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JIS A0204
  • JIS A0204:2008 pdfダウンロード。地質図−記号,色,模様,用語及び凡例表示 Geological map- Symbols, colors, patterns, terms, and presentation of legend 1 適用範囲 この規格は,地質図の記号,色,模様,用語及び凡例表示について,異なる作成者,異なる利用者,異なる場所,及び異なる出力形式の間で,地質図の記号,色,模様,用語及び凡例表示に関するデータの管理方法(定義,記述,表記及び表示法を含む。)について規定する。 地質図,地理調査などに基づいて作成される主題図には,この規格を適用しない。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 710-1:1974,Graphical symbols for use on detailed maps, plans and geological cross-sections−Part 1: General rules of representation ISO 710-2:1974,Graphical symbols for use on detailed maps, plans and geological cross-sections−Part 2: Representation of sedimentary rocks ISO 710-3:1974,Graphical symbols for use on detailed maps, plans and geological cross-sections−Part 3: Representation of magmatic rocks ISO 710-4:1982,Graphical symbols for use on detailed maps, plans and geological cross-sections−Part 4: Representation of metamorphic rocks ISO 710-5:1989,Graphical symbols for use on detailed maps, plans and geological cross-sections−Part 5:...
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  • JIS A0204:2012 pdfダウンロード。地質図−記号,色,模様,用語及び凡例表示 Geological map Symbols, colors, patterns, terms, and presentation of legend 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS Z 8312 製図−表示の一般原則−線の基本原則 JIS Z 8321 製図−表示の一般原則−CADに用いる線 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 3.1 地質図 表層を覆う土壌及び草木以外の地殻表面の岩石[未固結の砕せつ物(砕屑物)も含む。]を,その種類又は岩相(堆積相,変成相,変形相なども含む。)と年代とで区別し,それらの分布,構造,累重関係などを示した図。狭義には地形図などを基図とし,岩石の種類又は岩相の境界面と地形面との交線で分布を示し,その他の地質学的属性を地形面上に投影して示した図であるが,広義には地質図(狭義)のほか鉛直地質断面図,水平地質断面図など地質学的属性を示した図を地質図と呼ぶ。この規格では広義の地質図を,単に地質図と定義する。 3.2 地質断面図 岩石の種類,岩石の分布,その他の地質学的属性を仮想的な断面に投影した図。 3.3 記号群 地質図に用いる記号,文字記号,色,模様などを含む一連の記号。 3.4 凡例 地質図に用いる記号群及びその説明を,一定の規則に従って配列したもの。 3.5 存在確実度 断層,地層境界などの存在の確かさを示す尺度。この規格では,位置正確度を問わない場合には“確認”と“推定”とに,位置正確度と組み合わせて細分する場合には“確実”と“不確実”とに分けて存在確実度を示す。ここで,“確認”と“確実”,“推定”と“不確実”は,それぞれ同義ではあるが,基準が異なる区分体系であることが分かるように異なる表記とする。“確認”と“確実”は,存在することが確かである場合に用いる形容的表現である。“推定”と“不確実”は,その存在を露頭などで確認することはできないが,論理的に推定できる場合に用いる形容的表現である。 3.6 位置正確度 断層,地層境界などの位置の正確さを示す尺度。この規格では,位置正確度を“位置正確”,“位置ほぼ正確”及び“位置推定”に分け,これに“位置伏在”を加えて示す。“位置正確”とは,露頭などでその位置がほぼ連続的に確認でき,その連続性において定義したある範囲(信頼区間内)にその位置を限定できる場合に用いる。“位置ほぼ正確”は,“位置正確”よりも信頼区間の範囲が広い,ある一定の範囲内に位置を限定できる場合に用いる。“位置推定”は,“位置ほぼ正確”とした範囲内に境界の位置を限定できない場合に用いる。断層,地層境界などの位置が地質図の投影面に露出していない場合は,“位置伏在”とする。 なお,断層,地層境界などの地質学的属性に幅又は厚みがある断層帯,漸移帯の位置正確度を表現する場合は,断層帯,漸移帯などの中心面又は特徴的な面を基準にして信頼区間を設ける。 3.7 伏在 地層・岩体などの境界,断層などが,地層・岩体などに覆われ,基準面に露出しない状態を示す形容的表現。伏在境界,伏在断層など,伏在する地質学的属性の位置正確度は特定しない。 なお,地層・岩体などの境界,断層などを位置正確度によって細分する場合,位置正確度の区分である“位置正確”,“位置ほぼ正確”及び“位置推定”に“位置伏在”を加えて伏在を表現する。 3.8 地質学的属性 地層・岩体の境界線,地質構造,地層・岩体から産出する岩石・鉱物・化石,地下資源など地層・岩体を特徴付ける要素又はそれらの総称。 3.9 基準面 地形面,垂直断面,水平断面など,地質学的属性の分布を投影する面。 3.10 地層・岩体の区分単位 一定の概念でくくられる地層・岩体の階層を示す単位。 3.11 付加体 海洋プレートが島弧又は陸弧の下に沈み込むときに,島弧側又は陸弧側にくさび状に付加された地層・岩体。 4 地質図に用いる記号群 4.1 一般的事項 地質図に用いる記号群は,数値地質図における任意の拡大縮小を考慮し,地質図に用いるそれぞれの記号,文字記号及び模様について基準となる形態を規定するが,記号の大きさ,文字記号の大きさ,書体,模様の太さ及び密度については規定しない。ただし,記号,文字記号及び模様は,この規格で規定された形態の相似形でなければならない。また,この規格の記号の形状を描く線の基本原則は,JIS Z 8312及びJIS Z 8321による。
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