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JIS A1106:2006 pdfダウンロード。コンクリートの曲げ強度試験方法 Method of test for flexural strength of concrete 1 適用範囲 この規格は,3等分点載荷法による硬化コンクリート供試体の曲げ強度試験の試験方法について規定する1)。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 1920-4:2005,Testing of concrete−Part 4: Strength of hardened concrete(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 注1) 中央点載荷法については,附属書JAに示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 1132 コンクリートの強度試験用供試体の作り方 注記 対応国際規格: ISO 1920-3,Testing of concrete−Part 3: Making and curing test specimens JIS B 7721 引張試験機・圧縮試験機−力計測系の校正方法及び検証方法 3 供試体 供試体は,次のとおりとする。 a) 供試体は,JIS A 1132によって作製する。また,供試体は,所定の養生が終わった直後の状態で試験が行えるようにする2)。 なお,試験を行う供試体の材齢が指定されていない場合は,1週,4週及び13週,又はそのいずれかとする。 注2) コンクリートの強度は,供試体の乾燥状態及び温度によって変化する場合もあるので,所定の養生が終わった直後の状態で試験を行う必要がある。 b) 供試体に損傷又は欠陥があり,試験結果に影響を及ぼすと考えられるときは,試験を行わないか,又はその内容を記録する。 なお,供試体の寸法が必要な場合には,供試体の長さ,幅及び高さを測定する。 4 装置 装置は,次のとおりとする。 a) 試験機 試験機は,JIS B 7721の箇条7(試験機の等級)に規定する1等級以上のものとする。 b) 3等分点載荷装置 3等分点載荷するための装置は,3等分点荷重を鉛直に,かつ,偏心しないように加えることができ,また,供試体を設置したときに安定がよく,しかも,十分な剛性をもつものとする。支承は,2個の載荷ローラと2個の支持ローラとからなり,供試体の軸方向の自由変位が可能なものとする3)。ローラは全て鋼製とし,直径20〜40 mmの断面をもち,供試体の幅より少なくとも10 mm以上長いものとする。また,1個を除き全てのローラは,その軸を中心に回転でき,かつ,供試体軸直角方向に対して傾斜できるものとする。 図1は,試験装置の一例を示したものである。 注3) 実際の載荷装置は,例えば,上部加圧装置を試験機のクロスヘッドにつり下げるピンなどが必要である。ローラの替わりに船底形接点を使用してもよい。中央点載荷法に用いる載荷装置については,JA.2に示してある。09-21 JIS A1106
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JIS A1106:2018 pdfダウンロード。コンクリートの曲げ強度試験方法 Method of test for flexural strength of concrete 1 適用範囲 この規格は,3等分点載荷法による硬化コンクリート供試体の曲げ強度試験の試験方法について規定する1)。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 1920-4:2005,Testing of concrete−Part 4: Strength of hardened concrete(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 注1) 中央点載荷法については,附属書JAに示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 1132 コンクリートの強度試験用供試体の作り方 注記 対応国際規格:ISO 1920-3,Testing of concrete−Part 3: Making and curing test specimens JIS B 7721 引張試験機・圧縮試験機−力計測系の校正方法及び検証方法 3 供試体 供試体は,次のとおりとする。 a) 供試体は,JIS A 1132によって作製する。また,供試体は,所定の養生が終わった直後の状態で試験が行えるようにする2)。 なお,試験を行う供試体の材齢が指定されていない場合は,1週,4週及び13週,又はそのいずれかとする。 注2) コンクリートの強度は,供試体の乾燥状態及び温度によって変化する場合もあるので,所定の養生が終わった直後の状態で試験を行う必要がある。 b) 供試体に損傷又は欠陥があり,試験結果に影響を及ぼすと考えられるときは,試験を行わないか,又はその内容を記録する。 なお,供試体の寸法が必要な場合には,供試体の長さ,幅及び高さを測定する。 4 装置 装置は,次のとおりとする。 a) 試験機 試験機は,JIS B 7721の箇条7(試験機の等級)に規定する1等級以上のものとする。 b) 3等分点載荷装置 3等分点載荷するための装置は,3等分点荷重を鉛直に,かつ,偏心しないように加えることができ,また,供試体を設置したときに安定がよく,しかも,十分な剛性をもつものとする。支承は,2個の載荷ローラと2個の支持ローラとからなり,供試体の軸方向の自由変位が可能なものとする3)。ローラは全て鋼製とし,直径20〜40 mmの断面をもち,供試体の幅より少なくとも10 mm以上長いものとする。また,1個を除き全てのローラは,その軸を中心に回転でき,かつ,供試体軸直角方向に対して傾斜できるものとする。 図1は,試験装置の一例を示したものである。 注3) 実際の載荷装置は,例えば,上部加圧装置を試験機のクロスヘッドにつり下げるピンなどが必要である。ローラの替わりに船底形接点を使用してもよい。中央点載荷法に用いる載荷装置については,JA.2に示してある。09-10 JIS A1106
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