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JIS A1181
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JIS A1181:2005 pdfダウンロード。レジンコンクリートの試験方法 Test methods for polymer concrete 1. 適用範囲 この規格は,レジンコンクリートの試験方法について規定する。 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 8610 建設用機械及び装置―コンクリート内部振動機 JIS B 7721 引張・圧縮試験機―力計測系の校正・検証方法 JIS Z 1702 包装用ポリエチレンフィルム JIS Z 8401 数値の丸め方 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。 a) レジンコンクリート 結合材に液状レジンを用いて粗骨材・細骨材及び充てん材を結合したコンクリート。ポリマーコンクリートともいう。 b) 結合材 接着性をもたない骨材などの粒子間に介在して接着性を発現し,一体化するための材料。 c) 充てん材 レジンコンクリートの強度,作業性,耐久性などの性質を改善するために添加する不活性な粉体物質。 備考 添加によって作業に好都合な流動性を得ることができ,反応熱による昇温を制御して,可使時間を延長するなどの効果がある。 d) 液状レジン 液状高分子物質,又はそれらを変性した物質であって,開始剤又は硬化剤と混合することによって硬化して固体となるもの。 参考 不飽和ポリエステル樹脂,エポキシ樹脂,アクリル樹脂,ビニルエステル樹脂などがある。 e) 開始剤 液状レジンの硬化反応を開始させる物質。触媒ともいう。 f) 硬化剤 液状レジンを硬化させるために,開始剤よりも多量に添加し,硬化して得られるポリマーの一部に取り込まれる物質。 g) 促進剤 液状レジンの硬化反応に際して,開始剤又は硬化剤の作用を促進させる物質。 h) 離型剤 成形品の製造に当たり,その離型を容易にするために型枠に塗布若しくは焼付ける物質(外部離型剤),又は成形材料にあらかじめ添加する物質(内部離型剤)。 i) 可使時間 結合材に開始剤又は硬化剤を添加したときから,液状レジンが硬化反応を開始し,レジンコンクリートが流動性を失って作業性がなくなるまでの時間。 j) 養生 レジンコンクリートを打ち込んだ後,結合材の硬化を助けるための操作。 4. 試験の一般条件 試験の一般条件は,次による。 a) 試験室の状態 試験室の状態は,特に規定がない限り,温度20±2 ℃,相対湿度70 %以下とする。この温度及び相対湿度以外とする場合は,その値を記録する。 b) 数値の丸め方 測定値・計算値の数値の丸め方は,JIS Z 8401の規則Aによる。 5. レジンコンクリートの作製 試験室におけるレジンコンクリートの作製は,次による。 a) 材料の準備 材料の準備は,次による。 1) 試験に用いるすべての材料は,あらかじめ試験室内に入れ,室温と等しくなるようにする。 2) 液状レジン,硬化剤などの液体材料は,容器に密閉しておく。骨材及び充てん材は,含水率が0.5 %以下の均一な乾燥状態となるように調整し,それぞれの粒度及び含水率が変化しないように,適切な容器に入れておく。 3) 粗骨材・細骨材は,分離するおそれがある場合には,それぞれ2種類又はそれ以上の粒群に分けて準備する。 b) 材料の計量 材料の計量は,次による。 1) 各材料は,質量で別々に計量する。ただし,粘度の低い液体は容積で計量してもよい。 2) 計量は,1回の計量分の0.5...09-25 JIS A1181
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