロセスの特徴付け。09-06 JIS X33020
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JIS Z4325:2019 pdfダウンロード。環境γ線連続モニタ Equipment for continuously monitoring gamma radiation in the environment 1 適用範囲 この規格は,原子力施設及び放射線施設(以下,施設という。)の敷地内,敷地境界,周辺地域などの野外で用いられ,50 keV〜7 MeVの環境γ線の空気吸収線量率,空気カーマ率又は周辺線量当量率を連続的に監視する,据置形,可搬形又は移動形の環境γ線モニタ(以下,モニタという。)について規定する。ただし,事故時又は緊急時の線量率の監視に関わる特別な性能は,規定しない。 この規格は,熱ルミネセンス線量計,光刺激ルミネセンス線量計,ガラス線量計などの受動形線量計には適用しない。また,この規格は,β線及び中性子の監視には適用しない。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 IEC 61017:2016,Radiation protection instrumentation−Transportable, mobile or installed equipment to measure photon radiation for environmental monitoring(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS C 0920 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード) 注記 対応国際規格:IEC 60529,Degrees of protection provided by enclosures (IP Code) JIS C 60068-2-75 環境試験方法−電気・電子−第2-75部:ハンマ試験(試験記号:Eh) 注記 対応国際規格:IEC 60068-2-75,Environmental testing−Part 2-75: Tests−Test Eh: Hammer tests JIS C 61000-4-2 電磁両立性−第4-2部:試験及び測定技術−静電気放電イミュニティ試験 注記 対応国際規格:IEC 61000-4-2,Electromagnetic compatibility (EMC)−Part 4-2: Testing and measurement techniques−Electrostatic discharge immunity test JIS C 61000-4-3 電磁両立性−第4-3部:試験及び測定技術−放射無線周波電磁界イミュニティ試験 注記 対応国際規格:IEC 61000-4-3,Electromagnetic compatibility (EMC)−Part 4-3: Testing and measurement techniques−Radiated, radio-frequency,...09-06 JIS Z4325
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JIS Z8828:2019 pdfダウンロード。粒子径解析−動的光散乱法 Particle size analysis-Dynamic light scattering (DLS) 1 適用範囲 この規格は,主に液中に分散したサブミクロンの粒子,エマルション又は気泡の平均流体力学径及び粒子径分布の測定に動的光散乱(DLS)法を用いる方法について規定する。DLS法は,準弾性光散乱(QELS)法又は光子相関(PCS)法とも呼ばれる。 なお,PCS法とは,DLS法の測定手法の一つである。 この規格は,粒子の希薄懸濁液から濃厚懸濁液まで幅広い測定条件に適用できる。濃厚懸濁液でのDLS法の測定原理は,希薄懸濁液の場合と基本的に同じである。しかしながら,濃厚懸濁液の測定では,特別な装置構成及び試料調製が必要となる。高粒子濃度では,粒子間相互作用及び多重散乱の影響が大きくなり,希薄懸濁液の場合と異なる見かけの粒子径が求まることになる。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 22412:2017,Particle size analysis−Dynamic light scattering (DLS)(IDT) なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS Z 8819-1 粒子径測定結果の表現−第1部:図示方法 注記 対応国際規格:ISO 9276-1,Representation of results of particle size analysis−Part 1: Graphical representation JIS Z 8819-2 粒子径測定結果の表現−第2部:粒子径分布からの平均粒子径又は平均粒子直径及びモーメントの計算 注記 対応国際規格:ISO 9276-2,Representation of results of particle size analysis−Part 2: Calculation of average particle sizes/diameters and moments from particle size distributions 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 注記1 粉体の粒子特性評価に関する用語は,JIS Z 8890を参照。 注記2 ISO及びIECでは標準化で用いる用語集を整備し,次のアドレスに記載されている。 − IECの用語はhttp://www.electropedia.org/で参照できる。 − ISOのオンライン参照アドレスはhttp://www.iso.org/obpである。 3.1 粒子(particle) 物理的境界をもった小さな物体(ISO 26824の1.1参照)。 注記1 物理的な境界は,界面とも記載される。 注記2 粒子は一つの塊として運動する。 3.2 平均流体力学径,DLSx(average hydrodynamic diameter) 基礎となる粒子径分布の代表値に対応する流体力学直径。 注記1 平均粒子径は,粒子径分布の計算なしに直接的に決定するか,又は計算機で求めた光強度基準,体積基準及び個数基準の粒子径分布から若しくは近似(変換)した頻度関数から計算する。 注記2 キュムラント法では散乱光強度基準の調和平均径を与え,場合によっては“z平均径”と呼ぶ。...09-06 JIS Z8828
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JIS Z9112:2019 pdfダウンロード。蛍光ランプ・LEDの光源色及び演色性による区分 Classification of fluorescent lamps and light emitting diodes by chromaticity and colour rendering property 1 適用範囲 この規格は,一般照明用の蛍光ランプ(以下,蛍光ランプという。),並びにLEDモジュール,電球形LEDランプ及びGX16t-5口金付直管LEDランプ(以下,LEDという。)の光源色及び演色性による区分について規定する。 なお,この規格は,上記以外のLED光源,LED照明器具,有機エレクトロルミネッセンス(EL)光源,有機EL照明器具などにも準用することができる。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS C 62504 一般照明用LED製品及び関連装置の用語及び定義 JIS Z 8113 照明用語 JIS Z 8724 色の測定方法−光源色 JIS Z 8726 光源の演色性評価方法 JIS Z 8781-3 測色−第3部:CIE三刺激値 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8113及びJIS C 62504によるほか,次による。 3.1 広帯域発光形蛍光ランプ(broad band fluorescent lamp) 発光スペクトルが可視波長域全体にわたっており,主な発光の半値幅がおよそ50 nmを超える蛍光ランプ。 3.2 狭帯域発光形蛍光ランプ(narrow band fluorescent lamp) 発光スペクトルを一つ以上の特定の狭い波長帯域(半値幅がおよそ50 nm以下)に集中させた蛍光ランプ。 4 蛍光ランプの光源色による区分 4.1 光源色による種類 蛍光ランプの光源色は,JIS Z 8781-3の箇条7(色度座標)によるXYZ表色系における色度によって,昼光色,昼白色,白色,温白色及び電球色の5種類に区分する。 4.2 色度範囲 昼光色,昼白色,白色,温白色及び電球色の色度範囲は,xy色度図上においてそれぞれ表1に示す色度座標の点を結ぶ四辺形とする(図1参照)。ただし,演色性が普通形で白色の環形蛍光ランプの色度範囲は,(0.399 3,0.413 1),(0.384 9,0.366 8),(0.365 6,0.390 5),(0.358 4,0.349 9)の4点が結ぶ四辺形とする。 5 LEDの光源色の区分 5.1 光源色による種類 LEDの光源色は,XYZ表色系における色度によって,昼光色,昼白色,白色,温白色及び電球色の5種類に区分する。 5.2 色度範囲 昼光色,昼白色,白色,温白色及び電球色の色度範囲は,xy色度図上においてそれぞれ表2に示す色度座標の点を結ぶ四辺形とする(図2参照)。09-06 JIS Z9112
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